
そろそろ年賀状のシーズンだ。今年は殊の外喪中はがきが多く来るように思う。以前はご両親やおじさんおばさんの訃報だったが、この頃はご兄弟のものが多い。子供の訃報でないのがせめてもの救いだが、やはり身近な人が亡くなるというのは寒さだけでなく身に沁みると思う。
せめてとの思いで、極力お悔やみのハガキを返信するようにしているが、それでも年末年始は寂しいだろうなあ、と暗然とする。私自身はポックリ逝くなら、そんなに未練はないのだが、万一寝たきりになったらどうしようか、と喪中はがきを前に要らぬ心配をしているこの頃である。