花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

吹上浜を見守る恵比須さん 2017/12/27 (鹿児島)

2017-12-28 17:21:48 | 吹上浜
12月27日(水)、今年も残りわずかとなりました。
日置に出かけ実家掃除などすませ、砂山の恵比須さんに手を合わせました。

寒さが続く吹上浜日置海岸 (以下の画像は12月27日撮影)


実家に行くと毎回ここから観察撮影しています。撮影データに撮影時刻、シャッター速度、絞りなどが表示されるので記録性があります。

砂山からの南側風景 日差しはあるが風が冷たい


同じく北側の風景


遠くに野間岳


11月下旬に近所のHさんが急逝し、一緒に浜を眺めキス釣りをする人が少なくなり寂しいことです。兄弟同様に育ち、退職後に再び子供の頃に戻ったような付き合いをしていましたので残念です。

浜に広がる砂紋


浸食が進んだ砂山


海から吹き上げる砂が堆積すれば浸食された砂山が回復するのでしょうが、相当な年数が必要でしょう。砂浜と波打ち際の高低差は1m程度でしょうか、大潮時には砂山に波が迫っています。

冬場は北西の季節風が続き、海岸線に対して斜めに波が砕けるため砂山が直接波に浸食されることは少ないです。風が強いほど波頭が砕けるため高波が砂山まで駆け上がることはまずありません。

砂山を侵食するのは台風による大きなウネリや高潮です。来年はさらに砂山の浸食が進むのではと危惧しています。

恵比須さんが祭られた砂山へ


昭和後期までは兼業の漁師さん数名が、ここから船外機付きの小型漁船で出漁していました。砂山の浸食で発動機による船の引き揚げができなくなり船揚場は廃止されました。小船をつなぐロープの丸柱一本だけが今も残っています。

風化が進んだ恵比須さん


地引網漁が盛んだった昭和20年代後半に寄進された恵比須さんです。ここ数年で風化が進み、にこやかな表情が次第に失われてきました。背後にはきれいな松林がありましたが今は枯れてしまいました。

東シナ海を見守る恵比須さん


今年はキスが殆ど釣れず、キス網漁船をほとんど見かけませんでした。日置海岸で遊び程度にキス釣りをする私の感想ですが、海岸に近づく群が特に少なかったのでしょう。

吹上浜は南北に長いので場所によって釣果に違いがあります。また、熱心な遠投派釣師はかなり好調だったとも聞きました。農作業に疲れて浜に行かなかった日に釣れたのかも知れません。

北側先端にいちき串木野市の羽島地区が見えます。日置海岸から川内原発までは直線距離で30㎞程度、福島のような恐ろしいことが起こりませんように。来年は今年よりもキスが釣れますように、米、塩、焼酎をお供えして祈願しました。

雲が作り出す風景


身近な風景ですが冬場は特に海上の雲の変化が面白く、印象的な写真が写せます。気象条件を選んでじっくり粘れば面白いところですが、冬場はとにかく寒いです。

この日は海上の雲が少なめでしたが、雲が多い日には雲間から海面を照らす光(薄明光線)がきれいです。天使の梯子などと言われる現象です。風が強いほど砂浜にはきれいな砂紋が広がり、穏やかな日には海鵜、カモメなど海鳥の群が見られます。
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収穫に感謝 今年の野菜作り 2017/12/25 (鹿児島)

2017-12-25 14:33:05 | 野菜作り
今年も残りわずかとなりました。
この一年の野菜作りを振り返ってみたいと思います。

霜の降りた畑 12月22日 左側は収穫せずに残した唐芋


鹿児島市の自宅から車で45分ほどの日置市日吉町日置に実家が残っています。吹上浜までは150m程度です。実家のすぐ近くに畑を少し借りて夏場を中心に野菜作りをしています。

畑は一部が竹藪に戻っていて冬場に少しずつ開墾しています。周囲は草藪でもあり耕作面積は200平方メートル(60坪)程度です。

えんどう豆(右側) 左はソラマメ


・周囲の畑よりも成長が遅かったが4月に良く伸びて順調な収穫

ソラマメ 左奥はえんどう豆


・アブラムシが付いたが薬剤防除一回だけでその後被害なし
・伸びた枝が風で倒れかかったが枯れることなく収量は良

ジャガイモ 中ほどの列


・今年もメークインを植えましたが全般に小粒

唐芋(サツマイモ)


・苗の成長が遅れて全般に植え付けが遅れた
・後半に植えた個所は活着不良で殆ど収穫なし
・試験的な大量施肥個所は不作
・来シーズン種芋用に一部は収穫せず畝に残す

キュウリ


・初期の管理がうまくいかず茎が出過ぎたが多くの収穫
・追加で植えた個所は収穫少なく8月上旬に枯れる

苦瓜(ゴーヤー)


・昨年と同程度に茂るが収量は少なめ
・8月中旬には枯れた

ナス


・溝施肥と収穫期以後は2週間ごとの追肥が効果的
・秋ナスも順調で11月下旬まで収穫できた

オクラ


・種を2回直播したが発芽せず苗を植えこむ
・生育は順調で適量を収穫

大根


・古い種を蒔いたが発芽せず新しい種を蒔く
・順調に生育し今も畑で伸び続ける

気がかりな太陽光発電所構想

太陽光発電所候補地 11月7日


候補地北側の国道270号から見た風景です。画面外の右側が吹上浜方向です。小さな川が流れ昔は水田があり、南側の傾斜地は大名竹の竹藪が広がっています。私の借りている畑は画面外左奥に隣接しています。この一帯を買い上げて太陽光発電所を建設する構想が11月に提示されました。

業者による地権者調査、土地処分意向の打診が始まっているようです。名義人が亡くなって相続関係者が多数に及ぶ土地、関係者の連絡先確認中の所もあり計画の実現性は判りません。

タケノコを採取する以外には使い道のないような竹藪ですが、古くから防風林として周辺の住宅と農地を守ってきました。竹は昭和30年代にはイリコ作りや風呂の燃料になり、現在も農業資材として使われています。全ての竹林が伐採され太陽光発電所に一変すれば、私の野菜作りにも大きな影響が出そうで大変気がかりです。
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冬至 えんどう豆の管理 2017/12/22 (鹿児島)

2017-12-23 11:49:26 | 野菜作り
12月22日(金)は冬至、鹿児島市の日の出は7時14分。
日置の実家に行き、近くの野菜畑でえんどう豆の管理をしました。

穏やかな吹上浜 (以下の画像は12月22日撮影)


弱い北風が吹いていますが寒さは和らぎ海は穏やかです。砂浜に漂着した杉の半分ほどが砂に埋もれてきました。

砂山にはびこるナルトサワギク


野菊よりも小さな黄色の花を沢山咲かせています。特定外来生物に指定されている有毒植物です。タンポポのような小さな種が風で飛ばされ、年々増殖しています。

こちらは畑の小菊


大半が花の盛りを過ぎましたが、一部遅咲きの品種が咲き始めています。

成長の遅いえんどう豆


15~20センチに成長して蔓も少し出ています。徒長すると寒さで傷みやすいため、今の時期はこれくらいが良いようです。3月から4月にかけては驚異的な成長ぶり、まさに童話のジャックと豆の木並みです。

周囲を漁網で囲う


漁網は海岸に漂着したものです。砂に埋もれて全体を掘り起こすことはできず、ようやく切り取った一部です。枠の支柱は流木と周辺竹藪から切り出した竹です。

寒さが厳しくなり餌不足の野鳥が2月頃にかけて野菜畑に襲来します。えんどう豆は好物のようで半日もせずに葉が全て食べ尽くされるほどです。収穫が殆ど望めなくなるため面倒ですが漁網をかけて食害を防いでいます。

鳥除けネットは細いものが市販されていますが、カスミ網のように小鳥が引っ掛かることがあります。小鳥の命を奪うのは本意ではないので、重くて面倒ですが漁網を使っています。

えんどう豆の支柱


市販のネットを張って栽培することもできますが、周辺に豊富にある竹を使っています。細かな枝をえんどう豆の蔓がしっかりつかみます。竹の枝は広がりがあるので、豆の茎が縦横に伸びやすく成長を助けます。

葉が残る山桜


山桜にはまだ葉が残っていました。昔母が好きで近所の井戸側の小苗を移植したものです。3月中旬には花と若葉がきれいです。

吹上浜日置海岸の夕暮れ 17時12分


漁網を広げて棚の上に掛ける作業にてこずりました。久しぶりに夕方まで農作業をして夕日を見ることができました。

夕日は久多島の少し南側に沈んでいきました。22日の鹿児島の日の入りは17時19分、方位は242.8度(方角は西南西)でした。
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今季3回目の干柿作り 2017/12/11 (鹿児島)

2017-12-11 17:21:35 | 日記
早いもので師走も中旬です。
今日は季節風の強い中で今季3回目の干柿作りをしました。

12月11日 NHK朝の天気情報 鹿児島も季節風が強い


12月11日 NHK6時半のニュース


初回の干柿作り 11月8日


前日に木からちぎった柿をもらいました。皮むき後にカビ防止のため焼酎(25度を5:5の水割)を表面に掛けて干しました。

初回の干柿 出来上がり 11月16日


枝先で成熟が進んでいたので2日ほどですぐに萎んできました。7日ほどで芯も柔らかくなったため冷蔵庫に取り込みました。表面まで柔らかくて生の食味も残り美味、すぐに食べ終わりました。

2回目の干柿作り 11月16日


11月15日、日置市伊集院町の物産館で愛媛産渋柿を見つけました。税込み10個で580円を2袋購入。10袋以上も平積みされ、40個ほど入った箱もあり出回り始めのようでした。

初回よりも柿が大きいため二重にした針金ハンガーに吊るしました。ハンガーを使うことで場所移動、雨天の室内取込みがしやすくなりました。

2回目の干柿 出来上がり 12月1日


12日目頃に急に萎みました。説明書に一月ほど干すと書かれていたので、干し続けたところ表面が固くなりしわが目立ってきました。夜中に雨が降り出して表面が湿り、小さな虫も飛んできて一部では数ミリ程度のカビが出たため冷蔵庫に取り込みました。

雨に濡らさず芯まで柔らかくなった時点で取り込めばよかったと反省。干柿用に市販されているだけあって、糖度が高く味は抜群です。食べる前には熱湯をかけ軽く洗いますので、表面の傷みなどは気になりません。

3回目の干柿作り 以下の画像は12月11日に撮影


2回目の反省を生かしてもう一度干柿作りに着手しました。12月9日に量販店のダイレックスで愛媛産渋柿20個を税込み1059円で購入。

品種はこれまでと同じ愛宕柿と思われます。熟度が平均的で良型、一個当たり250gほど。大きなものでは300gでした。地元産の柿でも干柿は可能でしょうが、干しあがりに小さくなりすぎること、皮がむきにくいのが難点と思われます。

鹿児島の秋は干柿作りに不向き

今も庭先や畑に残る柿は大半が渋柿です。鹿児島は11月頃まで気温が高いので干柿には向いていないと思います。渋抜きはヘタの隙間に焼酎をかけてビニル袋に入れて置く方法、所によっては温泉での渋抜きもあります。

干柿用の品種は柿が大きく、干したとき丁度良い大きさになります。干しやすいようT形に枝を残してあります。枝がないと竹串などが必要になり作業効率が悪くなります。

干柿の失敗原因は腐敗とカビです。最近は穏やかですが桜島の火山灰も大敵。
熟しかけた柿ではハエなどが集まりやすく、カビが付く前に全体が腐ってダメになります。初冬は空気が乾燥し気温も低く、虫が集まりにくくなりカビも付かずにすむようです。

ピーラーで皮むき


最初にヘタの周りを丸くむき、むいたところから柿の先端へピーラーを滑らせます。ある程度厚めに皮をむいた方が乾燥しやすいかもしれませんが、気にせず適当に皮をむきました。包丁で柿を回しながらの皮むきはしにくそうです。

ナイロン紐で括る


皮をむいた後、カビ防止のため5~10秒熱湯にくぐらせています。残っている枝を折らないよう注意してナイロン紐で括っていきます。柿同士がくっつかないよう注意しています。

ベランダに吊るす


吊るした紐の位置を調整してハンガーのバランスを取っています。この時に表面に残った水分をキッチンペーパーで軽く拭き取りました。今季最後の干柿作りは曇り空でのスタートです。干し過ぎないよう、雨に濡らさないよう気を付けて見守ります。年末には美味しい干柿になりますように。

<追記>3回目の干柿完成 2017/12/25


3回目の干柿を終えて冷蔵庫に取り込みました。
前回ほど表面が黒くならずにすみました。干す前は1個当たり250~300gでしたが、今日は80~110gになっていました。ヘタに近い部分に少し固さを感じる柿もありますが、前回干し過ぎたので全部取り込みました。(固さを感じたのは種子で、多いものでは7個も入っていました。)

22日にも良質な渋柿が手に入ったので、明日午前中には皮むきして干す予定です。時期的にも今シーズン最後の干柿になることでしょう。甘党ではありませんが、ここ数年は殆ど酒類に縁がありません。
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寒さゆるみ唐芋を掘る 2017/12/09 (鹿児島)

2017-12-10 18:30:44 | 野菜作り
12月に入り南国鹿児島も寒くなってきました。
7日は鹿児島市の最低気温が3.7度、初霜を観測しました。

実家庭先のツワブキ 以下の画像は12月9日に撮影


海岸部は風が強いため、例年ではイチョウは色付く前に落葉します。今年は黄色ですが今度の寒さで全部落葉しました。ツワブキの花は寒さに負けず元気に咲いています。

畑の小菊


挿木で育てましたが茎が細いため、開花とともに今年も一部が倒れてしまいました。11月末に幼馴染のHさんが急に亡くなり、周囲は悲しみに包まれています。やや病弱でしたが弱気を口にすることはなく、魚を釣り野菜を育てる暮らし。毎日の楽しみに伊集院までバイクで出かけていました。こんなに急に亡くなるとは驚きと悲しみで一杯です。合掌。

唐芋を収穫


一部の株は試験的に来年の種芋用に残しました。寒さで傷む恐れもありますが、畝にはマルチシートをかぶせてあり低温被害は少ないと期待しています。

東側に比べて収量は良い


5月から6月にかけて4品種を植えました。黄金千貫、安納芋、紅乙女は個数大きさとも良好でした。通常よりも収穫時期が遅かったので芋が大きくなりすぎました。日差しには温かさがあり、作業中は額から汗が流れるほどでした。

なると金時は収量がわずかでした。乾燥が進んだ市販品を種芋にしたこともあり、丈夫な苗が育ちませんでした。なると金時は軟弱な品種で生育が遅いため、先に茂った周囲の品種に押されて成長が悪かったようです。焼芋にするとほくほくした食感で好きなのですが、なかなか思い通りに栽培できません。

ようやく発芽したエンドウ豆とおたふく豆


右側はえんどう豆、左はおたふく豆です。周囲の畑よりも半月以上遅れての発芽です。おたふく豆はソラマメの別名のようです。真冬の時期は野鳥の食害が深刻です。

周囲の林で季節風がさえぎられ寒さの影響を受けにくいのですが、大きな木に野鳥が集まります。餌不足の時期は目に付く範囲のキャベツ、白菜などを啄んでいます。10羽以上で来襲するとえんどう豆は一時間もせずに茎を残して丸裸。

根元近くは残っても収穫が望めないほどのダメージです。おたふく豆も同様に野鳥の食害を受けるので、年末までには漁網で棚全体を囲う予定です。

ナスを撤去


4月下旬に植えて先月まで秋ナスを収穫できました。寒さのためナスが割れていたので撤去しました。根元はまだ頑丈で引き抜くことができず、鎌で切りました。長期間よく頑張ってくれました。感謝です。

砂が吹き付けた砂山


北西の季節風が浜の砂を吹き上げ、砂山の植物は冬眠状態で冬を越します。

海岸防災工事の計画?


砂が風で吹き飛ばされて、砂浜は夏場よりもさらに狭くなっています。海岸浸食防止のため工事計画があるのでしょうか。簡単な杭が3m程度の間隔で打ち込まれ、ピンク色のテープがつけてあります。

吹上浜の吉利海岸では海岸浸食防護のため石の護岸が設置されています。同じような工事が行われるのか、計画段階でしょうか。日置海岸では旧キャンプ村北側に護岸が設置されています。

時代の変化とはいえ、砂浜がコンクリート護岸になるのかと思えば気持ちが落ち込みます。社会インフラの維持管理が大きな問題になっており、これからは通行止めの道や橋の撤去などが現実化するのでしょう。

冬の海 南西側の野間岳方向


来月初旬にかけて夕日は久多島の南に沈みます。厚い雲間から光が海に差すと美しい風景になりますが、とにかく寒いです。これから2月にかけて吹上浜も真冬の寒さが続きます。
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カメラ散歩 晩秋の城山周辺 2017/12/01 (鹿児島)

2017-12-05 18:33:14 | 日記
早いもので今年も12月になりました。
1日と2日に城山周辺をカメラ片手に散策しました。

12月1日朝のニュース フジテレビ めざましテレビ


大相撲で日馬富士が引退、北朝鮮は火星15号を発射。朝鮮半島情勢が緊迫してきました。

鹿児島中央公園の風景 12月1日 西本願寺から撮影


2日続いた雨空から一転して青空が広がり気持ちの良い一日でした。後ろの山は城山(107m)、右側には小さく西郷銅像が写っています。画面外の右手には宝山ホールがあります。

城山展望台から桜島と市街地 12月1日 


少し風はありましたが寒いほどではなく、桜島がきれいに見えていました。

12月2日 国道3号 鹿児島中央公園から西側 (以下、12月2日撮影)


街路樹のイチョウが色づいて歩道には落葉が増えていました。鹿児島市街地の街路樹は楠が多かったですが、最近では一部を除いて見かけません。

楠は成長が旺盛で電線電柱を隠すほどに枝が伸び、落葉が増え、大きな根が歩道を突き上げるほどでした。大半が管理しやすい樹種に変わっています。広い通りでは晩秋に色付くプラタナスのような木々も増えています。

照国神社隣にある「探勝園」の紅葉


楓が数本ありますが見頃を少し過ぎていました。照国神社の東隣、島津久光公・忠義公父子の銅像がありますが、訪れる人はまばらです。春の新緑、ツツジもきれいです。

同じく探勝園内の慰霊碑横の紅葉


鹿児島の紅葉は10月下旬の霧島えびの高原に始まりますが、色付く木が少なく小規模です。平野部で色づくのはイチョウが主ですが、公園などに若干楓などがあります。自然林では晩秋から年末にかけてハゼが赤く色づきます。

黎明館 お堀端のイチョウ


水面に散るイチョウ


蓮は大半が枯葉に


天気が良かったのでイチョウが黄色く輝き、水面に映りこむ空模様もきれいでした。

黎明館と城山


黎明館の色付いた木 榎のようです


花が増えてきた山茶花


山茶花と田の神様


城山には照葉樹を中心とした自然が残され、遊歩道沿いには大きな楠が多数見られます。黎明館は観光客が多く訪れますが、城山側の館外には小さな池、古民家、田の神様のレプリカなどがあります。

植物、花などをゆっくり観察・撮影したい人にはお勧めです。平年の鹿児島の初霜は12月10日、桜島の初冠雪は12月15日です。鹿児島の短い秋に終わりが近づいています。
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花浄土/鹿児島

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