<2011.09.23>
今日は彼岸の中日である。
毎年のことであるが、午前中に家内の一家が眠る墓参りをすませた。
墓は自宅から車で5分くらいのところの丘の上にあり、約100基くらいの中規模の墓地である。
墓といえば、こちら長崎の墓は、根をおろして気づいたことであるが、郷里の田舎の墓に比べて非常に明るい雰囲気の中に建っており、日当たりも良好な所が多いようである。
田舎では、墓地と言えば木々が茂る中にあって、何となく淋しい雰囲気が漂っていたが、そんな感じは全く感じられない。
また飾ってある花の枯れているのが少ないことである。
自分たちは、20日に1回くらいお参りするが、やはり花は枯れつつあるか夏場は完全に枯れてしおれてしまっていることが多い。
ところが、よそのお宅の花はきれいなままであるのを、良く見かけるのである。
よほど頻繁にお参りしているのだなあ・・・・と、感心しているところである。
もちろん中には、造花もあるようであるが、何にしてもお墓を大事にする人が多いんだなあと思っているところである。
余談であるが、墓参りに行く途中は、良く家内と「今は車で行けるがあと何年行けるだろうか・・・・」「行けなくなったら・・・・、タクシーか・・・・、足が立たなくなったら・・・・」等々と先細りの話題が多くなりがちとなる。
明るい墓、明るい気持ちでお参りしたいものである。
<朝日のシルエットと雲仙岳の遠望>
<対岸に見えた彼岸花>
<稲穂も実ってきた>