hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

社民党のあり方

2010-07-27 07:20:56 | 日記
 辻元議員の離党発言からも解るように、野党政党としての役割も使命感も薄れ、場当たりの政策で、党全体が疲弊を続けて来ている現状では、国政での存在感が示せず、離れたい気持ちに成るのも無理は無いでしょう。 
 沖縄に関しても、如何にも沖縄県民を思っての政権離脱に聞こえる主張に見せかけていますが、国民から見れば、口だけで何も出来ない、何も変えれないのが解っていての対応でしたから参院選挙対策でしかなかったと見透かされたのです。
 沖縄の県民を煽って、普天間から出て行け、辺野古の移設は認めないと叫ぶだけなら、そんな政党は要らないのです。 具体的に、どうするという方向性も示せず野次馬を演ずるだけで、参院選に勝てると考えたのなら素人以下です。 結局、騙せたのは少数の沖縄県民で、益々衰勢の傾向を強めただけです。 
 日本の政治全体がレベルを下げている中でも、極めてその傾向が強い社民党は既に、政党の体を為していません。 沖縄で、政治ごっこをしていれば、満足かも知れませんが、杉本議員には、とても耐えられない状況でしょう。 
 辻元議員だけではなく、社民党から出ないと政治家になった意義も薄れてしまうのですから離党すべきです。 社民党は完全に政党としての役目を終えました。 立ち直るのは無理でしょう。 多くの少数政党が生まれ、少々混乱した状態が続いていますから、その中に塗れていつかは、消えていく運命のように思います。 こんな社民党にすがり付いていた組合も居たでしょうが、ほとんど見捨てられる状況になっています。 
 当然の結果です。