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神々の逢瀬の道 御神渡り

2012-02-10 17:11:43 | 雑感

諏訪湖では、結氷した湖面がせり上がる「御神渡り」(おみわたり)が本年確認された。
諏訪地方は1月下旬、あの寒波の影響を受け、-11度を連続して下回る寒さで、諏訪湖が全面結氷した。

2/4日立春の日、4年ぶりに御神渡りが認定された。この現象を判断し、記録し、神事を行う神社が決まっており、6日拝観式がとり行われた。
八劔神社に何と1683年から伝わる「御渡り帳」と、今回の筋(湖面に残る氷のせり上がりの筋)を照合。神官は今年の世相を「厳しい中だが明るい兆しが見える」。農作物の作柄は「中の上」と占った。

この筋は、今年は三つ出現し、一の御渡り、ニの御渡り、佐久の御渡り、と名付けられ、諏訪大社上社の男神が、下社の女神の下へ通った跡だと認定。
なかなか、粋な認定ではある。

早速野次馬根性で私も見に行ったが、7,8日の温かさで、湖面は波が立ち、僅かに氷の跡が残るばかりであった。神々も逢瀬の痕は残したがらないのであろう。しかし湖面を渡る風は、身を切るように冷たく、わずか数分で、退散した。

4年前にきたときには湖岸で孫と雪に戯れたのに、これも歳のせいかなあ。