俊介、小5の終わり、サッカーをずっとやって来たが、トレセンのメンバーに選ばれず落胆。しかし友達が最難関の中学に挑戦すると聞き、サッカーを止めて、塾に通いたいと親に頼む。授業料を払う余裕がないので、母の菜月はパートに出ようと思う。妹の美音は難聴だが、普通科の小学校に行った後に学童保育に行かせないといけない。父親の浩一は息子のサッカーが生きがいだったし、中学受験させるには反対だった。しかし、菜月が説得し、塾に通えることに、なった。周囲はずっと前から勉強しているから追いつくのが大変。死にものぐるいの努力は身を結ぶのか・・・
素晴らしい。塾の算数担当の加地先生がいい。生徒のことを本当に考えてくれる。俊介もいい。自分がこんな男の子になりたかった。母菜月もいい。親の命令で高校を中退させられた過去があるからこそ苦しくても息子を、塾に行かせようとする。加地にも俊介にも秘密があってそれもまた色々考えされられる。
加地は子供たちに武器を与えたいと言う。小6の子達が、遊ばず必死になって勉強するということに、賛否両論あろうが、頑張ることを否定しては、いけない、そう思った。
今日の一曲
Paul Simonで、"You Can Call Me Al"
では、また。
Paul Simonで、"You Can Call Me Al"
では、また。