hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

これからの世界と日本

2011-08-03 10:27:50 | 日記
 日本もアメリカも経済に対する正しい知識も感覚も持ち得ず、間違った決断を続けています。経済の基本は、お金と物の流れです。この流れがスムーズに流れて行くシステムが確立され、発展して行かなければなりません。
 ところが、今、為されている対策は、お金は偏って流れ、物は利己的な利益の為に動く人達の思惑で、留まったり、過剰に流れたりしています。全くスムーズでないのです。 経済対策として、低金利が続いているのも、中小企業や弱小経営者の為ではありません。国の大きな借金や国債の利払いを抑えたり、金融機関が楽して儲ける為には低利で行くのが一番だからです。
 この発想は、日本が最初で、アメリカは反対でした。ところが、窮地に陥って来たアメリカは、日本に倣うしかなくなってしまいました。この病気は、人間の怠惰性から来るもので、一旦患うと中々、治すのが難しい麻薬のようなものです。目に見えた症状が、出難い病気ですから、病んでいる事さえ気付けません。ですから、当分の間は、この状態が続きます。
 次に来るのは、アメリカのデフォルトか中国のバブル崩壊、EUの破綻です。そこまで進まないと、この病気に気付けません。それが人間ですね!