数日前、別用があり図書館へ行った際、せっかくなので文庫本を2冊借りて来た。
以前から読んでみたいと思いながら、なかなか時間が取れなかったので、ついでに。
毎日、少しずつ読み進めていたのだが、気がつけば1冊見当たらない。
自宅、車の中、実家の店のありとあらゆるところを探しまくった。
ない。
どうしよう、借りている本を紛失した場合、どうしたらいいのだろう。
青くなりながら3日が経過した。
実家店の両親は、私が本を読んでいるのは見ていても、その後、本を見てはいないという。
当然だ。私しか読まないのだから。私の悪い癖で 「その辺に放置」 していれば、両親の目に留まるが・・
自宅であちこち探し回っても見つからず、子供たちに 「どこかで見かけなかったか」と尋ねれば 「何でもかんでも片づけすぎるからさ!」 と、突っ込まれる始末。(-_-;)
片づけまくっているのが裏目に出た。泣
最後に読んでいたのはどこで? それからどこへ行った? その時に何を持っていた?
少しずつ少しずつ記憶をたどりながら、家へ帰ればもう一度、探したところを掘り返す。
・・・ そういえば母からバッグを受け取って持ち帰りそのまま押入れ天袋にしまい込んだ ・・・
食卓椅子を和室へ持ち込んで上がり、押入れ天袋を開く。 先日押し込んだ黒い手提げバッグがふたつ。
一つには30年前の子供らの「へその緒」とか「母子手帳」とか、娘・息子とも入院してまで抜歯した「親知らず」とか、ある意味、記念の品。(笑) このバッグには入っていない。
もう一つの手提げバッグ。 あまり期待せずに開いたら、あった!! 入ってた!!
よかったわ~、これで安心して次のことができる。(^^;
母から受け取って、「文庫本もバッグも、家へ持ち帰るために一つにする」 持っていた文庫本をバッグに入れてファスナー閉じ、それらを確かに自宅へ持ち帰ったが、文庫本の存在を忘れて、そのまま天袋へ直行させてしまったようだ。
最近の自分、いろいろ忘れやすい。 「気を付けないと」と、ちょっと思ってしまった出来事だった。