hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

普天間の”変”

2010-07-15 19:56:30 | 日記
 普天間の辺野古移設について、出て行け、来るなばかりで肝心な詳細は全く知らされない。 皆さん、変だと思いませんか?
 普天間の地権者(地主)は2900人弱のはずです。 ここで働く県民は200人くらいです。地代は2004年段階で年間およそ60億円です。 

この地権者が誰であるのか。 もし返還されたら跡地はどうなるのか? と言うような情報は一切明らかにされていません。
 こう言った主張をすると、個人の情報だから明らかに出来ないとか言い逃れをしますが、法務局で調べれば、誰でも情報は知り得るのです。
 以前は、役所でも一筆100円、200円で調べる事が可能でした。 個人情報保護法とかで、役所では開示してくれなくなりましたが、個人情報保護法によるというのは嘘です。 今でも法務局では開示しています。 ただし、一筆500円です。 法務局から役所に安く開示しては、法務局の手数料収入に響くから止めてくれという苦情があって、役所は開示しなくなった。それだけです。
 それは別としても、政治家が調べるつもりなら簡単に出来るはずですし、公共に関する情報ですから、個人の情報として優先して護る必要はありません。
 隠すには、訳があるのです。 表面で出て行け、来るなと騒いでいる内に、裏では跡地に関る利権に貪って、綱引きをしているのです。 莫大な利権です。
 沖縄の権益を沖縄の人達の為に使い、還元してあげる計画を実践すれば、沖縄県民を説得できる計画は大いに可能です。 政治家にその気も、覚悟も無いから出来ないだけです。
 県民も首長も、本気で考えていません。 自分達の地域の問題を人任せでは何も結果は出ませんよ。

特別扱いを好む日本人

2010-07-15 17:04:12 | 日記
 日本人ほど特別な扱いを好む人種は、世界では珍しいです。 
大抵の人が、あなただけ特別に扱ってあげるとか、貴方には特別安くしてあげると言われると、喜び勇んで飛び付く。 
 この傾向が、公益法人とか、お役所の対応とか、あらゆる方面に影響を及ぼしています。
こういった扱いに対する感覚を、人間の心理から分析するに、特別扱いが個人の人間としての差別として、自分が高く評価された結果のような錯覚を感じさせているのです。
 本来、民主主義の基本的人権である、自由とか平等の権利は、扱いに対しても平等である事が原則です。ですから、海外では特別扱いされる事は自分が蔑まれ、施しを受けているという、全く正反対の受け止め方をする傾向が強いのです。
 つまり、同等に扱われる事こそ、1人の人間として認められた存在となるという認識です。 こういった事に対する拘りも、国風の違いで様々ですが、私自身は特別扱いをされる事に、何となく施しを受け、見下されているようで違和感を感じて来ました。
 中には、定価をかさ上げしておいて、今回だけ安くしてあげると売りつけるようなケースもありました。喜んで買う人は、それはそれで良いのですが、私のような疑い深い人間も居ます。特別扱いされると、裏に何かあるんじゃないかという思いです。
 世の中には、こういったマヤカシは非常に多いです。 特に日本では官民に渡ってこの捩じれた感覚が強い為に、現れている歪も大変大きいです。
その為に、政策としても補助金や、支援金、エコポイントといった制度が、日本では好まれてしまいます。 お恵みして貰うなら、最初から安くして貰った方が平等で、簡単です。
 出来る事なら、日本人の多くの人が、むしろ平等に扱われる事を望むような風潮が拡がることを願っています。 こんな想いは私だけでしょうか?