hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

パク・ヨンハ自殺

2010-07-01 14:14:20 | 日記
私は、韓国ドラマのフアンではありませんが、冬ソナ以降、日本の特に女性のフアンが大変多い事には驚いています。
こういう中、日本にも多い自殺者の問題と重ねて考えてしまいます。 自殺する人も様々で、熱狂的なフアン女性からすれば、一緒にして考えて欲しくないでしょうが、私には自殺をする人の気持ちが理解出来るように感じます。
何故、自殺を考えるのか?なぜ、自殺を実行してしまうのか? 必ずしも、共通しているとはいえませんが、共通して言える事があります。
それは、人間が何故、生を維持するのかという逆論で考えて見て下さい。生きると言う事には一定のエネルギーを必要とします。 そのエネルギーの元になるものは色々です。
大きな要素としてあるのは、その人が生きているという事を喜んでくれる人の存在です。その次に、死んで悲しむ人の存在です。そういったところに、生を維持する為の努力が必要になる訳です。生きる為のエネルギーと人間としての感性や感情のバランスを取りながら、人間は生きているのです。そこには大きな精神的な負担、仕事等に関連した肉体的な負担が掛かってきます。
日本にも昔から美人薄命というような、言い伝えもあります。 薄命の意味は自殺とは限りませんが、占める割合は相当に自殺が多いのです。
何故かと言うと、美人に限らず、人から注目される人は注目されればされるほど、プレッシャーが大きいのです。 生を維持するエネルギーも沢山必要とする訳です。
その色々なプレシャーに耐えられなくなると、体を壊したり、精神的に耐えられなくなるのです。
パク・ヨンハさんというスターが自殺されたのも、このプレッシャーに耐えられなくなったことと、ここに述べた"生”というものに執着するエネルギーを失くされた結果のように思います。 人間は、容易にこの方向に陥る可能性の強い生き物です。他の生物と違って、心を有する存在だからです。日本にはこの”心”を有さない人も多く存在しているようですが、生きている事の大変さを考えると、死を選択した人の気持ちも解るような気がするのです。 ご冥福をお祈りするしかありません。 辛い想いをされた事とお察し致します。

デンソー114億円申告漏れ

2010-07-01 08:52:47 | 日記
まだ、確定ではないですが、こういった大企業の決算、及び申告には大きな問題があります。 最近、法人税問題や消費税問題で税率が比較され、それぞれの主張の正当化で利用されていますが、互いに都合の良い数字で誤魔化しています。
皆さんは、日本の企業、特に大企業が法人税率が高いと言われながら何故、納税額がこんなに低いのかと言う事に、注目すべきです。
問題は、メディアも企業側も、この点は隠して、税率が高い、高いと言いますが実情は、利益も内部留保も増え、役員報酬も大幅に増えているのに、納税額は減少しているというカラクリです。
人間誰しも欲は有ります。そうは言っても長期的に考えれば、経済にはバランスが大切です。今、いくら儲かっても消費者をイジメ過ぎて消費が伸びなくなったり、消費が出来なくなっては企業は商売が成立たなくなります。そこまでエゴを通すのは自爆行為であるのに、何故経済界は、ここまで目先の保身に走るのでしょう。
それは、企業の経営資本の問題です。 企業が大きくなり過ぎて大株主が資金団等に変わってきた事が原因です。 社長、重役と言えども自分の会社と言う訳ではないから、自分が役職に就いている間の立場しか考えなくて良くなったのです。
例えば、松下幸之助のような創始者は自分の会社と言う意識が強いから、何十年、何百年先の事まで考えて経営するという考えでした。当然、会社、社員、株主だけの事ではなく、お客様の事まで気遣う必要があったのです。 客が商品を買えないほど貧乏になったら、商売が成り立たなくなるからです。
ところが、現在のような経営状態では、社長は自分が社長を務める5年、10年だけのことしか考えなくて良くなってしまったのです。
そして、日本では経営を複雑化して、経営者も多くの違った形の収入が入ってくるような仕組を作り、最大限、違法に近いような節税に力を入れてしまうようになったのです。
企業が社会的な責任を感じる必要もなくなって、保身と利益追求だけに走るようになった原因がこのシステムの変化にあるのです。
この変化が良い、悪いではなく、こういった実情を知った上で、政治がバランスを考えてコントロールして行かなければならないのです。
ところが、日本では不幸なことに、政財界攣るんで、エゴの追求に躍起です。
このまま、突き進む事が何を意味するかを考えず、国民も従来のお国任せでいる事に、なんの不安も感じないとしたら、行き着く先は決まってしまいます。
世界は、日本の3倍以上の速度で進んでいます。 どんどん、遅れを取っている事に気付いていません。誰も!