「セイ!セイ!セイ!」
「こら!おまえはなんだ!やる気あるのか!」
「師範!私のどこがおかしいのですか?」
「お前のその突きは出すぎだ!そんなに前へ出てくるな!」
「・・・・・・」
「もっと拳を後ろへ!出るな出るな!後ろへ後ろへ!」
「あ、もしかして、正拳後退ですか・・・」
「・・・・・・」
「なんだっぺか政権交代という台風がやってきだんだっでさ。
自民党さんぢゃなぐで民主党さんがおらだちの年貢を絞り取るらしいっぺさ」
「なになに?それはどおゆうごど?わがんねえよ?」
「あああそれはね、
山口組がおらだちのシマしきっでだだろ?
あれが、住吉連合にがわるっでのとおんなじごどだよ」
「ああわがっだ!よーぐわがっだ!
年貢取りにやっでぐるやづはがわるんだけんども、ほがはなーんもがわんねってごどだろ?」
「んだんだ」