ＮＨＫ恐竜絶滅番組の嘘

　以前、進化論についての疑問を記事にしました。　再びＮＨＫが関連した番組を放映しているのを観て、不信が甦って来ました。
　こういった、絶対的に正しいと限らない番組を見せ付けられると、視聴者は否定出来る根拠を持たない為、受け入れざるを得ないのです。
　大変、危険な画像です。こういった番組では絶えず、視聴者に対して責任を負うべきで、必ずしも１００％正しくは無いと言う事を報道すべきです。　根拠に在るのは、何処までいっても推論なのです。　この映像を観ると、拉致問題での重村教授とか言う輩の発言を思い出します。　テレビに出演する人物で、極めて曖昧な情報を、如何にも絶対に正しいというように見せかける発言をする人がいます。憶測で判断した発言を如何にも実際に見てきたかのように、断言する手法です。　この方法で発言されると、視聴者は錯覚するのです。
　最近、頓に出演して、同様の手法で政治、経済を語る池上彰もそうです。　凄く正しい事を前面に押し出し、推測に過ぎない持論を混ぜ合わせて報道するのです。　如何にも絶対的に、自分の主張が正しいかのように見せかけるのです。　視聴者で余程の知識が無い限り、正否を判断できません。　特に株価や、為替についての見通しを語る時には気を付けて欲しいのです。　作為的に情報を流布したと非難されても、反論出来ませんよ。　素人の私でも見通し出来る考えとは逆の持論を主張されている場合も多いのです。
　この恐竜の番組も、根底にある根拠は進化論を前提にしています。　地球上に存在する生物を一本の線に繋げて正当化したい学論にしか過ぎません。　ぶつぶつに発せられた情報を進化論に結び付けて、繋ぎ合わせた継ぎ接ぎだらけのこじ付けです。　いつかは、完全否定される推論でしかありません。　こういった放送には、必ず一つの学説に過ぎないという、但し書きが必要です。

高齢化問題

　皆さん、高齢者が増えて大変に問題視されていれます。年齢で区切って高齢者とするから、3人で1人を支えるとか、2，5人で1人とか、若者の負担が大変になると言う事になります。　
　発想を変えて年齢ではなく、最高高齢者から上位、２０％の人を高齢とする。
　このような考え方に発想を変えれば、いつも4人で1人の高齢者を支えるということになります。　勿論、その人の事情で、柔軟な配慮は必要ですが、健康な人は可能な限り仕事を続けられる体制を整える必要があります。　詳細に情報を捉えるためには、国民の番号制は必要になります。
　西暦0000年の人までを高齢者とするという決め事を年度毎に作る必要も出てきます。
　ともかく、政策として、税を取る側の論理ばかりで政策だ決定されるから、国民の為の政治がなされなくなります。　半ば嘘に違い数字を示して、だから税を上げるんだと言い含められて納得している国民の気が知れません。　発表される数字はほとんど都合良く、手直しされています。　ＮＨＫの番組でも、投稿記事はＮＨＫ側に都合の良い記事だけを選んで放送しています。　民放も同じです。　無難な放映で視聴率優先な報道しか映しません。
　結局、彼らの思惑で、情報を刷り込まれて、世論を形成させられているのです。　
　人間、どんどんと巧妙に、誤魔化しを企むようになってきています。　その意味で、特に日本人は質が悪くなっていると言うのです。

自己の確立

　年齢的なものもあるかも知れませんが、最近、流行やブームに沸く人々の映像を目にすると何故か自分とは、異質なものを感じてしまいます。
　人様の事ですから、とやかく言うつもりはないのですが、考え込んでしまいます。
　日本では、今の人達は幼い頃からテレビが思考の中心となり、人格の形成に大きく影響をしています。　この思想や思考が固まる時期は大変重要で、本来、しっかりと自分を見つめたり、他人と自分を比較したりして豊かな個性を確立するべき時期です。　ほとんどの人が中学を卒業する頃までに経験します。
　私は、こういう時期をじっくりと、ゆったりと過ごさせてもらったので、今の時代には、人からちょっと変わった人間と思われる存在になったように感じます。
　実は、我が子が、中学一年の頃に父兄の個別面談で先生から、お宅の子は少し変わっていて心配です、と指摘されました。　その女性の先生が言われるには”みんなが騒いでいる時に、同じように騒がない。皆が拍手をしている時に同じように拍手してない”と言われて、それが変だと仰るのです。　家に帰って私達は笑ってしまいましたが、逆に先生自身が異常に気付かない現状に大変、危惧を感じました。
　最近のテレビを中心とした風潮から、止むを得ないとは思いますが、皆と一緒にワーと騒ぐ、皆と一緒にどっと押しかける。　流行やブームに乗り遅れると不安になる人達。　悪いという訳では在りませんが、それでは個性も人格も養われないし、確立されない。
　こういった傾向は、体制側が国を治めたり、組織を仕切るには都合の良い手法です。逆に、一定のこういった部分は社会構成の上でも必要でしょう。　これもバランスです。現在の日本のように、度を越えてしまって韓流だ、ライブだ、パチンコだと過剰に反応してしまう烏合を造りすぎてしまうと、社会は疲弊して衰退が始まるのです。
　国や、有識者とか言って勘違いしている輩達は、もっと賢明であって欲しいものです。　自分達に都合の良い、働き蜂ばかりにしてしまう事の愚かさに気付いて、国家の未来をしっかりと見つめる事の大切さに目覚めないといけません。
　何でも、金儲けが優先されて、経済、社会が機能してしまう現状に大きな問題があるのです。　せめて、中学を卒業する時期までは、この自己と人格の確立を真剣に考えて行かないと国は発展しないのです。　その為には、企業も人も少々の犠牲や、投資は必要です。
　政治を語る人も、行う人も、もう一度考え直す時期なんです。　解らないのでしょうか？虚しいですね！