安楽死問題！

　人の生と死の問題である。　皆さんは死に付いて、どんな拘りがありますか？　私は、それ程、興味はありません。　

　以前も書きましたが２度、死に直面して死ななかった私、だからではありません。　

　死について、怖いとも、死にたくないとも思わないのです。　わたしが持つ思想から来ています。　拘りや、執着を持つことこそ愚かと考えるからです。　だから死に付いても、特別なものではありません。

　人間には付いて回る当然の成り行きです。　寧ろ、死に際に苦しい思いをしたくないし、この世に未練を残して死にたくない。　思う存分、生きて満足して死を迎えたい。

　既に、十分といえる人生を過ごして来た私には殆ど未練も無いからです。　この世界の将来も既に予測の範囲です。　予測出来ない未来が有れば、もう少し長く生きていたいと思いますが、私の予測を超えるような世界ではありませんでした。

　特に、日本のように無神論者が多い国では、死や病気の恐怖に怯え、国民は炊き付けられて振り回される烏合ばかりが大半です。

　今までの日本を御覧なさい！　何事も金儲けの道具です。　恐怖や冠婚葬祭を煽って、商売に結びつける世相が蔓延しています。

　人の生と死は全て、その人のものです。　どんな死に方をするかも他人には関係の無い話です。　いつ、どんな死も、全てが人の定めです。　自殺も死！　病死も死！　犯罪の被害者も死！　そして安楽死も死、に過ぎません。

　所詮、人間の人生は儚いものです。　メデイアや世間が騒ぐのは、騒いで商売にする連中が勝手に騒いでいるだけです。　人の命が大切だというのも、人間の勝手です。

　人の命が大切だから、病院も医者も潤うのです。　恐怖と楽を焚き付ければ、商売繁盛する連中のワナです。　一人の人の命なんて宇宙から見れば、何の価値もありません。

　価値を高めた方が商売にし易いから、大切だと言っているに過ぎません。　一個人の死に方なんて、どうでも良いではありませんか？　

　死後の世界とか、天国、地獄とかで振り回される人ばかりだから野次馬の話題になっているだけです。　その死に直面する医師とか、警察官に確固たる信念が無いから惑うだけです。　そういう職業に就くという選択ですから仕方ありません。

　人間の死を大きな問題として取り上げ過ぎているのです。　過去に何十億人、何百億人と死んで来たし、これからも死ぬのです。　生きている人の幸せや平和の方が大切です。

　人は数を作り出した時から、長いとか短いとかに拘り出しました。　実際には、今しかありません。　生きている者の今が、大切です。　犬や猫が長生きしたいと思うでしょうか？　彼らには、長い短いではなく、生と死しかないのです。

　本質的には、人間も同じです。　人間の場合は、それぞれに自分の都合で生や死を考えているだけです！　私も、あの時、死ななかったから生きているだけです。

　私にとって死は思い悩むほど、重要ではありません。　子供が授からず苦悩する我が子の姿の方が哀れです。　子が授からない事も大した事ではありません。

　死に拘るのも、子に拘るのも同じ哀れです！　拘りや、縋りつきこそ災いです。

　拘りや、縋り付かないことこそ、本当の自由です！　それが最大の幸せだと私は、思っています。　だから私は幸せです。　何の未練も執着もありません。

　皆さんも、どうぞお幸せに！！