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先に行った「岡山~広島ツーリング」の主要行程は、国道2号線を炎天下、170Kmを只管・走行する事であった。
実行に移すにあたって、悩みの種は、エンジンから”熱”問題であった。
天からは太陽によって熱せられ、股下からはエンジンの熱で熱せられるのである。
季節柄・太陽光は仕方が無いとしても、エンジンからの熱は何とかしたい!
買えば、純正部品として購入出来る。
加工がしやすく、耐熱性を具備する”皮革”は手持ちにあった。
フレームを加工すれば、手造り出来る。
そして、出発の二日から、細工に取り掛かった。
フレームは、太い針金を成形し、溶接加工を行った。
エンジンの熱を運転者に流さないと云う事は、走行時は別として”熱を貯める”事に成る。
換気扇は必要との結論から、ジャンク品(撤去品)の、送風機を組み込むこととした。
この様な事から、市販品とは異なる形状となった。
今日の絵日記の絵(写真)は、手造りした”換気装置付き”エンジン熱の遮断装置である。
写真・左は、エンジン左側の、ジャンク品のファン(換気扇)を組み込んだ「エンジン熱遮断器」
写真・右は、同・右側の、市販品を模造した「エンジン熱遮断器」
なお、換気扇は「吸気方式」で、右側に噴き出す格好と成る。
それでは、右側は”熱気”で酷いか・・?と、思うが”熱気”を吹き飛ばす事から和らげられている。
周囲の暑さに紛れる。
停車して、所用を済ませ、次の工程に移るまで、動作させてても(バッテリーに)問題は、無かった。
評価として、エンジンの熱気を和らげる役割は、キチット果たしていた。
製作にあたっての思いと、結果は満足できるものであった。