合唱の練習に、「聞く」のでなく「聴いて」というのがある。
伴奏の音、他パートの声、自分のパートの他の人の声などを、漫然と聞くのでなく、「聴く」
ことが、必要だと、何度となく指摘を受ける。
別の合唱団においても、「聴く」ようにに類した言葉がある。
「一本の筋に」「一人が歌っているかのように」「声をそろえて」etc.
先日の練習で、声が揃わない。ということで、ヴォイトレの先生が、急遽、パートヴォイトレを列ごとに
行った。
何人かの人は、パート変更を進められた。
時間が迫っていること、今回だけは、このままで行きたいというたっての希望で、そのままのパートで本番を迎えることになった。
まじりあわない音域については、声を出さない。立ち位置も最前列以外にとの、条件でパート変更をしないことになった。
その後の、練習では、声が概ね揃うようになった。
本番までは、あと2回の練習と、2回の指揮者合わせを経て本番を迎える。
2コアに分かれるために、2コアが一部1コアのパートを援助することになった。
他の合唱団では、ヴォイトレの時間を何度か設けて、声が揃うようにと細かな指示が飛んだ。
こちらの練習も、同じあと2回。
リハとGPも1回づつで本番を迎える。
こちらは、人数に限りがあって、プロの賛助を迎えることで、補おうとしている。
どちらも、アマチュアの良さと、弊害を抱えての演奏になる。