先日記事に張り付けた曲にスモーキー・ロビンソンが登場していた。それで思い出したことがあったので書いてみる。
スモーキー・ロビンソンと言えば、昔ラスベガスで彼のショウを観に行った。と言うより、そのためにラスベガスに寄ったのだ。タクシーに乗って、「フラミンゴ・ホテルまで」と言ったら運転手に、「なにしに行くのだ?」と訊かれたので(今のような町全体がアミューズメントパークになるよりも前のラスベガスは外国人があまりおらず、ギャンブルやる人とショウを観に来る人以外あまりいなかった。娼婦にちょっちゅう誘われた)、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズへの俺の熱い思いを語ると、喜んだ運転手と一緒に彼の歌をうたったのだった。というのは嘘で、俺の生まれる前に活躍した人だからよく知らない。しかし、ABCが"When Smokey Sings"で彼の曲の素晴らしさを歌っていたので興味を持ったのと"Just To See Her"はいい曲だったということを話すと、お前日本から来たのか?だったらサブロウキタジマを知っているか?と言うのでもちろんだと答えると、なぜかサブロウファンの彼と社内で与作を熱唱したのだった。(実話)彼の与作はかなり上手かった。
ホテルのショウは、指定席ではなく、入口の係員に渡したチップの額で席が決まる。当時大学生だった俺に金があるわけもなくぼぅっと列に並んでいたら、後ろに並んでいた上品そうなおばあさまに話しかけられた。NYに設計士の夫と暮らしていたのだけれど先立たれ、故郷のLAに帰るところだと。それからなにやら雑談をしていると、もしよかったらショウを一緒に観ない?というお誘いが。もちろん受けると、たぶん数百ドル彼女が支払ってくれて、ものすごくいい席に案内される。そしてなんだかよくわからないカクテルなんかを頂く。(その頃、熟女キラーの才能が開花したのだった)(嘘)
そしてスモーキー・ロビンソンのライブ。
覚えてないけれど、この曲が発表された翌年だからもちろん歌ったのだろう。そして、途中で、彼が「今日は素敵なお客様が来ています」と言った。すると俺のすぐ前に座っている女性にスポットライトが。「ナタリー・コールです」パチパチパチ
彼女が壇上に上がり、何曲か歌ってくれた。正直スモーキーよりナタリーだった。歌い終わって、彼女が席に戻って来た時に、思わず彼女の方に立ち上がって、(生まれて初めて)「ファンタスティック!」と言って握手してもらった。(なぜファンタスティックなのかいまだに謎)すごくいい匂いがした。
それからナタリー・コールには注目していて、(父親のナット・キング・コールは、確かカセットテープが実家にあったような気がする。)昨年亡くなったというニュースを目にした時には、なんだか時代は大きく進んだなという気がした。
たった一人で行ったラスベガス。その後には一緒に行ってくれる人がいたので、ギャンブルはやらなくても、アミューズメントパークとなったあの町を味わうことができた。(一人じゃ行かないなー) しかし、昔のことを思い出すと、思えば遠くに来たもんだと思ったりもする。特にオチのない長い話。読んでくれてありがとう。
スモーキー・ロビンソンと言えば、昔ラスベガスで彼のショウを観に行った。と言うより、そのためにラスベガスに寄ったのだ。タクシーに乗って、「フラミンゴ・ホテルまで」と言ったら運転手に、「なにしに行くのだ?」と訊かれたので(今のような町全体がアミューズメントパークになるよりも前のラスベガスは外国人があまりおらず、ギャンブルやる人とショウを観に来る人以外あまりいなかった。娼婦にちょっちゅう誘われた)、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズへの俺の熱い思いを語ると、喜んだ運転手と一緒に彼の歌をうたったのだった。というのは嘘で、俺の生まれる前に活躍した人だからよく知らない。しかし、ABCが"When Smokey Sings"で彼の曲の素晴らしさを歌っていたので興味を持ったのと"Just To See Her"はいい曲だったということを話すと、お前日本から来たのか?だったらサブロウキタジマを知っているか?と言うのでもちろんだと答えると、なぜかサブロウファンの彼と社内で与作を熱唱したのだった。(実話)彼の与作はかなり上手かった。
ホテルのショウは、指定席ではなく、入口の係員に渡したチップの額で席が決まる。当時大学生だった俺に金があるわけもなくぼぅっと列に並んでいたら、後ろに並んでいた上品そうなおばあさまに話しかけられた。NYに設計士の夫と暮らしていたのだけれど先立たれ、故郷のLAに帰るところだと。それからなにやら雑談をしていると、もしよかったらショウを一緒に観ない?というお誘いが。もちろん受けると、たぶん数百ドル彼女が支払ってくれて、ものすごくいい席に案内される。そしてなんだかよくわからないカクテルなんかを頂く。(その頃、熟女キラーの才能が開花したのだった)(嘘)
そしてスモーキー・ロビンソンのライブ。
覚えてないけれど、この曲が発表された翌年だからもちろん歌ったのだろう。そして、途中で、彼が「今日は素敵なお客様が来ています」と言った。すると俺のすぐ前に座っている女性にスポットライトが。「ナタリー・コールです」パチパチパチ
彼女が壇上に上がり、何曲か歌ってくれた。正直スモーキーよりナタリーだった。歌い終わって、彼女が席に戻って来た時に、思わず彼女の方に立ち上がって、(生まれて初めて)「ファンタスティック!」と言って握手してもらった。(なぜファンタスティックなのかいまだに謎)すごくいい匂いがした。
それからナタリー・コールには注目していて、(父親のナット・キング・コールは、確かカセットテープが実家にあったような気がする。)昨年亡くなったというニュースを目にした時には、なんだか時代は大きく進んだなという気がした。
たった一人で行ったラスベガス。その後には一緒に行ってくれる人がいたので、ギャンブルはやらなくても、アミューズメントパークとなったあの町を味わうことができた。(一人じゃ行かないなー) しかし、昔のことを思い出すと、思えば遠くに来たもんだと思ったりもする。特にオチのない長い話。読んでくれてありがとう。