焼いてもらったホッケ、ニシン、本ししゃも(食べかけ)
ロープウエイから降りて、南部坂を降りる。道端の雪道にろうそくのぼんぼりが
埋めてあり、ロマンチックだが、足元が滑りそうでちょっと余裕がなかった。電
車通りの地域交流まちづくりセンターの標識のある、ちょっとレトロな建物で今夜の食事
処を聞く。素朴なお兄さんが小声で「実は函館の人は新鮮な材料を買って家で食
べるので、あんまりお薦めできるような店はありませんよ」とおっしゃる。それで
も、駅前の大門横丁は面白いと教えてくれる。傍の女子事務員もパンフレットを
持たせてくれる。公共の案内所としてはとても親身に相談に乗ってくれる。
腹ごなしに少し歩く。と左手に今ブームの新しい坂本龍馬の像があり、そこで甘
酒の振る舞いをしている。「一杯どうですか」と声をかけられ、頂いた。雪の中
のぼんぼりもこの人達のボランテイアで設置したそうで、明日は五稜郭公園でイ
ベントを行うとのこと。像の前で写真を取れとシャッターを押してくれる。親切
だ。前が龍馬記念館だ。
勧められてそこへも顔を出す。係の男性が、龍馬自身は北海道へこなかったが、
龍馬の身内が「蝦夷に独立国を興す」とした彼の遺志を継いで、函館に移り住ん
できたそうだ。六花亭の包み紙も、その何代か後の身内がデザインしたとか、今
年のファイターズのスローガン「ONE」は一番だけでなく、一人ひとりが特徴
や考えを持つ、という意味だ、などと説明をしてくれた。
紹介された駅前の大門横丁へ向かう。二筋ほどの横丁。10店舗ほど。新宿の思い
出横丁みたいなものだ。流行っている店は、満員(といっても6~7人で一杯)で
そうでない店は一人も入っていない。なんとなく入りつらく、お客が5人入って
いる近くの炉端焼きの店へ入る。焼き手のおやじが元気良く「いらっしゃい」と
声をかけてくれ、頃合いを見計らって、何を焼きますか、と聞いてくれる。他の
お客との会話にも気を配っていて雰囲気が良い。
ビールを注文し、本シシャモ、たちポン(マダラの白子)イカソーメン、ボタン
エビ、を頼む。突き出しでビールを飲んだらあとはやっぱり日本酒だ。
ホッケ、ニシンの干物、サラダを追加し、いい気持ちになってきた。先客はお馴
染みさんと、若い関西の信用金庫勤めの二人連れ。おなじみさんは仲間が二人増
え、うちの一人の女性が誕生日ということで断りがあり、ケーキにろうそくを立
て吹き消す。みんなでハッピーバースデーを歌って祝う。(ケーキは回ってこなかった)
若い二人は明日は札幌ー小樽へ行くという。お馴染みさんがレンタカーを勧め
る。我々にも市内観光はこれが一番とアドバイスしてくれる。
帰りはタクシーでホテルへ。日が暮れてから出会った人は皆温かい人だった。
ロープウエイから降りて、南部坂を降りる。道端の雪道にろうそくのぼんぼりが
埋めてあり、ロマンチックだが、足元が滑りそうでちょっと余裕がなかった。電
車通りの地域交流まちづくりセンターの標識のある、ちょっとレトロな建物で今夜の食事
処を聞く。素朴なお兄さんが小声で「実は函館の人は新鮮な材料を買って家で食
べるので、あんまりお薦めできるような店はありませんよ」とおっしゃる。それで
も、駅前の大門横丁は面白いと教えてくれる。傍の女子事務員もパンフレットを
持たせてくれる。公共の案内所としてはとても親身に相談に乗ってくれる。
腹ごなしに少し歩く。と左手に今ブームの新しい坂本龍馬の像があり、そこで甘
酒の振る舞いをしている。「一杯どうですか」と声をかけられ、頂いた。雪の中
のぼんぼりもこの人達のボランテイアで設置したそうで、明日は五稜郭公園でイ
ベントを行うとのこと。像の前で写真を取れとシャッターを押してくれる。親切
だ。前が龍馬記念館だ。
勧められてそこへも顔を出す。係の男性が、龍馬自身は北海道へこなかったが、
龍馬の身内が「蝦夷に独立国を興す」とした彼の遺志を継いで、函館に移り住ん
できたそうだ。六花亭の包み紙も、その何代か後の身内がデザインしたとか、今
年のファイターズのスローガン「ONE」は一番だけでなく、一人ひとりが特徴
や考えを持つ、という意味だ、などと説明をしてくれた。
紹介された駅前の大門横丁へ向かう。二筋ほどの横丁。10店舗ほど。新宿の思い
出横丁みたいなものだ。流行っている店は、満員(といっても6~7人で一杯)で
そうでない店は一人も入っていない。なんとなく入りつらく、お客が5人入って
いる近くの炉端焼きの店へ入る。焼き手のおやじが元気良く「いらっしゃい」と
声をかけてくれ、頃合いを見計らって、何を焼きますか、と聞いてくれる。他の
お客との会話にも気を配っていて雰囲気が良い。
ビールを注文し、本シシャモ、たちポン(マダラの白子)イカソーメン、ボタン
エビ、を頼む。突き出しでビールを飲んだらあとはやっぱり日本酒だ。
ホッケ、ニシンの干物、サラダを追加し、いい気持ちになってきた。先客はお馴
染みさんと、若い関西の信用金庫勤めの二人連れ。おなじみさんは仲間が二人増
え、うちの一人の女性が誕生日ということで断りがあり、ケーキにろうそくを立
て吹き消す。みんなでハッピーバースデーを歌って祝う。(ケーキは回ってこなかった)
若い二人は明日は札幌ー小樽へ行くという。お馴染みさんがレンタカーを勧め
る。我々にも市内観光はこれが一番とアドバイスしてくれる。
帰りはタクシーでホテルへ。日が暮れてから出会った人は皆温かい人だった。