IRセミナー 4548生化学工業(2)SI-6603=「ヘルコニア」 国内承認 米国数年
生化学工業のIRセミナーではシェアードリサーチのレポートが同封されていました。
それを見ると、期待の椎間板ヘルニア治療薬については国内は3月末に正式承認になる
方向であるとの記述があります。製品名は「ヘルコニア」になるとも。
一方、米国の方は追加の治験が開始されるということですが、順調にすすんでも、承認
まではなお数年かかりそうということです。
→https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20180219/ayf4ds/140120180219474224.pdf
さて、このヘルコニアの対象市場は椎間板ヘルニアの患者の1-2割程度ということ。
手術費用を30-40万とし、その半値を前提として計算すると、日本の市場規模は165億-440億
という試算がありました。この市場規模は、大きい方の数字を取れば、会社が出した資料の
中での日本のヒアルロン酸製剤四条の市場規模の9割ぐらいになります。165億だと3割ぐらい
かな。この差はすごく大きいですが、どちらしても、うまく進めば、ここにとっては極めて
大きな商品にはなります。
ただ、10億ドル(今なら約1000億円強)を超えるようなブロックバスターというところまで成長する
かは疑問、というか、そこまでは難しいのかな。
国内はまた科研製薬が独占販売という形になりますが、ここの売上、利益が実際どう乗って
くるのか、将来的に米国市場に展開していけるのかということがやはりポイントではあるかと思います。
とりあえず注目しておきます。
生化学工業のIRセミナーではシェアードリサーチのレポートが同封されていました。
それを見ると、期待の椎間板ヘルニア治療薬については国内は3月末に正式承認になる
方向であるとの記述があります。製品名は「ヘルコニア」になるとも。
一方、米国の方は追加の治験が開始されるということですが、順調にすすんでも、承認
まではなお数年かかりそうということです。
→https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20180219/ayf4ds/140120180219474224.pdf
さて、このヘルコニアの対象市場は椎間板ヘルニアの患者の1-2割程度ということ。
手術費用を30-40万とし、その半値を前提として計算すると、日本の市場規模は165億-440億
という試算がありました。この市場規模は、大きい方の数字を取れば、会社が出した資料の
中での日本のヒアルロン酸製剤四条の市場規模の9割ぐらいになります。165億だと3割ぐらい
かな。この差はすごく大きいですが、どちらしても、うまく進めば、ここにとっては極めて
大きな商品にはなります。
ただ、10億ドル(今なら約1000億円強)を超えるようなブロックバスターというところまで成長する
かは疑問、というか、そこまでは難しいのかな。
国内はまた科研製薬が独占販売という形になりますが、ここの売上、利益が実際どう乗って
くるのか、将来的に米国市場に展開していけるのかということがやはりポイントではあるかと思います。
とりあえず注目しておきます。