地に落ちた大和魂

　口先で、誤魔化すことばかり熱心で、本心はずる賢く、人の物をクスネルことばかり考えている日本人。　エゴを正当化する、言い回しが上手になって市民を手懐ける政治家たちや財界人。
　何かと言えば、法人税を下げて優遇して貰わないと、雇用が守れないという企業人。　海外に勝てない。　海外から企業が入って来ない。　嘘ばっかりである。　散々、儲けて、クスネて、隠して、欲深も程ほどにしてはどうですか？
　古き良き時代の、大和の魂は何処へ行ってしまったのでしょう。　全く質を悪くしてしまった日本人達が、世界に向かって、堂々と闘えるはずが無いのです。
　私は、今、充電をほとんど必要としない電気自動車を考えています。　全く必要でないか、どの程度に走行可能な距離が伸びるか不明な段階ですが、いろいろな企業に提案していても、末端の担当者は、ほとんど耳を貸すつもりはありません。　日本の企業人は、保身と現状維持だけに必死です。　新しい事に取組み、挑戦する意欲も勇気もありません。
　多分、海外の企業に先んじられてしまう事になるでしょう。　充電がほとんど必要ない自動車ですよ。　実際、可能なら、喉から手が出るほど欲しいはずです。　その可能性にさえ挑戦しない日本人。　とても、勝ち抜くのは困難です。
　日本人の脳は機能してないのが現状です。　政治の世界を見ても、産業界も考えていると自分で思っているだけで、脳は動いていません。　その状態に気付けない限り、日本は変われません。　私達のような年寄りでも、向上心は一杯です。
　30年先には私の憂いが目に見えて来るでしょう。　それでは遅いのですよ。　20年前に日本が現在の状況になる事は解って居ました。　今のままでは、日本は立ち遅れるばかりです。