映画「山本五十六」
フェイスブックの仲間内で好評だった、表題の映画を遅ればせながら私も見まし
た。
悲劇?の英雄みたいに描かれているなあ。同じような題材で「硫黄島からの手紙」
で描かれている栗原中将像と重なった。
リベラルであるが、軍人としての使命を、命をかけて果たす。主流派の戦略なき
突撃指揮に対し、確かな戦略眼を持っている指揮官だったようだ。
しかし綺麗に書かれすぎているという感は否めない。実際には軍部内部の軋轢、
主導権争い、陰謀が渦巻いていたのだろう。
なぜ彼が対米戦争に反対したかをもっと克明に描けたら説得力はあったろう。
彼が甘党であったこと、議論が白熱するとちょっと視点をずらして冷静になると
ころなどはうまく描かれている。
さすが主演の役所広司は五十六司令官のオーラをうまく出している。香川照之も
持ち前のアクの強さを生かし好演である。
海軍経理学校を2番で卒業(恩賜の短刀を賜った)された、F先生から、話を伺ったことがある。先生は生前、一度だけだが五十六長官から、直接声をかけられたことがあるそうだ。そのことを生涯のを誇りにされており、長岡の記念館に行かれた時も遺品をじっと見入っていたそうだ。それくらい実際にもオーラを出し続けた人だったのだろう。
フェイスブックの仲間内で好評だった、表題の映画を遅ればせながら私も見まし
た。
悲劇?の英雄みたいに描かれているなあ。同じような題材で「硫黄島からの手紙」
で描かれている栗原中将像と重なった。
リベラルであるが、軍人としての使命を、命をかけて果たす。主流派の戦略なき
突撃指揮に対し、確かな戦略眼を持っている指揮官だったようだ。
しかし綺麗に書かれすぎているという感は否めない。実際には軍部内部の軋轢、
主導権争い、陰謀が渦巻いていたのだろう。
なぜ彼が対米戦争に反対したかをもっと克明に描けたら説得力はあったろう。
彼が甘党であったこと、議論が白熱するとちょっと視点をずらして冷静になると
ころなどはうまく描かれている。
さすが主演の役所広司は五十六司令官のオーラをうまく出している。香川照之も
持ち前のアクの強さを生かし好演である。
海軍経理学校を2番で卒業(恩賜の短刀を賜った)された、F先生から、話を伺ったことがある。先生は生前、一度だけだが五十六長官から、直接声をかけられたことがあるそうだ。そのことを生涯のを誇りにされており、長岡の記念館に行かれた時も遺品をじっと見入っていたそうだ。それくらい実際にもオーラを出し続けた人だったのだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます