先日、埼玉県職員の残業時間が2千時間を超えていたニュースがあった。
県民からの苦情の手紙などが25件届いたそうな。
「民間の常識では考えられない」「税金泥棒」などの、批判が多かったそうな。
月に100時間を超えると、某職場では、長時間の場合の健康診断を勧められ、
月に一回は、有給を消化せよとのお達しがあると聞いたことがある。
2000時間は月にするとおよそ166.6時間。
一日当たり通常業務が8時間、月に23日勤務とすると、一日およそ15時間の勤務。
某ふざけているとしか言いようのない某、食品会社が、夜11時に帰宅、朝8時に出社。
で疲れた体に「○○○」で元気回復と宣伝していたことがある。
どこがハードなのかと、その時感じた。
しかしながら、ハードな勤務を当たり前とする感覚こそ、批判されることではある。
残業に対する、正当な報酬は、払われるべき。
日中遊んでいて、退社時間近くになると、仕事を初め、結局何時間もの残業代を稼いでいるとしたら、それは税金泥棒といえるだろうが、はき違えていると思しき批判は、困りもの。
そして、2000時間にも及ぶ残業を課して野放しにしていることへの批判こそ重要では。
何時間やっても残業がつかない、民間の勤労者からは、「泥棒」と言いたくなる気持ちも
わからなくはないが。
小さな実例をひとつ
8時30分から17時30分までの勤務時間で残業が付くのは
16時回ってからの30分単位。
つまり18時25分で上がったら、残業代は「ゼロ」
中小の場合は、そういうこすからいようなのが結構あるように思う。
大卒が、中傷を敬遠することの一つになっていると思う。
有給休暇も、大企業と中小では10日ほどの違いがあり、夏季休暇も大なら連続10日前後
あるのに対し、中小は3日あたりがほとんど。
少しくらい給料が高くても、中小を敬遠したくなるのは、「ゴマン」とある、差だろう。