花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

鱗雲が一杯 大晦日の桜島 2024/12/31(鹿児島)

2024-12-31 17:18:00 | 自然観察
12月31日(火)久しぶりに、早朝のかごしま健康の森公園へ出かけました。

7時10分 かごしま健康の森公園 以下の画像は12月31日に撮影


昨夜の雨で霧が出ると予想したものの、意外にも雨が降り出し車内で20分ほど時間待ちしました。

雲がないと単調なだけで面白みがなく、雲が多くて薄暗いともっとダメ、風景写真は天候に大きく左右されます。

7時12分 わずかに朝焼けが出た


幸いに雨雲は順調に東へ移動して、部分的に薄い朝焼けが見えました。今朝は強い冷え込みはなく、鹿児島の最低気温は9.4度でした。

雲が過ぎるまで時間待ち


わずかな雨でしたが、植え込みの草花に雨滴がついてきれいでした。

7時30分 すでに日が昇っているが


日の出は7時17分、朝日は桜島南岳の斜面上にあるはずですが、まだ雲に隠れています。

ここからの桜島撮影は朝方は完全逆光のため、雲がない場合は朝日が顔を出して10分もすると桜島の表情は写しにくいものです。

雲が適度に日差しを遮ってくれると変化があり、日が高くなると桜島の姿が写しやすくなります。

7時32分 早く雲が過ぎてほしい


雨を降らせた雲は去ったものの、鱗雲がびっしりと続いて朝日が見えません。

7時50分 日射しが一部見え始めた


次々と雲が押し寄せて朝日は顔を出さず、しばらくは桜並木の斜面などを撮影しながら時間待ちしました。

7時53分 日射しが隠れた方が写しやすかった


予想通り少し霧が出てきましたが、川霧が公園内にまで広がってくることはありませんでした。

8時35分 眩しい朝日


公園内の花壇や植え込みなど撮影して、元の位置に戻りました。雲から朝日が顔を出すと、完全な逆光で眩しすぎて明暗差が大きすぎました。

8時40分 きれいな鱗雲の列


健康の森公園には度々撮影に来ていますが、これほどのきれいな鱗雲の列は珍しいものでした。

8時42分 天候回復でウォーキング


すっかり天候が回復し、常連さんや小さな犬と散歩の人など見かけました。明日は初日の出、多くの人が集まることでしょう。

今年も花浄土鹿児島ブログをご覧いただき、ありがとうございました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
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2024年 花巡りの思い出 2024/12/30(鹿児島)

2024-12-30 18:16:22 | 日記
12月30日(月)今年も明日を残すだけ、夜は一時雨予報です。

月ごとに各地の花画像などを振り返り、この一年の思い出を書いてみます。

1月 出水のツル 出水市


この数年は鳥インフルエンザが全国的に多発し、鶏卵価格上昇の影響が出ました。

出水市周辺の大規模養鶏施設でも度々鳥インフルエンザが発生しています。

鶴の保護区域内でも対策強化の緊張感に包まれています。個人的には観光気分でのんびりと撮影する気になれず、ここ数年足が遠のいています。

2月 藤川天神の緋寒桜 薩摩川内市東郷町


雨の降る寒い日でしたが霧が発生し、普段とは違った風景が写せました。

藤川天神横の田海川の上流部には、小規模ですが花の里のような風景があり感激しました。

3月 七福神岩と山桜 薩摩川内市樋脇町


地元の方が大岩のある斜面管理や通路整備、植栽など一年を通じて汗を流しておられます。

県道脇で駐車場が整備されており、3月の山桜、岩ツツジがきれいです。モミジも成長しており秋は紅葉がきれいでした。

4月 城山(じょうやま)公園の桜 日置市伊集院町


桜の咲く時期は各地で大体同じなので、計画的に撮影して回らないと見過ごすことが多くなります。

城跡の山に沿って多くの桜があり、補修整備された展望台からの風景が素晴らしいところです。

5月 霧島矢岳の沢のツツジ 宮崎県高原町


久しぶりにツツジの季節に訪れましたが、鹿ケ原では少し早すぎて開花がまばらでした。宮崎県側に足を伸ばして、水量がわずかな沢筋をさかのぼると所々にきれいなツツジがあり感激しました。

6月 石神原公園展望台のアジサイ 南さつま市金峰町


グーグルマップで探せばすぐに行きつけると思ったものの似たような風景の中で迷いました。地元の方に近くまで、先導していただきありがたいことでした。彼岸花の季節に再訪しました。

7月 観音ケ池市民の森 スイレン池 いちき串木野市


鹿児島のスイレンと言えば、さつま町田原のスイレン池が有名ですが、観音ケ池にもスイレン池がありきれいな花が楽しめました。

8月 龍門の滝 姶良市加治木町


夏の午前中に訪れましたが、午後には日の当たり具合で虹が見えるそうです。再訪したいと思いながら、猛暑で疲れてしまい実現しませんでした。

9月 倉谷の彼岸花 鹿児島市宮之浦町


毎年新聞で紹介される彼岸花が早く咲く場所です。新日本科学の近くですが、小規模な棚田の土手に咲く花がきれいです。

10月 自宅庭先の萩


6月と9月に花を咲かせますが、勢いがあり過ぎて適度な剪定が欠かせません。

庭先で大変だったのは8月下旬の台風でした。車庫の屋根に被さるほどツルバラが茂っていましたが、暴風で支柱ごと倒れ込んでしまい、大きなトゲのある茎が絡み合って立て直しができず太い幹ごと切断しました。

やがて新芽が出て回復すると思っていましたが、伸び出した新枝が風の強い日に茎元から折れる状態が繰り返されています。気長に回復を待つことにします。

11月 四季の花園コスモス 鹿児島市都市農業センター


春は菜の花、夏はヒマワリ、秋のコスモスは花色の種類が多く見映えが良いのでおススメです。

12月 青少年研修センター かえでの園 鹿児島市宮之浦町


今年は猛暑で各地の紅葉が遅れました。ここに紅葉があるとは意外でした。桜の時期にもセンター内が開放されています。

来年も今年と同様に紅葉が遅れるのか気になりますが、まずは年明けの早咲きの梅や桜などが楽しみです。

この一年も画像で振り返ると、あちこちの花巡りをしています。行動範囲が狭まっていますが、来年は計画的に少し足を伸ばしたいものです。
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暑かった2024年 桜島初冠雪 2024/12/28(鹿児島)

2024-12-29 17:48:02 | 天気の話題
12月28日(土)平年より10日、昨シーズンより7日遅く桜島の初冠雪が観測されました。

12月26日の桜島 14時23分 鴨池港から


この日は朝方雨が降り、鹿児島の最低気温は6.8度、午後から晴れ間が広がってきました。

16時15分 城山公園展望台から 鹿児島市街地と桜島


16時24分 左側は桜島北岳(1117m) 右側は火口のある南岳(1040m)


鹿児島は南国、日射しが強いのでよほど冷え込まないと桜島の雪は短期間で溶けます。北側斜面に少し雪が残ることもありますが、鹿児島市街地からは山陰で見えにくいものです。

12月28日9時35分 雨雲の動き(気象庁)


28日の最低気温は鹿児島で5.7度、桜島の山頂から9合目付近で積雪が見られました。

午後は山頂付近に雲が少なくなり、夕方までには北岳付近を除いて雪は溶けたようです。

2024年 日別の平均気温


毎日の平均気温観測値と平年値です。年間を通じて気温が平年よりも高く、暑くて長い夏が10月頃まで続いた感じがします。

その後気温が平年並みに下がり、体が寒さに慣れるのに半月以上もかかりました。

旬別の平均気温と降水量


今年の梅雨期間は6月8日~7月16日で梅雨入りが平年より9日遅く、梅雨明けは1日遅く、降水量は平年並みでした。

8月下旬の台風10号による停電が薩摩半島南部で長引き、伊作太鼓踊りは日程が2度変更されました。

旬別の降水量と日照時間


年間を通して見ると、梅雨時の雨と台風の雨がいかに大事なものか判ります。

旬別の日照時間 観測値と平年値との比較


天気の良し悪しは気になりますが、普段は日照時間を意識することは少ない気がします。この夏は日照時間が長く猛暑に影響したようです。

5~11月 日別の最高気温


暑かった期間の最高気温を日別に比較したものです。梅雨明けまでは平年値に比べて高低がありますが、その後は殆どの期間で平年より高めでした。

35度以上の猛暑日が当たり前のように続き、30度前後だとホッとするほどでした。夏場の猛暑日が日常的になりそうで怖い感じです。

12月 最低気温の比較 鹿児島、大口、東市来


12月9日に鹿児島(鹿児島市東郡元町の鹿児島地方気象台)で初霜、初氷が観測されました。

9日の最低気温は鹿児島で4.2度、日置市東市来では0.3度、薩摩半島北部の大口ではマイナス3.5度を観測しています。

アメダス鹿児島は観測点が海岸から近く標高は4mです。私の住む郊外高台(標高140m程度)と比べると3~4度高めに感じます。

長引いた夏が終わり11月からは気温が下がり、12月は冬らしい日が続いており、年明けには雪も降ることでしょう。風邪などひかないよう、元気で新しい年を迎えたいものです。
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年末の城山公園 名残の紅葉 2024/12/26(鹿児島)

2024-12-27 16:16:39 | 日記
12月26日(木)鹿児島市の観光スポット、城山公園展望台に立ち寄りました。

15時30分 売店横の紅葉とサザンカ 以下の画像は12月26日に撮影


毎月お世話になっている歯科受診後、天気が良くなったので城山(しろやま)まで足を伸ばしました。

植え込みの中、ごく一部でモミジとサザンカが目に付きました。十軒ほどある売店で営業中は一店だけで寂しく感じました。

コロナ禍が収まり観光客が戻ってきたとはいえ、年末は客数わずかで商売にならないのでしょう。

売店の上にある城山ドン広場 モノクロモードで撮影


楠など常緑樹の多い広場ですが、落葉はきれいに掃除されていました。

複数の文字が書かれた案内板 城山公園 


日本語、英語、簡体文字、繁体文字、韓国語(ハングル)です。

ネットで調べると簡体字は、1949年の中華人民共和国の建国後、十数年にわたる文字改革を受けて生まれた文字体系で中国、シンガポールとマレーシアで使われています。

繁体文字は台湾、香港、マカオで使われています。簡体文字は省略され過ぎて意味が分かりにくいこともありますが、戦後生まれの私には繁体文字の方が意味が通じやすい気がします。

16時7分 桜島山頂部は雲隠れ 小人数の観光客や家族連れ


展望台は標高107m、鹿児島湾を隔てた桜島は標高1,117m(北岳)、噴煙を上げる南岳は1,040mです。

今朝は雨でしたが天候はゆっくり回復、15時頃から晴れ間が広がりました。

桜島と鹿児島市街地を一望できる人気のスポットです。展望台は林に囲まれているため、桜島を背景とした人物写真では顔がはっきりと写りにくいことが多いので要注意です。

鹿児島港の風景 桜島港までおよそ3.5km(航海時間15~20分)


桜島フェリーが出港し、南側の水族館先には大きな観光船が見えます。韓国から今日の午後入港した観光船ミツイ・オーシャン・フジ32,477トンのようです。

フェリーとしま、フェリー屋久島2(左側、機関故障で長期欠航中)


画面中ほどに見える小豆色のものは、鹿児島市で公演中の木下大サーカスのテントです。

市街地に多くの建物が建ち高層化していることもあり、想像していたよりわずかしか見えませんでした。

展望台の売店も閉まっていた


この辺りに住み着いているのでしょう、観光客に慣れた猫2匹がゆっくりと動き回っていました。

ここにも石仏


売店近くの小高い場所には、展望台への道沿いにある石仏十三体と同じような石の仏様が祀られています。

日射しに浮かび上がる紅葉


目を引くほどの鮮やかさはありませんが、名残の紅葉が所々で見られました。

展望台で見かけたイチョウ


周囲の木々が覆いかぶさり日光が届きにくい中、懸命に枝を伸ばして葉が色付いていました。

うまく行けば見事な姿になるでしょうが、イチョウは生育が遅い木です。

大木になれば展望台の様子が少し変わるかも知れませんが、実現しても数十年先のことでしょう。

天候回復で年末まで残っていた紅葉が見られて幸いでした。帰りは城山ホテル横のトンネルを抜けて国道3号線に向かいました。

相変わらず狭くてカーブが多く、対向車が来ると走りにくい道路でした。急がば回れ、岩崎谷側に戻り城山トンネル利用が安心と感じました。
コメント (2)
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紅葉巡り 和田川と慈眼寺跡 2024/12/24(鹿児島)

2024-12-25 15:50:36 | 自然観察
12月24日(火)運転免許証の更新後、慈眼寺公園に立ち寄りました。

9時48分 そうめん流し入口 以下の画像は12月24日に撮影


免許更新で新たなメガネが必要かも? 早目に交通安全センターへ行きました。手続きには丁寧な説明と案内を受け、気になっていた視力検査は今の眼鏡でパスして一安心でした。

少し緊張したのは写真撮影、普段カメラで一杯写していても自身が写されることは皆無に近く、年相応の顔写真が現実でした。これからも周囲に気を配り、安全運転を続けたいものです。

慈眼寺(じげんじ・じがんじ)公園のそうめん流しは冬場は休業、例年3月の桜開花時期に営業再開です。

見上げると日射しが一杯


毎年のように訪れる慈眼寺公園の紅葉ですが、色付くのは例年12月上~中旬。年末まで待っていてくれたようでうれしいことでした。

9時59分 斜めに差し込む日射し


この時期にしては眩しいほどの日射しが差し込んでいました。公園内を流れる和田川沿いでこの日見かけた方は3人ほど。子犬と散歩、ウォーキングポールを手にした方もありました。

杉の倒木


遊歩道のすぐ脇に大きな倒木が残され、川の中へ倒れ込んだ木や太い枯れ枝が残った所もありました。

台風10号の影響と思われますが、通行に危険性がないので片付けが後回しになっているのでしょうか。

和田川沿いから林を抜けて北に上がると、ネモフィラやコスモスで人気の花畑、道路向かいにはふるさと歴史考古館があり、谷山神社が隣接しています。広大な公園の管理は大変なことでしょう。

川にかぶさるように伸びたモミジ


殆どが落葉している中で一部葉が残った木があり、あちこちにモミジがあることが判りました。

平地で紅葉時期が遅く派手さはありませんが、緑濃い中に紅葉が点在して風景撮影には面白い場所だと感じます。

古い石橋 昭和4年(1929)に架けられた澄心橋


このところ雨が少なく水量はわずか 水面に映る控えめな色模様


上流部には目立つモミジがあった


日射しに浮かび上がる美しさ


さくら広場横のモミジは落葉


11時13分 入口に戻ってきました


このモミジが一番きれいでした。すでに色合いが一様になっていますが、例年は緑、黄、赤と様々な彩を見せてくれるモミジです。

モミジの色づき具合は年ごとの気象条件、日当たり具合で大きく変わるのでしょうか。それぞれ木の個性によって毎年彩の良いもの、黄色あるいは茶色にしかならないものなど、決まっている感じがします。

広い風景全体の中で見ればそれぞれの個性が存在して、その場所の紅葉風景を作り上げています。

気まぐれな強い風が吹いた (f13、s1/2)


小さな雲が陽射しを少し遮った直後、気まぐれな強い風が吹いてきました。手持ち撮影でシャッター速度を遅くして何枚も写しました。

ここは三脚の出番だとセットしたら風は止んでしまい、その後30分以上も粘りましたがダメでした。風景写真撮影では、まれに思いがけない良い場面もあり楽しみです。

本来は偶然に頼らず、強い風が吹くまでじっと頑張ることが大事でしょうが・・・お腹もすいたので撮影切り上げ。

今日は無事に免許更新ができて良かった、名残の紅葉も楽しめてありがたいことでした。感謝、感謝。
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冬至の虹 城山公園の桜葉 2024/12/21(鹿児島)

2024-12-22 17:39:25 | 自然観察
12月21日(土)雲の多い朝、今日も日置へ出かけました。

8時54分 吹上浜日置海岸 以下の画像は12月21日に撮影


昨日は庭掃除などして大根の収穫、お寺参りなどすませて帰宅。車から降りた時の寒さで、ジャンバーを日置に置き忘れたことに気付きました。

朝は冷えましたが、昼間は陽射しが暖かいためジャンバーを脱ぎ、長袖シャツと麦わら帽子での作業でした。年末でもあり、すぐ取りに行くことにしました。

2日連続は久しぶりでしたが、浜の沖合に虹が出て、海鳥も飛んで来てシャッターチャンスに恵まれました。

虹の東側は江口浜付近から始まっていた


私のレンズでは虹の全体を写せませんでしたが、中天付近では雲が少なくごく薄い虹でした。日射しが大きな雲にさえぎられるまで10分間ほど見えていました。

今朝も釣はダメな感じ


カモメが2羽飛んで来て波打ち際で餌をさがしていました。南側は大川の川口にかけて10人ほど釣り人がいましたが、動きは鈍く座り込んでいる人もありました。

9時19分 餌を探すカツオドリ 右奥は野間岳


南から飛んで来て時折水中に突っ込む様子もありましたが、小魚がいないのか北へ飛び去りました。

カラスもやって来た


人を恐れる様子もなくカラスがすぐ近くに舞い降りて、浜辺をゆっくり歩きながら餌を探しているようでした。

今日は例年よりも早めに、氏神様に米と塩、水、柴など供えました。ロウソクを灯して手を合わせると心が落ち着きました。雲の動きは早いものの、幸いにも強い風が吹くことはありませんでした。

11時24分 日置市伊集院町の城山(じょうやま)公園


桜の名所として人気の公園ですが、この時期に訪れたことは少ないので帰り道に立ち寄りました。

モミジもあったが半分ほどは落葉していた


遠くから目立っていたのは桜葉でした。モミジがどの程度の色合いになったのか不明ですが、すでに今日は冬至です。残っていたモミジ葉は赤茶色~枯れ葉色で鮮やかさは今一つでした。

展望台(6Fの標高は155m)からの東側風景 遠くに桜島


日射しが出ると桜の葉が色付いてとてもきれいでした。中ほどは伊集院駅で、遠くの桜島山頂部は雲隠れしています。

展望台 桜並木から見上げる


桜は早いものでは9月中にすべて落葉するものもあり、師走にこれほどの葉が色付いて枝先に留まっていたのは驚きでした。

日射しが出るとモミジが浮き上がった


モミジはあちこちにあるので、色付き始めの頃から小まめに通うと、案外と面白い風景が写せるのかもしれません。

修理作業で長く使えなかった展望台が復旧しており、伊集院市街地の風景や色付いた桜葉を楽しむことができて幸いでした。感謝、感謝。
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場所を移すと 大根成長に悪影響 2024/12/20(鹿児島)

2024-12-22 13:58:48 | 野菜作り
12月20日(金)年末掃除のため日置の実家へ出かけました。

10時7分 吹上浜日置海岸 以下の画像は12月20日に撮影


浜の南北合わせて20人ほどの釣人は動きが鈍いままでした。大きく竿を振ったSさんにカモメが驚き飛び立つ場面です。午前、午後と広範囲を釣回ったものの釣果なしと聞き残念。

穏やかな晴天 上甑島が見える


サゴシ漁と思われる漁船が3隻ほど、沖合を南北にゆっくりと往復していました。

神之川近くから日置のメッキ工場近くまで浜を歩くという人に聞くと、ごくたまにサゴシが釣れる程度のようです。

そろそろ花も終わり 


吹上浜近くではまだ霜が下りていないようですが、ツワブキと小菊の花が萎れてきました。

今朝は少し冷えて鹿児島の最低気温は3.8度、日置市東市来ではマイナス0.2度まで下がりました。日中は陽射しに恵まれ最高気温は鹿児島15.9度、東市来15.0度でした。

毛糸の帽子で作業していると汗ばんできて、麦わら帽子に取り換えました。麦わら帽子はツバが広いので、竹や木の枝、クモの巣などが直接顔に当たることなく安全確保には効果的です。

鳥の鳴き声 すぐにカメラを向ける


スズメほどの小鳥が一斉に南へ飛んで行きました。今年は例年より早く野鳥を多く見かけます。

イチョウの落葉掃除


枝先にまだ少し残っていますが落ち葉のピークは過ぎています。イチョウの葉は腐りにくく、いつまでも地面に貼りついて厄介です。

庭先には今も竹が伸び出していて、例年にない状況で季節が2か月ほどずれている感じです。

道沿いの落葉も掃除


車や人の通行に支障はありませんが、箒と熊手を使って掃除がすむと気持ちがスッキリしました。

大根の成長比較 中ほどに鎌を置いた


10月5日に種蒔きしてから80日近く、市販品程度の大きさになっていました。

左側は種蒔き、発芽、間引き、追肥、土寄せと通常の栽培で育ったものです。右側の大根も同様に育てましたが、まだ短くて先端部が分かれたようになっています。

種蒔き作業後に隣の畝との間隔が狭いことに気付き、発芽直後の間引き前に、鍬で土ごと掬い取って20センチほど動かしたことが原因のようです。

全体に傾いて地表に伸び出した感じ


動かしたことで先端部の成長点に影響が出て、真っすぐに伸びる根の先端が分かれたようになり、成長が遅いのでしょう。

早い段階で動かしたので根に影響は出ないと思っていましたが、やはり良くありませんでした。

自家用なので問題はありませんが、今後は栽培区画をしっかり確保して種蒔きしたいと思います。

えんどう豆 20センチ程度


別な場所で種蒔きして苗を移植したものです。枯れたものはありませんが、移植後は5~10センチくらいしか伸びていません。

伸び過ぎると年明けの強い冷え込みで茎の半分以上が枯れることがあり、その後の回復に日数がかかり収量が大きく減少します。

小さい方が寒さの被害を受けにくく、3月になれば急速に伸びるので問題ありません。

暑さの影響がまだ残っているのか


例年ではこの時期に再び雑草が伸び出すことは少ないですが、ホトケノザらしきものが一杯伸び始めています。

今日は陽射しに恵まれて庭掃除のついでにイヌマキを剪定し、見た目はあまり変わりませんが気持ちが落ち着きました。

帰りには墓参りとお寺参りもできて幸いなことでした。
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初冬の風景 探勝園から黎明館へ 2024/12/18(鹿児島)

2024-12-21 22:26:39 | 自然観察
12月18日(水)国道3号沿いから照国神社隣の探勝園へやってきました。

島津久光公の銅像 以下の画像は12月18日に撮影


多くの参拝者が訪れる照国神社に隣接する庭園ですが、訪れる人は少なく静かな場所です。

残っていたモミジ


殆ど散った木もありましたが、まだ一部で紅葉が残っていました。

今年は猛暑の影響か、鹿児島でも紅葉時期が例年より2週間程度遅くなりました。

霧島連山に始まる鹿児島の紅葉ですが、気温が高めの鹿児島市街地では全般に彩が今一つです。

気温や日照時間など気象条件に大きく左右されるのでしょうが、真っ赤に色づくことはあまりなく、一部の木で色鮮やかな程度です。

こちらは黎明館 山手側の庭園横 田の神様


ここも多くの観客が訪れる施設ですが、山手側の庭園まで足を伸ばす人は少ないようです。

ゆっくりと田の神様を眺めて、庭園を巡るのもいいものです。

サザンカの花びらが美しい


庭園の池とモミジ 数は少ないがモミジがあります


わら屋根の古民家 囲炉裏に火が焚かれていました


茶室横のモミジ


ここの紅葉は例年あまり色濃くなりませんが、天気が良ければもっと見映えがすると思います。

北側の堀に水草が増殖 桜島から薄煙 あいにくの曇り空が続く


枯れたハス 石垣とサギ


西南の役 石垣に残る砲弾痕


年末の大掃除でしょうか、石垣での作業が進んでいました。陽射しのない寒い中での作業お疲れ様です。

世間は慌ただしい中、イチョウとモミジを巡り写真展を鑑賞、予定を大幅に超えて動き回りました。
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国道3号沿い イチョウ並木 2024/12/18(鹿児島)

2024-12-19 18:20:01 | 自然観察
12月18日(水)お寺参り後、イチョウ並木の国道3号沿いを歩きました。

西本願寺鹿児島別院 中央公園側から 以下の画像は12月18日に撮影


お寺側の高い木の葉が色付いていましたが、曇り空で風は冷たく広い公園内に人影はありませんでした。

9時47分 お寺境内のイチョウ 日射しがなく見映えが今ひとつで惜しい


照国神社参道 山手には城山ホテル鹿児島


画面外右手は中央公園ですが、普段は車で通ることも少ない地点です。

鹿児島市街地は車が多く運転に気を使うため、原則として通り慣れた道以外は利用しません。特に路面電車が走る区間の交差点では、危険回避のため右折しないことにしています。

温泉ホテル中原別荘前のモミジ


花壇にモミジが植えられていて、身近に紅葉が見られてありがたいことです。

10時23分 国道3号 西側の風景


らーめん屋さんは支度中、この辺りを歩くのは照国神社初詣のときくらいです。照国神社前交差点は九州の西側を結ぶ国道3号、東側を結ぶ国道10号の終点です。

交通量の多い区間で、運転中はイチョウ並木が続いていることが判る程度です。この辺りの歩道を歩くことは殆どありません。

照国町から平之町方向のイチョウ並木


曇り空ですが良い機会なので、西側に400mほど先のロイヤルホスト城山店手前まで、広めの歩道を歩きました。

10時34分 平之町の歩道橋から平田橋方向(西側)


イチョウが植えられてかなりの年数が過ぎているようです。晩秋の紅葉時期は各地の紅葉ポイントに出かけるため、市街地のイチョウまでは目が届きません。

色付いたイチョウ並木の歩道をゆっくりと歩くことができて幸いでした。

同じ歩道橋から照国神社(東側)姶良市方向


道沿いにマンションなど高層の建物が増えて、案内板の地名表示がなければどこの町なのか判らないほどです。

道沿いの植栽 落葉が一杯


色付いたイチョウはきれいですが、散り始めるとたちまち歩道の色を変えるほどです。

10時51分 この時期は掃除が大変 お疲れ様です


大きなイチョウからは落葉が次々と降ってきて掃除も大変だと聞きました。この時期ばかりはどうにもなりませんが、掃除できれいになった歩道も気持ちの良いものです。

歩いていると寒さを感じる間もなく、この後は照国神社横の庭園を経て黎明館の庭園などにも足を伸ばしました。
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鹿児島市立美術館 FOTOS写真展 2024/12/18(鹿児島)

2024-12-19 15:00:17 | 日記
12月18日(水)鹿児島市立美術館で開催中のFOTOS写真展に出かけました。

駐車場の壁 以下の画像は12月18日に撮影


国道10号の終点近く、鹿児島県民交流センターから照国神社までの一帯は、鹿児島歴史と文化の道地区です。

鹿児島の歴史・文化・観光の代表的な施設のひとつとして、鹿児島市立美術館があります。

駐車場壁沿いの落葉かと思ったら、壁面に増殖している植物が路面にまで茎を伸ばしていました。

出迎えの? カラス


美術館に入ってすぐ左手、柵の上にはカラスがじっと止まっていました。あいにくの曇り空で風の冷たい日でした。

いつも立ち寄る屋上の花壇


季節の花があるので毎回立ち寄っていますが、気付いてここまで足を運ぶ人は少ないようで惜しい気がします。

このところ寒い日が続き、次第に花の色が目立ちにくくなっていました。

持明院様の石像


美術館の一角にある持明院様の石像周辺にはツワブキが花盛りでした。

隣には色づいた万両の実


楠などの中にモミジもあった


おなじみ西郷さんの銅像


FOTOS写真展 鹿児島市立美術館1階で12月22日まで開催中 


熱心に作品を鑑賞する人たちの姿があり、取材の方も見かけました。12月19日の地元紙、南日本新聞に写真展紹介記事がありました。

2002年に始まった写真展は今年で23回目、4名で活動し展示にはゲスト2人が参加するスタイル。今年のゲスト作品は海中写真、花と風景写真でした。

今年は会場が広く例年よりも多くの作品が展示され、サイズも大きめで見応えがありました。

今回は192点を展示 いつもながらの力作に感謝


主催者とは長年の写真活動を通じて知り合い、FOTOSの活動開始時から毎回案内をもらって鑑賞しています。

作品内容はかなり個性的で、モノクロ作品が主で街角の風景や人物を写し込んだものも多くありました。被写体の発見と描写に強いこだわりが窺える作品ばかりです。

花や祭りなど表面的に写すだけで作品化する努力もせず、その場だけで満足しているわが身には、確固たる展示作品を前にすると恥ずかしさを覚えるほどです。

お互いに年を重ねてきましたが、これからも健康に留意して写真を楽しんでいきましょう。

美術館を後にすると 一時的に青空が広がっていた


ちょうど雲が途切れて青空が顔をのぞかせました。街中に出てくることは少ないので、周辺も歩き回りイチョウやモミジの彩りを撮影しました。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。