幟がはためく(ここではなさそう)
鬼平旧居跡の帰り道、二の橋の袂に紫色の幟が風に揺れていた。「安兵衛公園」とある。また赤穂浪士が討ち入りの際集合してから向かった場所とある。また安兵衛が通った道場もあるなどと興味津々だ。
安兵衛とは講談などで有名な堀部安兵衛のことだろう。どうやら近くに公園があるらしい。見回すと小さなお稲荷さんはあるが、公園は目に入らない。高田馬場の仇討助太刀、赤穂浪士討ち入りなどで剣名をはせたかの人物がここら辺りを徘徊していたというのも何かの縁だろう。講談師の語り口、高田馬場に馬で駆けつける「タカタッタッター」という響きが蘇る。
もういちど出直してじっくり見てみよう。