日本に在る、グレーな幽霊法人！

　何の為に存在するのか？　ＮＰＯとか一般社団法人とか？　悪の温床に成っています。　発足時には奇麗事で取り繕われていますが、中身は悪巧みが一杯です。

　非営利なんて謳っていますが殆どが、そこで飯を食う輩です。　独立行政法人とかにも似たような要素が含まれています。　中には稀に奉仕や貢献を目的にした団体もありますが殆ど、建前だけのボランティアです。

　こういうグレーな部分を含んだ組織や団体が星の数ほど存在しています。　そこには戦後政治の有り様に起因した悪現象が蔓延っています。

　本来政治や政の中心は無報酬の奉仕の上に存在していたものです。　いつの時代からか、特に戦後においては政治や医療、司法までもが金儲けの場と化してしまいました。

　其れが為に、国会に於いてさえ地位と権力の悪用が始まったのです。　国の予算や社会保障の場に於いてさえ、搾取団体を介在させ、迂回させて税や国民の財産をクスネる組織を溢れさせているのです。

　資本主義、自由経済と言いながら裏では、得体の知れない組織を介在させ国民から貴重な富や利益を奪い取るシステム作りに邁進して来たのです。

　その結果、国家予算が膨大に膨らみ、年金積立金や保険料まで注ぎ込んでの搾取です。　大企業も政治に便乗して内部留保や一部の特権階級が私服を肥やす仕組に変えて来ました。

　一般に、富裕層と言われる輩の蓄財の源は、こういう資金の迂回から積み上げられたものが殆どです。　本来、政治が機能して、こういう体制に歯止めを掛けたり是正を促して自浄するのが民主主義の基本です。

　ところが日本では、政治に携わる者が輪を掛けた悪巧みする連中ばかりの日本です。　政治に、奉仕や貢献の意味を失くしてしまった為の弊害です。

　一日も早く、政治を本来の国民の為に役立つ体勢に作り換えない限り、日本が健全な民主主義国家に戻れません。　戦後、国民からクスネた富と利益を国民に返させる決断です、

　これは権力者側にとっては大きな脅威であるのですが、必ず、その必要性が迫って来ます。　人間の持つ愚かな性です。　特に日本人は懲りない性分ですから行き着く所まで行くしかないのでしょう！！

日本の嘘と欺き！

　触込みは、社会保障や医療に、お金が掛かるから国の借金は増えるという。　果たして、そうなのか？　株式市場を見てみれば、一目瞭然である。　製薬会社や医療機器メーカーの株価が桁外れに高い。

　薬品や福祉、介護に関連した業界で甘い汁を吸う連中が如何に多いかである。　日本社会における企業収益の適正化を図れば、医療に掛かる費用も３分の２位には抑えられる。

　震災の支援とか復興でも、悪巧みを企んでいる輩が多いから余分な時間や費用が掛かっている。　金が集まる、ありとあらゆる処に群がるハイエナがいる。

　示される数字も捏造、嘘が蔓延しています。　現在、言われている求人倍率や失業率でも、率は改善されてもトータル的な面では、低賃金層が増えている状態は変わりません。

　最終的には、低所得層にシフトしているに過ぎません。　数％雇用が増えても、低所得層が増えていれば、好転とは言えないはずですが、失業率や求人倍率は改善した数字に見えます。

　公務員の数は減らして、特殊法人や外郭団体を増やしてトータルでは逆に増えている現状です。　その上に、議会改革や定数是正は先延ばし。　何かと言えば、難しいとか出来ないで逃げる始末です。

　国会に提出される法案の大半が改革なんて嘘ばかりで、中身は国民の不利益になる改悪です。　その上に、貧しい者には御恵みをして、その場凌ぎの対策です。

　国民も、そういう政府の施策に異を唱えるでなく、高齢化、少子化だから仕方が無いと鵜呑みです。　こういう日本が、民主主義の立派な国家に見えてしまうのですから恐ろしい限りです。

　何度も言いますが、国家予算は関わる連中が粗利益を搾取しなければ、半分か３分の２の額で十分に賄えます。　中身を検証すれば大半が中膨れした額になっています。

　日本の中枢が、この状態で、国民も皆、其れを善しとして受け入れています。　これでは国が正しい方向に向うはずがありません。