旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

障害の重い子どもの授業づくり Part3 4

2011-12-02 22:10:38 | 映画テレビメディア
授業研についての論考もあります。

授業者側から授業改善についてのオーダーを3つ出して、あらかじめ付箋記入などで意見を集め
分類した上で、ブレインストーミングの手法も用いながら、実際の授業改善に役立つ授業研をす
るという方法は、確かに校内などの授業研では有効な手法のように感じました。

これまで、校内あるいはそれ以外でも、授業研や事例研等に、運営や司会をする立場、あるいは報告
をする立場なども含めて参加をしてきました。

この本の論考にも示されているとおり、それらは必ずしもうまくいかなかったかなというのはあります。

というのは、つまり、目的と方法が明確になっていない、それぞれの参加者で意識が異なるところが
あるからかと思います。

とりわけ、参加者が校内だけでなく、他職種も含めて幅広いような場合は、それぞれのおかれている
状況や問題意識等も異なるため、それらをうまくまとめるような分科会運営などはなかなか難しかった
です。

しかし、授業研などは、多くの人の意見がうまく集められ論議が深められれば、直接、授業改善に生かす
ことができ、授業を磨くことにつながった場合もあります。

やはり、目的と方法の明確化が重要ですね。

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第23回SBI債

2011-12-02 21:54:58 | 株式投資・資産運用
第23回SBI債

ネットからはまた抽選のようです。

BBBで、1.66%/年 というのは、まあ、こんなものなのかなと。でも、他に買いやすいもので、こういう商品がないですから、需要はあるのでしょうね。
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障害の重い子どもの授業づくり Part3 3

2011-12-02 18:22:58 | 映画テレビメディア
評価

 評価と関わっての内容もあります。

 つまりは、何か曖昧でザックリしていて、具体的に評価しにくいような目標ではいけないと。

 目標と手だてを一緒にしてもいけない。

 わかりますね。反省もこめて言うと、曖昧な目標、ねらいだと、あいまいな評価にしかなりません。
 言葉として整理しているねらいがザックリしたものであっても、実際の授業の中での具体的な指導のポイントが明確であり、それにそった指導ができて子どもも力を発揮してくれたら、それは評価もできます。
だったら、そのポイントにそった適切な表現のねらいが実際は大事にされているポイントということになるわけです。

 が、とにかく具体的であればいいかというと、そればかりにとらわれる弊害もないとは言えない。

 具体的な何かができればよい、その事ばかりを直接的に求めるような指導に陥る可能性は否定できません。

 大きくとらえた目標は意味がないことはありません。例えば「○○の△△を楽しむ。」というような目標。
 「楽しむ」は曖昧だ、意味がわからない、抽象的だから、指導目標として不適切、不適当なのか?。

 そうではない。授業が楽しめなくてどうするの、子どもが楽しいと感じる授業でなくてどうするの?。
 だから、「楽しむ」ということは目標なのです、大事なね。

 つまり「楽しむ」という目標そのものがいけないわけではない。

 だけど、その子にとっての「楽しむ」とか「楽しい」というのはどういうことなの?。その中味は当然問われる。そこを曖昧にしていたらいかんでしょぅという批判は当を得ているかもしれません。

 その「楽しさ」とは感覚レベルのものですか?。暖かいな~、気持ちいいなぁ~、揺れるの面白いなぁ・・。

 そうではなくて「来るか?、来るのか?、また来るのか?、来ないのか?、どうなの、来るな、来そう、うわー、来た~」みたいな予想とか期待感とか見通しとか、そういうものとつながった楽しさなの?。

 「僕はここでこうして、あれをしたら、こうなって、そしたらみんなが盛り上がって拍手してくれて、だから、僕はもっとこれをがんばろうと思う。」みたいな自分の役割みたいなのと関わってる楽しさですか?。

 みたいな「楽しさ」の中味、それと実際の授業での活動の関連性みたいなのは明確にしてないと、やはりピントというか大事にすることがぼやけてしまったりしますよね。


 また、最重度の子どもたちを厳密に、厳密に、評価することが適当なのかどうか。いや、評価そのものは可能な限り厳密にしたらいいのだけれど、それを例えば保護者にどう伝えるか、その方法は検討されてしかるべきだし、必要な配慮がされるべきということはあるかと思います。

  
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刑務所の中の中学校

2011-12-02 07:11:57 | 映画テレビメディア
刑務所の中の中学校
角谷敏夫
しなのき書房


 図書館で借りました。

 松本市にある刑務所の中にある中学校の話。

 この学校のことはずっと以前に聞いたことがあるような気がしますが、忘れていました。

 やや情緒的かと思う部分もありますが、「学ぶ」というのはどういうことなのかを考えさせられます。

 この学校のある場所は松本市の桐というところ。

 実は私はこの松本市桐に1年間いたことがあります。あのあたりをもう一度歩いてみたいような気持ちになりました。


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