予防注射接種後に急死した男児は、併用が禁止されていた薬をかかりつけの医師の処方で、のんでいたそうな。
医者へ行くと、薬を処方されたときに、アレルギーの有無。飲んでいる薬の有無など、
細かく書く。
頭に湿疹ができて、塗り薬を処方された時もそうだった。
薬は、副作用があるのが、当たり前で、併用禁止の薬を服用すると、死に至ることもある。
ということを、気にしている人は、少ない。
日本人は、薬好きと思えるほど。
冬に近づくと、毎日のように、流れるCM。
年末が近づくと、流されるC。
子ども向けのテレビ番組を見ると(最近はほとんど視聴していないが)
何かというと、すぐ、薬を飲むというシーンが出てくる。
薬に対する、警戒感が希薄。
以前、結核療養所に勤めていたことがある。
その頃、寝つきが悪かったので、精神安定剤を処方してもらった。
何回か、処方を受け、再度、頼んだところ、
「あなたが、高齢者だったら、いくらでも出しますが、」と断られた。
それ以来寝酒をしたりして、何とか薬を飲むのをやめた経緯がある。
その、薬剤師は、体調を崩し、2か月くらいで、逝去した。
薬は、副作用があって当たり前。
使用法を誤れば、毒になることも。
そんなことを、薬のCMで、軽く考えようとさせている気配がして、
企業のエゴを思う。
病気を予防したいための接種が、引き金になって急死するなんてことは
あってはならない。