『いのちの理由』岩崎宏美
音楽家は、プロ・アマ問わず演奏が好き。
舞台での演奏が好きな人もいる。
舞台以外での演奏も好きという人も、多い。
一回だけのイベントに、これまでにも何回となく参加した。
今回のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015前夜祭も昨年に引き続いての参加ができた。
心持、喉の調子が良くなくて、開始ぎりぎり近くまで参加するか止めるか迷った。
仕事時間を終えて、会場まで一駅。
職場を出る時、同僚に、迷っていることを口にすると、「それは止めるほうがいい」と一言。
「でも、止めたら後悔しそうな気がする」と口にすると、
「それは、行ったほうがいいよ」と。
迷いが吹っ切れ、会場へ向かった。
昨年よりは、人手が少ないという印象だった。
開始時間となり、指揮者が紹介されて登場。
「とにかく、一度演奏しましょう」という言葉に、いきなり演奏開始。
「では、本番を」という言葉に、再度演奏が開始された。
観客も含めて思い思いに拍手をする。
自分に、隣の人に、すべての人に。
指揮者から、「もう一度演奏したい人」の声に何人もの手があがった。
練習の演奏。
本番の演奏。
アンコール演奏。
都合3回で終了の大演奏は、あっという間に終わった。
「また、どこかでお会いしましょう」と言葉を交わし駅へ向かいました。
「アメリカ」から連想するのは、ケネディ・レーガン・南北戦争・竜巻 ・大国・9.11・スーパー301条・ハリケーン、等々。
アメリカを舞台にした、映画やドラマをよく見るけれど、歴史についてはあまり知らない。
日本史もあまり知らないので、当たり前と言えるかもしれない。
自宅の近くには、横田基地があり、電車に乗ると、米国人と思しきグループやふらりと訪れたと思しき人にあうこともある。
横田基地友好祭に行ったことも、アメリカンハウスの見学に行ったこともある。
しかし、それだけでは、歴史の一端さえ知ることは難しい。
今回、文庫本を手にし、読んでみた。
まだ、知ったとまでは言えない。
知らないことはたくさんある。
知りたいこともたくさんある。
知ったほうが良いこともたくさんあって、知りうるには時間と労力がいる。
まあ、出来る範囲で、亀の歩みで行くしかない。
憲法で読むアメリカ史(全)
阿川尚之
ちくま学芸文庫