京都のおみやげをご紹介。
とある本で初めて見たとき、名前・形ともに目が釘付けになりました。しかも京都の伝統あるお菓子らしい。なのにこの名前とかたち!今年2月に京都へ行く直前にもふたたびこのお菓子の記事を目にし、どうしても気になって買ってしまいました。
『清浄歓喜団の由来』~亀屋清永のしおりより~
略してお団と言い、遠く奈良時代遣唐使により我国に伝えられた唐菓子の一種で、数多い京菓子の中で、千年の歴史を昔の姿そのまま、今なお保存されているものの一つであります。
唐菓子とは「からくだもの」と呼ばれ、仏教と共に我国へ伝わり、天台宗、真言宗などの、密教のお供えもので、当時は、とても一般庶民は口にすることは出来ず、貴族のみに与えられたものであります。
七種の香を入れて包み、そのほのかな神秘な香は仏教で言う「清め」の意であり、八つの結びは八葉の蓮華をあらわし、形は金袋になぞらえ、たぎった上質の胡麻油で、揚げてあります。
伝来の当時は中身は栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で、味つけしたらしく、小豆餡を用いるようになったのは徳川中期の後であります。
弊店はその秘法を比叡山の阿闍梨(あじゃり)より習ったと伝えられ、月の一日、十五日を中心に調製します。勿論精進潔斎の上調理することは昔も今も変りはございません。
お召し上がりの際、もう一度軽く焼かれますと一段と香味がございます。
創業元和三年(一六一七年)京御菓子司 亀屋清永
実際いただきますと、まわりはかりっと胡麻油の香りがよく、中の小豆餡は七種の香が入っているだけあってオリエンタルな味がいたします。いただくことができて満足
一度おためしあれ。
亀屋清永 清浄歓喜団1個500円(外税)
とある本で初めて見たとき、名前・形ともに目が釘付けになりました。しかも京都の伝統あるお菓子らしい。なのにこの名前とかたち!今年2月に京都へ行く直前にもふたたびこのお菓子の記事を目にし、どうしても気になって買ってしまいました。
『清浄歓喜団の由来』~亀屋清永のしおりより~
略してお団と言い、遠く奈良時代遣唐使により我国に伝えられた唐菓子の一種で、数多い京菓子の中で、千年の歴史を昔の姿そのまま、今なお保存されているものの一つであります。
唐菓子とは「からくだもの」と呼ばれ、仏教と共に我国へ伝わり、天台宗、真言宗などの、密教のお供えもので、当時は、とても一般庶民は口にすることは出来ず、貴族のみに与えられたものであります。
七種の香を入れて包み、そのほのかな神秘な香は仏教で言う「清め」の意であり、八つの結びは八葉の蓮華をあらわし、形は金袋になぞらえ、たぎった上質の胡麻油で、揚げてあります。
伝来の当時は中身は栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で、味つけしたらしく、小豆餡を用いるようになったのは徳川中期の後であります。
弊店はその秘法を比叡山の阿闍梨(あじゃり)より習ったと伝えられ、月の一日、十五日を中心に調製します。勿論精進潔斎の上調理することは昔も今も変りはございません。
お召し上がりの際、もう一度軽く焼かれますと一段と香味がございます。
創業元和三年(一六一七年)京御菓子司 亀屋清永
実際いただきますと、まわりはかりっと胡麻油の香りがよく、中の小豆餡は七種の香が入っているだけあってオリエンタルな味がいたします。いただくことができて満足

亀屋清永 清浄歓喜団1個500円(外税)