ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

バカ丁寧な日本語

2014-07-24 08:30:14 | 日記

最近の日本語は、コンビニ言葉とか、タレント言葉とか、浸透してきたようだ。

CM、電車内の放送、日常会話などでも、日常聞かされる言葉になってきた。

 

「お○○を○○させていただきます」

「オットさん」は懐かしい言葉として読んだ。私事のエピソードがあったことを思い出す。

某新聞社に投稿して、掲載されたことがあった。

 

イベントの始まりに、祝辞や挨拶をのべる人がいる。

司会者に、紹介されて、壇上にたち、原稿を読む。あるいは、暗記してきた言葉を披露する。

締めくくりの言葉が、ときおり、イラつかされる。

「・・・・・私のご挨拶とさせていただきます」と言う人がほとんど。

自分に「お・ご」つけるな。

 

コンビニ言葉で、虫唾が走るのは、

「・・・・でよろしかったでしょうか」

電話でかけてきた相手が「○○さんの携帯でよろしかったでしょうか」という。

「なに言ってる!」と、怒鳴りたくなる。

 

「お待たせをいたしました」

これにも、うんざりする。

耳をふさぎたくなる。

このあたりは、政治家言葉の影響だろうか。

 

電話での取次に、「お休みをいただいております」

外部の人間に、休みをもらっているわけではない。

身内に「お」をつけるなと言いたくなる。

 

先日、テレビで接客について研修を受けている場面があった。

「お荷物のほう、おかせていただきます」の言葉に、指導者から「ほう」は日本語としておかしいと

指摘されていた。

 

日本語の乱れは、以前から言われている。

不思議な日本語がどんどん浸透してきている。

時には、こちらが戸惑うことも。

 

言葉の教育は家庭でもあまりしない。

学校でも、ほとんどない。

ほとんど、巷での会話から身に着けていく。

どうなってしまうのか。 

 

バカ丁寧化する日本語

敬語コミュニケーションの行方

野口恵子

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