ジャイプールでのホテル=ラマダ・ジャイプール
城門と塀
ジャイプールの街はデリーの南西約260kmに位置し、ラージャスターン州の州都である。2010年の都市的地域の人口は305万人であり、世界第112位、同国では第11位である。約10kmの赤い城壁に囲まれ、別名「ピンク・シティー」と呼ばれる。但しごみごみしていてピンクというイメージとは程遠い。
街は同じような雑踏とオートバイ、オートリキシャ(三輪)、車がひしめき合っており、そこに、馬車や、駱駝、象まで道路に出てくるところはいかにもインドらしい。
イスラムの掟では夫以外に顔を見せてはいけない、というものがあったが、王様の愛妃たちが街を眺める「風の宮殿」という建物が街の真ん中にあった。部屋の窓は華麗な彫刻で飾られている。通りに面した大きな建物だが、奥行きは一部屋分くらいしかない薄いものである。暑い土地柄だけにそれぞれの部屋に風が通るような工夫であろう。
バスから下車して記念撮影などしていた。すぐ横に漫画などでよく見る蛇使いが笛を吹いている。思わずシャッターを切ったら、当人がすごい勢いで飛んできて「チップをよこせ!」と叫ぶ。インドルピーをもっていなかったのでバスの中に逃げ込んだ。おお怖っ。
風の宮殿
蛇(コブラ)使い