今日は前に親父さんが入院していた病院に医療費の精算分を支払いに行って来ました。
多分、これでもうここの病院に来ることはないでしょう。
療養型の病院ということは理解はしていても、ここの病院に来た時はいつもなにか疲れる感じがしました。
それは親父さんの調子が比較的いい時でもそう。
一つには施設の古さや狭さというような環境のこともあったでしょうが、なにかしら、病院全体がどんよりした感じで、
私からすれば負の力が満ちているように感じました。
基本的にベッドから降りる、降ろしてもらう機会が入浴の時ぐらいしかなく、とにかく刺激が少なくて、
そうした中で、体がかたくなったり活気が乏しくなったりしていく状況がありました。
個々の病院のスタッフはもちろんいい人もいっぱいいるわけですが、病院全体の雰囲気というかスタンダードが
やはり求めているものとは全然違いました。
様々な面での不十分さを認識していたとしても、一度、ある病院なり施設に入り、そこで長くいることができるとなると、なかなか、あえてそこから違う施設等に移ろうというのはしにくくなったりします。
たまたま、親父さんの場合は近くに入居可能な老人ホームが新設されるということがあったので、この病院からは移ることはできたのですが。
そのための段取りは、なかなか大変ではありましたが。でも、移れてよかった。この病院には長くいすぎました。