花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

桜島が初冠雪 急に冬がやって来ました 2015/11/27 (鹿児島)

2015-11-28 10:26:21 | 天気の話題
11月27日(金)、強い寒気の流れ込みで鹿児島は今季一番の冷え込みとなりました。

初冠雪の桜島 11月27日 鹿児島読売テレビの気象情報画面


上空の風向きが表示されます。画面右側の南岳斜面がかすかに白くなっています。平年よりも18日早く、昨年よりも8日早い初冠雪です。桜島は9月中旬以降は爆発的噴火が観測されず、11月25日に噴火警戒レベルが2に引き下げられています。

霧島では新湯から高千穂河原、えびの高原間が積雪によりチェーン規制となりました。県北部の紫尾山(しびさん)では霧氷が見られました。

残り少ない南方系朝顔 オーシャンブルー


庭先のナニワノイバラに絡んで初夏から花を咲かせていますが、霜が降りると枝先は枯れます。

10時過ぎ 吹上浜はシケ模様


砂山も冬景色に近づく


浜辺で拾った浮き


27日は大潮で戸崎の満潮は8時10分、潮位266cm。高波が砂山に迫るほどの荒れ模様でした。冬の時化は北西風のため、南方系漂着物は殆どありませんが、浮きは色鮮やかで遠目にもよく気づきます。

えんどう豆の移植と支柱立て


遅咲きの小菊


大根を試しに一本収穫


冬は動くほど体が温まり、大汗を流すこともなく、雑草も勢いがないので農作業は楽です。畑の北側には竹藪が続き、北西風の影響を全く受けません。地下茎を伸ばして竹が出てくるのは厄介ですが防風には役立っています。

海に日が傾く 16時20分


夕日に勢いはなく雲間から弱い日差しが見える程度です。冬場は雲が多く綺麗な夕景色はあまり望めません。

この寒さは一時的で全般には暖冬傾向との予報です。26日からストーブ、こたつを使い始めました。来週は12月、年賀状にとりかかる時期です。
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11月も半ば 鹿児島も晩秋へ 2015/11/15 (鹿児島)

2015-11-15 19:04:56 | 野菜作り
フランスで大規模なテロ事件が発生し、多くの人々が命を落とし痛ましい限りです。中東やアフリカの大量難民、イスラム圏急進勢力の台頭が世界的な社会不安を引き起こしています。

2020年にオリンピックを開催する日本にとってもテロ対策は深刻な課題です。身近な安全を祈っています。朝から日差しが眩しい中、テレビではソラマメ栽培が話題になっていました。(画像はすべて11月15日に撮影)

今朝のEテレ 野菜の時間


NHKでは2011年から教育テレビを対外的名称として Eテレと呼んでいます。子供の頃から教育テレビに馴染んでいるため、今ひとつピッタリ来ない感じです。

なぜソラマメ(空豆)と呼ばれるのか・・・サヤの先端が空を向くから・・・昨年自分でも植えてみてわかりました。えんどう豆とは逆なので不思議な感じがします。

野菜畑のえんどう豆


11月6日に種蒔きしたえんどう豆の様子は・・・何か出ていますが・・・はっきり出ているのは苦瓜、えんどう豆は5ミリ程度芽が出ていました。土に埋まっていた苦瓜の種が発芽したものです。

画面下の漁網を掛けた所に蒔いたソラマメはまだ発芽していません。一部は土の表面が膨らんでいました。昨年はソラマメは順調に発芽したものの、えんどう豆の発芽が遅れて追加で種まきしました。12月になって発芽した箇所もありました。

さつまいもの収穫 


白いのは黄金千貫(こがねせんがん)、朱色は紅さつまでしょう。苗の採取時に間違えようです。品種を混ぜて植えると生育が悪いようです。日差しが暖かく芋掘りをしていると汗が流れ落ちました。

島寒菊(しまかんぎく)が開花


2年前に採取し挿し芽で殖やしたものです。今年は多くの花をつけています。岩の隙間に育つ生命力があり、栄養分がなく水も乏しい完全な砂地ですが元気に育ちました。

盛りを過ぎた石蕗の花


近くにはヤツデの葉と肥後椿が落ちていました。台風で傷んだイチョウの葉が色づくことなく落ちています。

花季を終えたランタナ


花が終わり枝先に丸い実が沢山ついています。養分があるのでしょうか、蝶が吸っているようでした。霜が降りると小枝は枯れ、全て落葉して哀れな姿になります。

吹上浜は冬の気配


冬場は北西の季節風が強く、文字通り浜から砂が吹き上げられます。さすがに今日は釣り人の姿はなく、沖にチリメン漁の船が出ているだけでした。日差しがないと長袖シャツだけでは寒さを覚えます。

今年は高温傾向が続いていますが、サゴシの湧く様子は見られません。昨年のブログを見返すと11月下旬でも魚釣りができた日があります。穏やかな日は、ゆっくりと海を眺めるのが楽しみです。
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霧島の紅葉 冬の気配に硫黄山変化なし 2015/11/10 (鹿児島)

2015-11-12 17:29:28 | 霧島連山
硫黄山は霧島の観光スポットえびの高原東部に位置します。韓国岳登山路、不動池に隣接し県道沿いにあるため火山活動に注意が呼びかけられています。

穏やかな硫黄山


昨年は紅葉シーズンに硫黄山周辺が立入禁止となり、県道の通行止区間もあり観光に大きな影響が出ました。今年も時期を同じくして火山性地震や微動が発生し、ごく小規模の噴火が心配されています。

十数年前は硫黄山だけでなく道路沿いにも少量ながら水蒸気が吹き出し、硫黄臭を感じました。林田温泉近くにある噴気地帯こそ今にも噴火しそうな勢いですが、それほど心配されていません。

木曽御嶽山の火山災害があまりにも衝撃的で「あつものに懲りてなますを吹く」ような社会情勢です。極度に災害を恐れると霧島観光は全く成り立ちません。防災意識を常に持つことは大切ですが、気にし過ぎては火山地帯である霧島連山を楽しめません。

えびの高原から生駒高原側 道沿いの紅葉












生駒高原側に降りて行くと数カ所で橋梁工事中でした。こちらも白鳥方面と同様に大半の紅葉が終わっていました。一部残っているところも色合いが冴えずに残念でした。

冬の気配を感じる韓国岳山麓


新湯から見た新燃岳


新湯 道路近くの噴気地帯


午後の日差しが新燃岳斜面を照らし、噴火で焼けた樹林帯がはっきり見えていました。新湯温泉への道沿いには相変わらず噴気が出ています。風向きのせいか普段よりも匂いがきつくて、5分もせずに頭痛がして数時間悩まされました。

14時44分 丸尾の滝


ちょうど日差しが当たる時間帯でわずかに虹が出ていました。車の流れはバイパス側がメインになり、この付近は交通の安全性が向上しています。周辺斜面の防災工事が進んでいました。

みやまコンセール近くの紅葉


色づいた木は少ないものの、枝折れなど台風被害は少ないようでした。

山茶花が見頃




今年は8月下旬に台風15合が鹿児島県西岸を北上し薩摩半島を中心に大きな被害が出ました。霧島でも少なからず影響受けたようです。葉が散り、枝が折れるなどして紅葉が冴えなかったのでしょう。例年11月中旬が見頃の塩浸温泉付近の紅葉が終わっていたのは残念です。

霧島神宮方面には行かなかったので様子はわかりませんが、丸尾温泉街までの並木は色づいて綺麗でした。山麓を巡れば、もうしばらく残りの紅葉が楽しめそうです。
コメント (2)
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霧島の紅葉 えびの市白鳥神社周辺 2015/11/10 (宮崎県)

2015-11-12 16:23:10 | 霧島連山
吹上浜のキス釣りシーズンが終わり、霧島の紅葉が気になる時期です。
11月10日(火)天候回復を期待して霧島に出かけました。

霧島では雲が厚く日差しがなく、丸尾から林田、大浪池登山口と進むうちに冬のような薄暗い風景になりました。えびの高原から白鳥神社方面では霧が出て視界が悪く車のライトを点灯しました。

墨絵のような風景


道沿いのススキも色づく


白鳥神社までの道沿いの紅葉は殆どが終わり、日曜日の雨でかなり落葉したようです。

白鳥神社境内


社殿に向かって右側の紅葉


日清戦争時の砲弾


白鳥温泉上湯から左折して白鳥神社に向かうと狭い道沿いの小さな銀杏が色づいていました。社殿横は適度に色付き、右側の木は色合いの変化が美しく毎年楽しみです。境内には日清戦争時の海軍砲弾が奉納されています。長年の風雨にもかかわらず表面の損傷が見られません。明治日本の気概を感じます。錆びないよう大切に管理されているのでしょう。

県道沿いの大きな紅葉


落葉も多くピークは8日頃?


昨年11月7日の白鳥神社紅葉


道沿いの目立つ場所にあり霧島連山では有名な紅葉です。昨年11月7日に訪れた時はわずかに色づいた程度でした。毎年の天候により見頃が前後しますが、今年は5日程度早かったようです。

白鳥温泉下湯公園の紅葉


今年も実が多い山柿


駐車場横の紅葉










昼前には雲が少なくなり日差しが出ると紅葉が輝き見事でした。平日で温泉客も少なく、せっかくの紅葉がもったいない感じでした。タイミング良く美しい紅葉に巡り会いありがたいことでした。
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2015 吹上浜のキス釣りシーズン終わる 2015/11/06 (鹿児島)

2015-11-08 11:49:44 | 吹上浜
10月下旬には汗ばむ日もあり好調でしたが、次第に魚影が薄くなり吹上浜日置海岸のキス釣りシーズンが終わったようです。

11月6日9時30分


この日は長潮で、戸崎の干潮9時13分、潮位93センチでした。浜に出ると目の前でキス網が操業していました。海が穏やかなため船底ぎりぎりまで砂浜に接近しており、観察しているとそれなりに収穫があったようです。

魚がゴッソリ網でさらわれたので、この付近は釣果に期待が持てません。潮が満ちるまで午前中は野菜畑の作業をすることにしました。

サツマイモの花


ツワブキの花


庭先に咲き始めた小菊


えんどう豆とソラマメの種を蒔き、鳥害防止のネットを張りました。昼食もそこそこに12時半頃浜に出ると、風向きが東から北西に変わっていました。南空に雲が広がり日差しが隠れ、農作業で汗ばんだ体には肌寒さを覚えるほどでした。

海面も薄暗く魚釣りの雰囲気ではなく、当たりもたまにある程度。普段よりも南へ300m程度移動しながら釣りましたが、たまに釣れるのはピンギス。キビナゴよりも少し大きい程度で針にかかりにくいはずです。

釣果は23匹


今季最後と思い、16時半頃まで粘りました。4日は37匹、5日は31匹で一部は型も良かったのですが、この日は数もサイズもダメでした。

右は波打際で拾った、サゴシ釣の弓角とスキップバニーです。長く使い損傷していた道糸が切れたのでしょう。サゴシには鋭い歯があり、群れで行動するため弓角だけでなく道糸やハリスも噛まれて損傷します。

17時53分 日没後の吹上浜(野間岳から吹上浜南部)


西空の残照と甑島(右側に少しだけ見える)


江口浜側の風景


11月6日、鹿児島市の日の入りは17時25分、方位は252度でした。日没から30分程度過ぎていましたが西空はまだ明るさが残り、肉眼では見えにくい南北の風景も感度3200でどうにか手持ち撮影で写りました。

11月8日は立冬、これからは暖かい日もありますが冬に向かい吹上浜日置海岸でのキス釣りは終わりです。よほどの好条件に恵まれないと3年ものの落ちギスは釣れません。

今年は昨年のような海藻の大量発生もなく海の条件は良さそうでしたが、4月からの長雨で海が濁り、梅雨明け後も天候が安定せず8月25日には台風15号の直撃もありました。吹上浜と甑島の間を通過し、昭和26年のルース台風と同じくらいの暴風が吹き荒れました。

9月中旬はキスが大漁になり、サゴシも連日釣れて浜が賑わいました。その時期に右手ケガで釣に行けず惜しいことでした。10月には一時寒くなったものの全体的に暖かく釣果も上々でした。シーズン最後でキス釣りを楽しめたことを感謝しています。
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