日本の株高？

　過剰資金が原因の日本の株高の根拠？　他には何も無いはずの日本である。　アメリカが軍事、金融等で巧みに世界を振り回し、アメリカの経済の建て直しに成功してドル高、株高は理解出来るが、日本の株高は怖くてなりません。

　財政や経済の何処を見てもプラスな要因は微々たる物のはずです。　この状況で２日間で１２００円の株高です。　信用取引の投げが出て一旦、買い戻しに走ったのか？

　ここから一本調子の上げが続けば完全に、バブルの状態である。　為替の円安も激しい。　この傾向は日本とアメリカが極端です。　ファンドの中心に円とドル、日本とアメリカの存在を感じます。

　いつか来ると予想していた、投機の対象に円が狙われるという時期が早くも来たのだろうか？　予想というのは先取りですから、来る時は急激です。

　前にも記したように、世界の投機の標的になれば円が２００円も有り得ます。　日本のハイパーインフレが起きて、大混乱します。　それぐらい日本は脆いのです。

　資源も無く、軍事力も無い日本は、世界から大事に扱って貰える状態が続かないと安定出来ません。　アメリカ一辺倒で、世界の国々から見放され、標的にされるような立場に陥ることが怖いのです。

　日本の市場に大量の資金が入って来ている様子です。　ファンドマネーの行き先が、日本とアメリカに集中して来ている気がします。　ハゲタカファンドであることは言うまでもありません。

　原油も商品も割高な時期が過ぎて、ここ数ヶ月は下降気味です。　一時的に、無難で予想が容易な日本の円と株に集中して来たのでしょう！

　問題は、何処まで昇り詰めるかです。　上げれば、いつか下げるのが相場です。　そして、相場に行き過ぎは付き物です。　豊富に出回った過剰資金です。　相当な乱高下が予想されます。