hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

既成概念

2010-07-07 22:40:48 | 日記
いつの時代でも、国民は手懐けられ、国を牛耳る一部の権力者に貢がされる存在かもしれません。 政治の社会も、一時的に国民の為の政治を目指すかのように振舞っても、いつも長くは続きません。 まして、日本のように長く政権が続いた後の政権交代ですから、複雑に縺れ、捻じ曲がった流れを変えるのは大変難しい事でしょう。
その上に、メディアに誘導され、刷り込まれた概念で、凝り固まった国民の目を覚まさせる事は容易ではありません。 
 最近の傾向を見ても、国民のインタビュウーを聞いていて、尽くづく感じます。 政治も経済も、教育についても何も理解できていない。 全てが、人からの受け売りやメディアの入れ知恵でしかありません。 その事を、自分は考えているのだ。学んで得た結果なのだと勘違いしているのです。
 精神的なものまで全てが、欺瞞であり錯覚でしかないのです。
愛や幸福、恋愛から憎しみまで、植え付けられた概念に操られている現状です。
 人間が人として生まれ、充実した生涯を送れるような国家が最善だと私は、思うのです。
 何に歓びを感じて人生を終えられるかは、人それぞれでしょう。 しかし、今の日本のように自分だけの満足が全てというエゴは、幸せとはほど遠いということだけは知って欲しいと願うのです。 間違っているのでしょうか?

人間であること

2010-07-07 11:48:31 | 日記
 過去の歴史の中で、正しいとされてきた事の中にも、沢山の間違いがありました。
 人間と、それ以外の生物。 生き物というと、植物から微生物に至るまで、生命の存在を認め、その存在価値についての考えがそれぞれの価値観の違いで、まちまちに評価されてきました。
 何が良い、悪いではなく、人間にとって、人間社会にとって有意義で価値ある思考が働くことが大切であると思うのです。
人間と他の生き物とどう違うのか? 進化論を中心とした考え方が何処まで正しいかは別として、生物、哺乳類、霊長類というような分類の仕方だけで、人間を決め付けて概念として作り上げてしまうことが人類にとって最善なのでしょうか?
 逆に言えば、地球上に存在する生物として、地球を支配しているという思い違いに浸って慢心しているように感じています。 人それぞれが奢り高ぶってしまって、有頂天になっている現状です。 本当に人間は、そこまで優れているのでしょうか?
 最近の相撲界の問題、政治の社会の矛盾、沖縄の人達の言い分。
 何処を見ても、人としては首を傾げたくなる対応ばかりで、極めて独り善がりで自己中心的な言動としか思えません。 誰もが、その言動を正当化する為の方便を繰返しているだけで、そこには確固とした信念や理念が感じられません。
 その点で、沖縄の人達には、自主に目覚め、口だけで反発して騒ぐだけでなく、基地問題にしても、良い方向に向かっていける方策はいくらでもあるはずです。
 私は、個人的に人間の存在は、他の生き物とは全く違う価値と意義を有した、特別なものと考えています。 動物と同じで、欲望の赴くままに、好き勝手に振舞えば良いとは思っていません。
 本当に人間として、どう在るべきか考えられるように努力し能力を磨いて日々精進すべき存在であるべきだと、心から思っています。
 沖縄の人たちも、どうあるのが沖縄にとって最善であるかを熟慮し、価値のある行動に移して頂きたいと感じるのです。 その意味で、沖縄に本当の意味での自立の道を進んで欲しいと願っています。