頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

店名にツッコんでください286

2022-04-29 | laugh or let me die
店名にツッコんでください286
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『アキレウスの背中』長浦京

2022-04-27 | days
マラソン大会が賭けの対象になり、巨額の金が動くようになる第一回大会が東京で開催されることになった。日本選手が脅迫され、警察が動き出した。スポーツメーカーが画期的シューズ、ウェアを披露しようとしてる。

設定、人物像、すごくいい。

しかし、ストーリーはすごくいいとは思えなかった。ある程度予想通りに進んでしまった。

スポーツメーカーの開発の仕方や警察の動き方はすごく面白かったけれど。

 

今日の一曲

Jimi Hendrixで、"Red House"



では、また。


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2022年4月ドラマちょいとレビューその3

2022-04-25 | film, drama and TV
「持続可能な恋ですか」・・・辞書編纂の仕事をする父松重豊は妻に先立たれる。娘の上野樹里はヨガインストラクター。結婚する気はない。しかしたまたま出会った田中圭のことが気になって。配役がいいし、まだ観る。

「やんごとなき一族」・・・松下洸平と付き合う土屋太鳳。プロポーズを受けた後に、彼は大金持ちの息子だと知る。父親は傲慢な石橋凌。学校ぐらい大きい屋敷と土地。金持ちの描き方がぶっ飛んでる。面白かった。ただ跡取りの嫁が雑用をやらされるというのは不可解だったり、サウナに外からかんぬきかけられるわけないだろう?というような不自然な点はあちこちにあった。

「家政夫のミタゾノ」・・・もうシーズン5。バカバカしい設定とスーパーウーマン(?)のミタゾノの活躍。前と変わらない面白さ。

「寂しい丘で狩りをする」・・・倉科カナは探偵。性被害にあった依頼人は言う、加害者が刑務所を出てから自分のことを付け狙ってるのではないか。調べてみると確かにそのようだ。そして、倉科カナ自身も実は被害者で、、、うーむ。30年ぐらい前のドラマのような。

「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル」・・・AIロボットが人を殺し自供した。警察は知力のディーン・フジオカと体力のユースケ・サンタマリア+ひらめきの科学者岸井ゆきの。あまり面白くはなかった。


今日の一曲

緑黄色社会で、「時のいたずら」



では、また。



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『フォーリング 墜落』T・J・ニューマン

2022-04-23 | books
LA発ニューヨーク行き航空機の機長の妻子が自宅で監禁される。操縦中にメールで脅迫され、東海岸のどこかで墜落させるよう命じられる。フライトアテンダントの一人がFBI捜査官の甥に連絡した。FBIが自宅に向かうと・・・

読みやすい。映像が目に浮かぶ。

ハイジャック犯が機内にいないという新しいタイプ。面白かった。

 

今日の一曲

サカナクションで、「ナイロンの糸」



では、また。


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2022年4月ドラマちょいとレビューその2

2022-04-21 | film, drama and TV
「マイファミリー」・・・ゲーム会社社長二宮和也と多部未華子夫妻の娘が誘拐される。身代金は5億。警察に連絡すると捜査員が自宅にやってきた。かなり誘拐事件を真正面から捉えたドラマ。なかなか良かった。

「俺のカワイイはもうすぐ消費期限!?」・・・ビールメーカー営業山田涼介、可愛いだけを武器に成功できていたと思っていたら、、すごく面白いというわけではないがつまらなくもない。

「未来への10カウント」・・・高校ボクシングで4冠とったのに後に辞めてしまい、ピザの宅配をしてる木村拓哉は生きる意味を失ってる。ボクシング部の監督柄本明ががんで辞めるので、コーチをしろと命じられた。高校側は新入部員もいないのでこのまま廃部にしたい。しかし部員たちは、木村と三年生の公開スパーリングを企画して、多くの生徒に観に来てもらおうとする、という初回。今後どうなるのかはほぼ予測できる「超ステロタイプ」のドラマ。ラストのスパーリングしかボクシングシーンがなかったのも不満。ボクシング好きとしては、高校4冠とれたほどの逸材なのだから、技術面とか練習方法などのうんちくを沢山聴きたいけれど、このままじゃちょっとな。

「ナンバMG5」・・・ヤンキー父、母、兄、妹と暮らす間宮祥太朗。中学まではヤンキーだったが家族には黙ってこっそり進学校に進み、優踏生&ヤンキーの二重生活を送る。バカバカしいのになぜかつまらなくない。不思議だ。「今日から俺は」など二十歳を大きく越えた賀来賢人や間宮祥太朗や森川葵などが高校生を演じてもそんなに違和感がないのはなぜだろう?日本人は若く見えると言うがそれか?観る方が勝手にマイナス何歳かにしてるのか?メイク技術がすごいのか?

「インビジブル」・・・渋谷の爆弾事件。やや暴力先行刑事高橋一生が、犯罪コーディネーター柴咲コウの助けを借りつつ事件解決。これは面白かった。意外な展開、無駄にギャラの高そうな俳優を使ってないのも好感。

「悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」・・・ドジな新入社員今田美桜のポジティブ問題解決お仕事ドラマ。主人公の演技がややリアリティに欠けるのとストーリーに面白み不足。

「恋なんて、本気でやってどうするの?」・・・恋なんてコスパが悪いと仕事に邁進する広瀬アリス、セックスレス専業主婦が西野七瀬、パパ活に勤しむ飯豊まりえの3人の友達。広瀬の憧れの先輩がシンガポールから帰国する&たまたま入ったビストロのウエイターがイケメンだったり。意外性があるわけではなく、かと言って王道の恋愛ドラマでもなく評価しにくいけど、まだまだ観る。



今日の一曲

Ella Fitzgeraldの、"I'M JUST A LUCKY SO AND SO" 田島貴男と長岡亮介によるカバーで。



では、また。


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『グミ・チョコレート・パイン チョコレート編』大槻ケンヂ

2022-04-19 | books
三部作の二作目。80年前後に活躍したバンドの名前が大量に出てくるが知らないものが多く、その辺はあまり頭に入ってこなかった。賢三の脳内でいやらしいことを考えまくるのも同じパターンでちと飽きてきた。

物語としては賢三たちとは別の美甘子の人生の方が面白くなってきた。


 
今日の一曲

作者大槻ケンヂ率いる筋肉少女隊で、「キノコパワー」



今回初めて筋肉少女隊の曲を聴いたような気がする。


では、また。



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2022年4月ドラマちょいとレビューその1

2022-04-17 | film, drama and TV
今までの朝ドラで、ナンバーワンと言っても過言ではない「 カムカムエブリバディ」が終わってしまい(アニー・ヒラカワがラジオで激白するシーンでは鳥肌が立ちました)ロスに襲われる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

「 ソロ活女子のススメ2」・・・パート1と変わらず面白い。

「元彼の遺言状」・・・原作は面白かったのに、ドラマはそれほどじゃなかった。そもそもこんなややこしいことはリアリティがないから、文章で読んで、隙間を想像力で埋める方に向いている。のかも?

「正直不動産」・・・うそばっかりついてる、不動産会社の出来る社員は山下智久。お地蔵さんを壊した祟りで、嘘が付けなくなってしまう。面白かった。不動産屋の言うことは嘘だらけなのか?これから引っ越ししようと考えてる人や不動産買おうとしてる人必見。スポンサーのないNHKだから出来るのか。

「吉祥寺ルーザーズ」・・・ルーザーたちがシェアハウスに住む。女性陣たちの言葉がキツイ&ストーリーに面白さがない。今の所観る理由が見つからない。田中みな実は仕事を選べるはず。なぜこれを選ぶ?

「しろめし修行僧」・・・ご飯のお供を探す。面白くはないけど、腹はへる。

「先生のおとりよせ」 ・・・途中脱落。

「ちむどんどん」・・・1964年沖縄の食いしん坊の女の子。始まったばかりだけど期待できる。沖縄から始まるとなぜか期待してしまう。

「妖怪シェアハウス 帰ってきたん怪」・・・前作同様に楽しめた。


今日の一曲

The Corrsで、"Radio"



では、また。



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店名にツッコんでください285

2022-04-15 | laugh or let me die
店名にツッコんでください285
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『グミ・チョコレート・パイン グミ編』大槻ケンヂ

2022-04-13 | books
日々オナニーのことで頭がいっぱいの高校生大橋賢三、ロックと小説と映画を愛する。同じく内向的な友人カワボンとタクオと酒を飲みダラダラしていた。クラスのマドンナ美甘子が実は映画だと知り、、、そして仲間でロックバンドを作ろうと考え、、

薬師丸ひろ子、中森明菜、痙攣しながら歌うジョー・ コッカー、GORO、エロトピアなど大槻ケンヂの頃の青春キーワードの出まくり。(よくそんなに覚えてる)

賢三のちまちました内面(=大槻ケンヂの内面?)の、あーそれわかる、自分も同じだった感と、いや、そこまでいつもエロいこと考えてなかったぞ感の組み合わせ。

賢三と比べればまだ自分の方が健全(?)な青春を過ごしたのだろうか。ということはあまり重要でなく、どんどん頁をめくらせるリーダビリティと、「グミ編」 のラストを読むと、次の「チョコレート」が気になるということの方がよほど大事なはず。

 

今日の一曲

作中にも登場するバンド。ザ・スターリンで「虫」



では、また。



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『シャルロットの憂鬱』近藤史恵

2022-04-11 | books
元警察犬と暮らす夫婦の近くで起こる小さな謎を解く。続編の「シャルロットのアルバイト」から先に読んだけど問題なし。

シャルロットはやはりかわいい。犬の人間のあり方を考えさせられる。

それと、小さな謎の提示と解決法がまた巧い。


 
今日の一曲

Daft Punkの"Something About Us"、Pomplamooseによるカバー。



では、また。



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『レジェンドアニメ』辻村深月

2022-04-09 | books
「ハケンアニメ」の続編スピンオフ短編集。音声担当だったり、アニメ観せてもらえない子供だったり、フィギュア会社社員だったり、小さい子向けアニメのプロデューサーだったり。

アニメ作りの大変さと気持ちよさが突き抜ける。面白かった。

 

今日の一曲

スピッツで、「春の歌」


では、また。

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『ムスコ物語』ヤマザキマリ

2022-04-07 | books
イタリア、日本、シリア、アメリカ父母に連れられあちこちに引っ越しし多言語、多文化に触れた息子に関するエッセイ。

先日の朝ドラで伴虚無蔵が言った言葉は「刀自」最近の刀自の中でいいなー、と思うのは、赤江珠緒、ブレイディみかこ、ヤマザキマリの三人。

共通点は、話が面白い、思考が柔軟で偏っていない、カッコつけない、自分を客観視できること。

その一人が描写する息子が面白くないわけがない。

 

今日の一曲

Cannonsで、"Hurricane"



では、また。



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『タイムマシンに乗れないぼくたち』寺地はるな

2022-04-05 | books
学校や会社で生きづらい人達にフォーカスした短編集。

「夢の女」の中で、結婚後に夫の欠点だと感じた、頼りないところや鈍感な所は、恋をしていたときは「かわいさ」に変換されていたという描写があって、確かにそういうことってあるよなと思った。思い過ごしも恋のうち、恋する者は夢見がち。

全てが物凄く面白いという訳ではないけど、恋の話「灯台」 のラストは良かった。

 

今日の一曲

藤井 風で、「まつり」



では、また。



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『燕は戻ってこない』桐野夏生

2022-04-03 | books
リキは北海道で介護職をした後、東京で病院の事務をしてる。金がない。エッグドナーの話が知り合いから持ち込まれた。草桶基はバレーダンサーとして人気かあったが怪我で引退したあと指導に回った。子供が出来ない。リキが代理母の候補にあがった。

桐野夏生にしては読みやすい。近年読みにくいので避けていた。

女性の妊娠、出産、子育て、男性のエゴについて物凄く考えさせられる。物語はそれほどでもないが、ラストは好き。

 

今日の一曲

Russell Maloneで、"The Bad And The Beautiful"



では、また。


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店名にツッコんでください284

2022-04-01 | laugh or let me die
店名にツッコんでください284
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