先日、携帯が鳴った。ま、実は比較的最近の話だ。
俺は電話帳に入ってない知らない番号にはまず出ない。着信履歴は全て「伊東美咲」とか「びよんせ」とか「非通知」だ。この数ヶ月非通知が非常に多い。しかし全てワン切り。非通知のワン切りになんの意味があるかさっぱり分からない。もちろんこっちからかけ直せない。
マナーモードにしてるとポケットに入っているにもかかわらず気がつかないことが非常に多い不感症な俺なので、たいていは後になって気づく。
しかしその非通知ワン切りに出てやろうキャンペーンをはっていたので、音だしモードにしていた。しかしまた音だしモードにしてたことも忘れてた。
自分でびっくりするメロディーが流れた。それでどきっとする俺も意味不明。しかし、非通知ではなく、知らない番号が。非通知を期待してたので、出るか迷った。そして出るべきではなかった。しかし手が滑って出てしまった。そして段々このあたりから話が危険ゾーンに踏み出してる。
もしもし
ひさしぶり 誰だか分かる?
こういうこと言うやつは大体怪しいので速攻切ろうとすると
○○だよ
げ げ げげげのげ
だいーーぶ前におつきあいしていたかもしれないてゆうかしてた○○だ。よくわからんが非常にやな予感がかけめぐった。長年の勘で分かる。旧交を温めるとかそんな美しいことがあるわけがない。
で、ほんにゃらかんにゃらで、うんともかんともで、
会いましょう!
なんで?
会って話したいことがあるから
電話じゃだめなの?
だめです!
無視したいところだが、俺に負い目がないかというとありまくりなので、断れない。みんなはこれがXXとかYYとかを期待するかもしれないし、俺も期待したいんだが、やはり長年の経験と勘は「やめとけ」と言ってる。負い目さえなければ、いろんな言い訳ぶっこき→じゃあ、そういうことで→着信拒否
なのだが、大体10年どこじゃない久しぶりしかもどうやって俺の携帯番号知ったのかも怖いので、承諾した。涙を呑んで。
で、後日某所で待ち合わせた。もちろんこの俺が遅刻しない訳ないんだが。そして遅刻してるので走る振りをしなくてはならない。
で、彼女を発見して、ものすごいスピードで本物かどうか確認し、年月の流れその他もろもろを1.2秒でやってのけた。本物だ。
で、着席してみたら、隣に女の子がいた。なんだこいつの確認はその1.2秒の間にできなかった。放置。
で、彼女とひさしぶりーーうんちくーーかんちく というありがち無駄会話をしたら、
これ、あたしの娘
はじめまして
ああ、はじめまして
この子ね、、
あなたの娘よ
フリーズした。予想もしない展開に。なんのリアクションもできなかった。
しかたないので、娘に
えええええええっと、ほんと?
はい!パパ!
再度フリーズした。親子でフリーズさせた。もう言葉もなんも出てこない。
頭をかけめぐるのはシングルマザー・認知・養育費・慰謝料・損害賠償……
ここでの正しいおとなのリアクションは
へえええそうなんだあ いやいやいやまいったねええ かわいいねえ おれににてるねええ いやいやいや じゃあこんどでずにーらんどでもいっとく?ってゆうことでじゃあ (2万ぐらいテーブルに置き、すたすたすた)
しかし正しくないフリーズ現象をしばし起こしていたら、
ぎゃはぎゃは(母)
ぎゃはぎゃは(娘)
嘘だよー
嘘ですよー
え?その嘘だってゆうのが嘘ってことはないよね?びくびく
だいじょうぶ
だいじょうぶですよー
お前らふざけんなよ!心臓止まるかと思ったよ。
全然違った。似てるとか思ったこともおかしかった。
で、用件はと言うと彼女は高校生で、俺がコネがあるほんにゃらに非常に興味があって他に訊く人がいなくてほんにゃらってことだった。
ってことで話はおしまいにしたい。
なあんだつまんないね。そうほんとつまんかなったね。
以上。みなさんさよおなら。ぷー
今日の教訓?ああええっと変な電話にでちゃだめだぞってことで。ばいばいきーんぐアーサー
(読まなくていいです)
(スクロールするな)
でそのほんにゃらについてほんにゃらしてとっとと帰ろうとしたら、
メルアド教えて下さい!あと、番号も!
無料で女子高生のメルアドをゲットできるのは事態が通常であれば
よろこんで!
しかし、知ることより、知られることに若干の、いや大きな不安を抱きつつ、交換。
多少日々経過。
数日に一度くらい彼女(娘)からメールが来る。とゆうより彼女(母)のアドレス知らない。
そしていつも軽い頭痛がする。顔文字・絵文字が異常なほど多い。女子高生のメル友なんて持ったことに後悔した。そして携帯の問題なのかいつも改行位置がおかしく、解読するのが大変だ。そして膨大な記号を読み取ってみると、結局言いたいことは「今日疲れた」とか「はらへった」と言うことだけだったことに気づくのに数分かかる。古文書の解読か?
これが楽しいかと言えば、ぶっちゃけあまり楽しくない。夢の女子高生とのお近づきだったのに… いろんな意味でうざい。さすがの俺も。どんな記事にでもつけようと思えばコメントできる俺でも(嘘です) どんな記事にもボケられる俺でも(たぶん嘘です)返事書くことねえよ。てゆうかメール送ってくんなよ。たのむよ。といつも思っていた。
だいたい始まりがおかしいことは、おかしいことを生み出す。
あるときま、なんかあって深夜1時から2時にかけて彼女からメールが来まくった。音無しモードだと気がつかないので音だしモードにしてたが、どう考えてもずれ子が気づかない訳ない。てゆうか明らかに形相が変貌を遂げている。
怖いが仕方ないので、返事書く。必死こいて。PCは早いが携帯のメール打つのは苦手だ。長文は無理。指がつる。するとなぜかすぐにしかも長文が返ってくる。多少事情があるので、返事書かないとまずい また来る という悪魔のメール状態になった。深夜、寝室で。
で音だしはうるさいから音無しにした。ま、それ自体がヤバイのだが。そしていい訳をしなくてはならないのだが、まさか真実を言える訳もなく(いま言ってるが)相手の歳も言える訳もなく、
いや、友達が死んでね。で、お通夜どうするかってことで問い合わせ殺到でさ
と一人友人を殺してしまった。
そして今思い出したんだが、喪服いまだにしまいっぱなしだった。せめて着たふりしてけばよかった。
で、電気消した寝室で一人、おとなしモードメール受信・返信(しかも必死で)してる俺は悲しかった。唯一の収穫は携帯のモニターの明かりって意外と明るいのね、懐中電灯の代わりになるわってことが分かっただけだ。
さすがに、すみませんもう寝かせて下さい で電源切った。
結局26通のメールが来た。
そして女子高生の最近のお悩み相談的をしていたら、いろいろ最新事情が分かって勉強になったと言うよりも、読者さんたち元女子高生が女子高生だったときとほとんど変わってないようだ。
さてなんでこんな俺にとってのみ恐ろしい話カミングアウトしてるのでしょう?面白から?みんなに聞いて欲しいから?
残念ながら実は実話そんなエンターテーメンティングな動機じゃない。
理由
1.先日、「遊びにつれてけ」と依頼があり、断った。
2.すると「ふるちんてゆうんだ(笑)」
3.げ!「まさか読んだの?」
4.「ママに言っちゃおうかなあ(笑)」
5.「勘弁して下さい許して下さい」
この後の展開はあまり話したくないが、「○○に友達X人連れてけ」とか言う強行な要求におおじざるを得なくなってきたこと。いまだになぜ俺のことを探知したか分からないこと。
そしてさすがにまずくなってきたのでむしろここで書いてしまって、と言うことだ。面と向かって言わないこの奥ゆかしい奥床面積の広さだ。ま、読むと限らないということはあるのだが。そして万が一読んだら、なぜか週末行方不明になった俺を探さないでくれ。
そして☆☆ちゃーん、メールはお願いだから、携帯じゃなくPC宛にしてね。おぢさん、寿命がちぢむわ。てゆうかもう送ってこなくてもいいわよ。XXについては△△にもう頼んだから。お願いだから、そっちに連絡して。一人にして。ほっといて。
今日の教訓
①すべて実話
②多少実話
③すべて嘘
④すべてウド
ファイナル・アン・ルイス?
俺は電話帳に入ってない知らない番号にはまず出ない。着信履歴は全て「伊東美咲」とか「びよんせ」とか「非通知」だ。この数ヶ月非通知が非常に多い。しかし全てワン切り。非通知のワン切りになんの意味があるかさっぱり分からない。もちろんこっちからかけ直せない。
マナーモードにしてるとポケットに入っているにもかかわらず気がつかないことが非常に多い不感症な俺なので、たいていは後になって気づく。
しかしその非通知ワン切りに出てやろうキャンペーンをはっていたので、音だしモードにしていた。しかしまた音だしモードにしてたことも忘れてた。
自分でびっくりするメロディーが流れた。それでどきっとする俺も意味不明。しかし、非通知ではなく、知らない番号が。非通知を期待してたので、出るか迷った。そして出るべきではなかった。しかし手が滑って出てしまった。そして段々このあたりから話が危険ゾーンに踏み出してる。
もしもし
ひさしぶり 誰だか分かる?
こういうこと言うやつは大体怪しいので速攻切ろうとすると
○○だよ
げ げ げげげのげ
だいーーぶ前に
で、ほんにゃらかんにゃらで、うんともかんともで、
会いましょう!
なんで?
会って話したいことがあるから
電話じゃだめなの?
だめです!
無視したいところだが、俺に負い目がないかというとありまくりなので、断れない。みんなはこれがXXとかYYとかを期待するかもしれないし、俺も期待したいんだが、やはり長年の経験と勘は「やめとけ」と言ってる。負い目さえなければ、いろんな言い訳ぶっこき→じゃあ、そういうことで→着信拒否
なのだが、大体10年どこじゃない久しぶりしかもどうやって俺の携帯番号知ったのかも怖いので、承諾した。涙を呑んで。
で、後日某所で待ち合わせた。もちろんこの俺が遅刻しない訳ないんだが。そして遅刻してるので走る振りをしなくてはならない。
で、彼女を発見して、ものすごいスピードで本物かどうか確認し、年月の流れその他もろもろを1.2秒でやってのけた。本物だ。
で、着席してみたら、隣に女の子がいた。なんだこいつの確認はその1.2秒の間にできなかった。放置。
で、彼女とひさしぶりーーうんちくーーかんちく というありがち無駄会話をしたら、
これ、あたしの娘
はじめまして
ああ、はじめまして
この子ね、、
あなたの娘よ
フリーズした。予想もしない展開に。なんのリアクションもできなかった。
しかたないので、娘に
えええええええっと、ほんと?
はい!パパ!
再度フリーズした。親子でフリーズさせた。もう言葉もなんも出てこない。
頭をかけめぐるのはシングルマザー・認知・養育費・慰謝料・損害賠償……
ここでの正しいおとなのリアクションは
へえええそうなんだあ いやいやいやまいったねええ かわいいねえ おれににてるねええ いやいやいや じゃあこんどでずにーらんどでもいっとく?ってゆうことでじゃあ (2万ぐらいテーブルに置き、すたすたすた)
しかし正しくないフリーズ現象をしばし起こしていたら、
ぎゃはぎゃは(母)
ぎゃはぎゃは(娘)
嘘だよー
嘘ですよー
え?その嘘だってゆうのが嘘ってことはないよね?びくびく
だいじょうぶ
だいじょうぶですよー
お前らふざけんなよ!心臓止まるかと思ったよ。
全然違った。似てるとか思ったこともおかしかった。
で、用件はと言うと彼女は高校生で、俺がコネがあるほんにゃらに非常に興味があって他に訊く人がいなくてほんにゃらってことだった。
ってことで話はおしまいにしたい。
なあんだつまんないね。そうほんとつまんかなったね。
以上。みなさんさよおなら。ぷー
今日の教訓?ああええっと変な電話にでちゃだめだぞってことで。ばいばいきーんぐアーサー
(読まなくていいです)
(スクロールするな)
でそのほんにゃらについてほんにゃらしてとっとと帰ろうとしたら、
メルアド教えて下さい!あと、番号も!
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よろこんで!
しかし、知ることより、知られることに若干の、いや大きな不安を抱きつつ、交換。
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そしていつも軽い頭痛がする。顔文字・絵文字が異常なほど多い。女子高生のメル友なんて持ったことに後悔した。そして携帯の問題なのかいつも改行位置がおかしく、解読するのが大変だ。そして膨大な記号を読み取ってみると、結局言いたいことは「今日疲れた」とか「はらへった」と言うことだけだったことに気づくのに数分かかる。古文書の解読か?
これが楽しいかと言えば、ぶっちゃけあまり楽しくない。夢の女子高生とのお近づきだったのに… いろんな意味でうざい。さすがの俺も。どんな記事にでもつけようと思えばコメントできる俺でも(嘘です) どんな記事にもボケられる俺でも(たぶん嘘です)返事書くことねえよ。てゆうかメール送ってくんなよ。たのむよ。といつも思っていた。
だいたい始まりがおかしいことは、おかしいことを生み出す。
あるときま、なんかあって深夜1時から2時にかけて彼女からメールが来まくった。音無しモードだと気がつかないので音だしモードにしてたが、どう考えてもずれ子が気づかない訳ない。てゆうか明らかに形相が変貌を遂げている。
怖いが仕方ないので、返事書く。必死こいて。PCは早いが携帯のメール打つのは苦手だ。長文は無理。指がつる。するとなぜかすぐにしかも長文が返ってくる。多少事情があるので、返事書かないとまずい また来る という悪魔のメール状態になった。深夜、寝室で。
で音だしはうるさいから音無しにした。ま、それ自体がヤバイのだが。そしていい訳をしなくてはならないのだが、まさか真実を言える訳もなく(いま言ってるが)相手の歳も言える訳もなく、
いや、友達が死んでね。で、お通夜どうするかってことで問い合わせ殺到でさ
と一人友人を殺してしまった。
そして今思い出したんだが、喪服いまだにしまいっぱなしだった。せめて着たふりしてけばよかった。
で、電気消した寝室で一人、おとなしモードメール受信・返信(しかも必死で)してる俺は悲しかった。唯一の収穫は携帯のモニターの明かりって意外と明るいのね、懐中電灯の代わりになるわってことが分かっただけだ。
さすがに、すみませんもう寝かせて下さい で電源切った。
結局26通のメールが来た。
そして女子高生の最近のお悩み相談的をしていたら、いろいろ最新事情が分かって勉強になったと言うよりも、読者さんたち元女子高生が女子高生だったときとほとんど変わってないようだ。
さてなんでこんな俺にとってのみ恐ろしい話カミングアウトしてるのでしょう?面白から?みんなに聞いて欲しいから?
残念ながら実は実話そんなエンターテーメンティングな動機じゃない。
理由
1.先日、「遊びにつれてけ」と依頼があり、断った。
2.すると「ふるちんてゆうんだ(笑)」
3.げ!「まさか読んだの?」
4.「ママに言っちゃおうかなあ(笑)」
5.「勘弁して下さい許して下さい」
この後の展開はあまり話したくないが、「○○に友達X人連れてけ」とか言う強行な要求におおじざるを得なくなってきたこと。いまだになぜ俺のことを探知したか分からないこと。
そしてさすがにまずくなってきたのでむしろここで書いてしまって、と言うことだ。面と向かって言わないこの奥ゆかしい奥床面積の広さだ。ま、読むと限らないということはあるのだが。そして万が一読んだら、なぜか週末行方不明になった俺を探さないでくれ。
そして☆☆ちゃーん、メールはお願いだから、携帯じゃなくPC宛にしてね。おぢさん、寿命がちぢむわ。てゆうかもう送ってこなくてもいいわよ。XXについては△△にもう頼んだから。お願いだから、そっちに連絡して。一人にして。ほっといて。
今日の教訓
①すべて実話
②多少実話
③すべて嘘
④すべてウド
ファイナル・アン・ルイス?