日舞を3曲ほど練習したことがある。
一度は親戚の民謡の発表会で、一曲披露した。
それと、近所のお祭りでも踊った。
師匠である母の新年会でも一度。
半年ほどの短い期間だったが、着物を着られるのが嬉しかった。
踊りの練習は、浴衣を着る。
本番は、お洒落できるも楽しみだった。
普段は、気にしない方なのだが、時折のおしゃれは楽しみだった。
その後、沖縄のエイサーを踊る機会を得た。
知人が、新宿へ行って踊ると聞き、翌年は、仲間に入れてもらった。
初めてのエイサーは、思ったほど激しい踊りではなくてほっとした。
パーランクを持って全身を使うエイサーは魅力だった。
練習は、Tシャツにズボン。
本番は、黒のTシャツに、紅型の打掛、エイサー用のズボン、地下足袋。
白の鉢巻だった。
打掛と鉢巻、白帯は、お揃い。
エイサー用のズボンは仲間から借用。
地下足袋は近所の、ユニフォーム専門店で、購入。
パーランクは、チームに50以上が、在庫されており、練習時から無料で貸与。
本番が終わると返却することになっていた。
本番が終わってまもなく、某デパートで沖縄展があり、三線やパーランクを販売
していて、そこで、購入。
マイパーランクを所有したものの、しばらくしてタンスの奥にはいったままになっている。
最近は、合唱のなかでの振り付けが主。
少し、動きのある振り付きが嬉しい。
踊りの心
尾上松緑
毎日新聞社