東京IPO IRセミナー2016(3)2362夢真ホールディングス 続き
ということで、本日、夢真ホールディングス、666円100株買いです。
買った理由は以下。
・配当利回りが高いこと
しばらくは高い配当利回りが維持されそうです。
・事業内容に独自性があり、そこそこ参入障壁がありそうなこと。
事業内容は「派遣」ですが、単純は労働者派遣ではないですね。
派遣関係の会社はあるけど、まったく同じ同業他社はない。
・今後、相応の成長性が期待できると感じたこと
他
・少額投資が可能
・株価が急伸しているような場面ではない
というのもあります。
まあ、理由としては普通といえば普通です。
配当については既に書きました。目先はタコ配継続から、増配ではあるが配当性向は100%以下
という状況をめざすということですね。
事業内容の方ですが、子会社の2458夢テクノロジーはエンジニア派遣ですが、
夢真ホールディングスの方は建築技術者派遣です。
建築技術者派遣というと、何か登録されている建築職人さんを派遣するのかと一瞬思いますが、
そうではなくて、現場の施工管理者やCADの作業をする人を派遣するのが基本です。
特徴は、
・派遣領域をこの建設関係に特化していること
・とにかく若手・新卒を大量に採用している、2000人/年間を目指し、
現在、到達可能な水準まで来ているとか。
・派遣としては利益率が高い
ということ。
顧客はゼネコン関係などが多いですが、特定の会社に偏らず幅広いです。
もう25年ぐらいはこの事業をしているので、顧客との信頼関係というのも相当にしっかりしたもの
になっていることが推察されます。
建築関係の人手不足というのは、単に人数の問題のみではなく、技術者の高齢化ということも大きい
ですが、ここはとくかく若手をどんどんとっていると。
だから、「人」ですわ、つまりは。
どう、うまく人を育てるか、逆の厳しい言い方をすれば、どう切り捨てるかということでもあります。
まず、採用のところで、全国拠点に採用のための事務所のようなものをつくり、
採用後の研修やスキルアップの制度を整備、会社内の多様なサークル活動等を活性化といったこと
にふれられていましたが、
とにかく専門的な力量を持った社員を育成するシステム、そこが生命線かと思います。
さて、その写真の定着率はどうか?。
これは会社として公表されているのかな。四季報には68.4%前年同期比2.1ポイント改善という
のが載ってました。
これはそんなに離職率が高いというほどでもないというのが会社側の認識のようです。
まあ、とにかく若い子らをとってくると。
しかし、研修して実際に行くところは建築現場で、そこで若くても管理的な業務をきちんとしないと
いけないと。そりゃ、もう現場では強烈な職人さんとかいっぱいいますわ。
ゼネコン管理者の方からはちゃんと計画どおりの工事進行を求められるのは当然だし。
こういうところで「愛される」キャラクターの子というのはあると思います。
逆に、もう無理な子は無理。いくら勢いとかやる気があっても、それだけではいかないでしょう。
育成していける部分と難しい部分がありそう。無理な子らを引き止めてもしょうがないしね。
どうしたら、いけそうな子をやめずにうまく育成できるのかなぁ。
叩いていい子とそうでない子がいますよね。あと、孤立してなくて、ほんとの「仲間」がいるかどうか
というのも大きいですよね。
サークル活動もいいと思うけど、それが「おしきせ」になつてはしょうがないです。
といった点のノウハウも相当に蓄積はされ、それがここの見えない「資産」だったりするのだと思います。
ここからの次の展開として、海外人材紹介事業への投資ということにもふれられていました。
既にフィリピンとかベトナムで建設関係の技術のある人に日本語を教えるような取り組みもすすめている
とのこと。こうした海外の人材を日本国内に持ってこようということです。
将来的には、これは可能性は感じますね。
リブセンスなんかは、よくも悪くも思いつきで事業を広げているけど、ここは本業とがっちりリンク
しているというのが感じられます。M&Aの活用というのも成長のスピードという点では非常に重要
でしょう。
あと、建設関係は景気の動向等によって雇用の状況が大きく左右されることがありそうです。
五輪以後とかどうなのという話ですね。
しかし、まあ、老朽化インフラの整備とか、国土強靭化、災害復興とか、様々な建築需要というのは、
これは底堅いかという気もします。
これは、先日、名神の集中工事渋滞に巻き込まれた時に感じたことでもあります。
最後ですが、
ここの今後の業績目標、予想、
2016.9が230億で2017.9が310億、そして2018.9は400億。
これが会社側の中期経営計画。
に対して、四季報の数字
2016.9は230億で、これは同じ。
ところが次の2017.9は245億。って、どんだけ違うねんということですよね。
四季報では伸びは5%程度、会社の目標は3割以上の伸びです。
これ、質問してみましたが、四季報編集の内情みたいなことにふれながら、あれこれ言われていました。
←詳細はあえてここには記載せず(^_^;)。
ここまで売上は
2013 125億→2014 164億→2015 211億ときて
ここで伸びが鈍り2016の予想が230億。
さて、この鈍った伸びがまた急成長ペースに戻るのかどうか・・・。
2017の310億というのは、かなりアグレッシブな努力目標的な側面もあるのかもしれません。
同時に四季報数字は慎重すぎるのかもしれないですね。
あ、そうそう、東証一部への方向性ということにもちょっとふれられていました。
ということで、全体として楽しく話を聞かせていただきました。
例によって、セミナーは最前列に座り、リブセンスも、ここも、そこそこ、質問をさせて
もらいました。
やはり何か聞こう、質問しようという意識で話を聞く方が頭に入りますし、眠くもなりません。
実際に挙手して発言、質問するのは躊躇される方も多いと思いますが、そういうつもりで
話を聞いてみるというのを習慣化するといいかなと思います。
以上、東京IPO IRセミナーについては終了~。
あ、投資関係ではないけど、
カイシャの評判というサイトのコメントはちょっと面白かったです。
ここ。
あと、別途、ちょっと写真だけ紹介します。
ということで、本日、夢真ホールディングス、666円100株買いです。
買った理由は以下。
・配当利回りが高いこと
しばらくは高い配当利回りが維持されそうです。
・事業内容に独自性があり、そこそこ参入障壁がありそうなこと。
事業内容は「派遣」ですが、単純は労働者派遣ではないですね。
派遣関係の会社はあるけど、まったく同じ同業他社はない。
・今後、相応の成長性が期待できると感じたこと
他
・少額投資が可能
・株価が急伸しているような場面ではない
というのもあります。
まあ、理由としては普通といえば普通です。
配当については既に書きました。目先はタコ配継続から、増配ではあるが配当性向は100%以下
という状況をめざすということですね。
事業内容の方ですが、子会社の2458夢テクノロジーはエンジニア派遣ですが、
夢真ホールディングスの方は建築技術者派遣です。
建築技術者派遣というと、何か登録されている建築職人さんを派遣するのかと一瞬思いますが、
そうではなくて、現場の施工管理者やCADの作業をする人を派遣するのが基本です。
特徴は、
・派遣領域をこの建設関係に特化していること
・とにかく若手・新卒を大量に採用している、2000人/年間を目指し、
現在、到達可能な水準まで来ているとか。
・派遣としては利益率が高い
ということ。
顧客はゼネコン関係などが多いですが、特定の会社に偏らず幅広いです。
もう25年ぐらいはこの事業をしているので、顧客との信頼関係というのも相当にしっかりしたもの
になっていることが推察されます。
建築関係の人手不足というのは、単に人数の問題のみではなく、技術者の高齢化ということも大きい
ですが、ここはとくかく若手をどんどんとっていると。
だから、「人」ですわ、つまりは。
どう、うまく人を育てるか、逆の厳しい言い方をすれば、どう切り捨てるかということでもあります。
まず、採用のところで、全国拠点に採用のための事務所のようなものをつくり、
採用後の研修やスキルアップの制度を整備、会社内の多様なサークル活動等を活性化といったこと
にふれられていましたが、
とにかく専門的な力量を持った社員を育成するシステム、そこが生命線かと思います。
さて、その写真の定着率はどうか?。
これは会社として公表されているのかな。四季報には68.4%前年同期比2.1ポイント改善という
のが載ってました。
これはそんなに離職率が高いというほどでもないというのが会社側の認識のようです。
まあ、とにかく若い子らをとってくると。
しかし、研修して実際に行くところは建築現場で、そこで若くても管理的な業務をきちんとしないと
いけないと。そりゃ、もう現場では強烈な職人さんとかいっぱいいますわ。
ゼネコン管理者の方からはちゃんと計画どおりの工事進行を求められるのは当然だし。
こういうところで「愛される」キャラクターの子というのはあると思います。
逆に、もう無理な子は無理。いくら勢いとかやる気があっても、それだけではいかないでしょう。
育成していける部分と難しい部分がありそう。無理な子らを引き止めてもしょうがないしね。
どうしたら、いけそうな子をやめずにうまく育成できるのかなぁ。
叩いていい子とそうでない子がいますよね。あと、孤立してなくて、ほんとの「仲間」がいるかどうか
というのも大きいですよね。
サークル活動もいいと思うけど、それが「おしきせ」になつてはしょうがないです。
といった点のノウハウも相当に蓄積はされ、それがここの見えない「資産」だったりするのだと思います。
ここからの次の展開として、海外人材紹介事業への投資ということにもふれられていました。
既にフィリピンとかベトナムで建設関係の技術のある人に日本語を教えるような取り組みもすすめている
とのこと。こうした海外の人材を日本国内に持ってこようということです。
将来的には、これは可能性は感じますね。
リブセンスなんかは、よくも悪くも思いつきで事業を広げているけど、ここは本業とがっちりリンク
しているというのが感じられます。M&Aの活用というのも成長のスピードという点では非常に重要
でしょう。
あと、建設関係は景気の動向等によって雇用の状況が大きく左右されることがありそうです。
五輪以後とかどうなのという話ですね。
しかし、まあ、老朽化インフラの整備とか、国土強靭化、災害復興とか、様々な建築需要というのは、
これは底堅いかという気もします。
これは、先日、名神の集中工事渋滞に巻き込まれた時に感じたことでもあります。
最後ですが、
ここの今後の業績目標、予想、
2016.9が230億で2017.9が310億、そして2018.9は400億。
これが会社側の中期経営計画。
に対して、四季報の数字
2016.9は230億で、これは同じ。
ところが次の2017.9は245億。って、どんだけ違うねんということですよね。
四季報では伸びは5%程度、会社の目標は3割以上の伸びです。
これ、質問してみましたが、四季報編集の内情みたいなことにふれながら、あれこれ言われていました。
←詳細はあえてここには記載せず(^_^;)。
ここまで売上は
2013 125億→2014 164億→2015 211億ときて
ここで伸びが鈍り2016の予想が230億。
さて、この鈍った伸びがまた急成長ペースに戻るのかどうか・・・。
2017の310億というのは、かなりアグレッシブな努力目標的な側面もあるのかもしれません。
同時に四季報数字は慎重すぎるのかもしれないですね。
あ、そうそう、東証一部への方向性ということにもちょっとふれられていました。
ということで、全体として楽しく話を聞かせていただきました。
例によって、セミナーは最前列に座り、リブセンスも、ここも、そこそこ、質問をさせて
もらいました。
やはり何か聞こう、質問しようという意識で話を聞く方が頭に入りますし、眠くもなりません。
実際に挙手して発言、質問するのは躊躇される方も多いと思いますが、そういうつもりで
話を聞いてみるというのを習慣化するといいかなと思います。
以上、東京IPO IRセミナーについては終了~。
あ、投資関係ではないけど、
カイシャの評判というサイトのコメントはちょっと面白かったです。
ここ。
あと、別途、ちょっと写真だけ紹介します。