hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

仮想通貨、ビットコイン!

2014-02-27 00:36:52 | 日記
 日本でも、特殊なグループの中でだけ通用する私的金券のようなコインが使われたこともあった。 今回は、ネットの中での利用だから関わる人が特殊な印象だが、今後は手を換え品を換えて似たような詐欺行為は増加する。

 古くは、豊田商事のような年寄りを相手に預り証で多額の資金を投資の名目で騙し取るような詐欺も沢山有りました。

 人間、怖いもので暫く順調に取引の形で引き続くと容易に安心して、のめり込む。 少し利益が伴ったり、便利であったりすると、その行為に人とは違う優越感を覚えてしまうものです。

 このビットコインも世界で350億円ほどの流通であったと言うが、このコインに何かの保証がある訳ではなく、グループの中でだけ通用するコインだから流通が不調になれば無価値である。

 経済と言うものは、背景に信用があり大きな規模で安定した関係が維持されるから不安が生じないだけで、容易に破綻する仕組だから問題が起きる。 短い周期で終わってしまう取引は詐欺と言われ、規模も大きく長く続く取引は法律で守られて国や機関も保証する。

 根本的には同じ中身である。 銀行も安心や保証が無ければ、ただの金貸しである。 預金者の預金が守られる法律があるから大きな資金が集まり市場に流通して回転する。 その間で、利鞘や手数料で潤っているのが業者である。

 ねずみ講やマルチまがい商法も、無限に続けば問題は起きない。 数字は無限でも、信用は無限ではない。 だから銀行と言えども信用は絶対ではない。 まして、金券や商品券でも、その発行元が破綻すれば紙切れである。

 紙幣が紙切れになったこともあるのだ。 信用の度合いが低い取引に関われば、破綻や破滅の可能性は大きい事の覚悟が必要である。

 自業自得と言う奴です。 無知無能が悪いのです。 それを承知で騙す側と騙される側が生まれるのです。 騙される人が居るから、騙そうとする人間が生まれるのです。騙される人が居なければ、騙そうとも思わないでしょう!