井伊直弼の歌碑
築城410年のイベント
秋空を映す内堀
人気キャラのひこにゃんも登場
山切岸の坂
社友会旅行の続き。
3連休で賑わう彦根の街で向かったのは彦根城。築城410年のイベントもあり、人出は多かった。国宝の城は姫路、松本、松江、犬山とここ彦根城の5つのみであるが、確かに風格がある。大きすぎず小さすぎず昔の状態がよく保存されているような気がする。
入場切符を買うのも行列で切符売り場には人気ゆるキャラの「ひこにゃん」も登場して愛嬌を振りまいていた。他愛もないことだが子供や野次馬には人気がある。入場門を潜り緩やかな坂を登る。道がぐるっと周り目の上にかかっている橋を渡る。天秤櫓に入る橋だ。
登城する武士の気分を味わいながら、緩やかに登る石段を踏んで本丸に到着。すごい人と行列だ。天守閣入場には1時間30分並ばねばならない、と聞いて断念。小ぶりな天守を眺めるだけで下り道に向かった。
大河ドラマの影響もあるのか、下りは更に行列が伸びていた。非業の死を遂げた井伊直弼の母城は秋の夕暮れの中に静かに佇んでいたが、3連休の人出の喧騒はすざましく、歴史回顧のゆとりは吹き飛んだ。
天秤櫓
佐和口多聞櫓
天守直下の坂
天守への道
天守閣をバックに
内堀を渡って帰途へ