昨日も一日雨が落ちていた。水面に雨が落ちて模様を描いているし、新緑の黄緑色の葉の上の水滴が光っている。
梅雨のこの季節。夏至の次候「あやめはなさく」。
候のことば「晴耕雨読」。この言葉は、一年を通して自然に従って生きることを指しているのかと思っていたが、畑仕事と雨期の重なるこの季節の言葉であった。
休みといえば何かアクティブにしなければという強迫観念にとらわれがちであるが、じっと心を落ち着かせ読書や音楽に耳を傾けるのも悪くはない。案外ジャズとかゴスペルが静かに入ってくる。
又初夏青々とした木々の葉に降りたまった雨が、ばたばたと落ちてくることを青時雨というそうです。青嵐とは、新緑の上をぴゅうっと吹く、いきおいのある風のこと。この季節には青色が似合いそうです。
以上「日本の72候を楽しむ」からの受け売りです。