唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
F1 モナコGPを振り返る
モナコGP決勝レースの結果
1位:キミ・ライッコネン / マクラーレンメルセデス MP4-20
2位:ニック・ハイドフェルド / ウイリアムズBMW FW27
3位:マーク・ウェーバー / ウイリアムズBMW FW27
ライッコネンは2戦連続のポール to フィニッシュ、通算4勝であった。ミヒャエルの次を担うドライバーと目されながらの5年間、決して多くの優勝を重ねて来た訳ではない。しかし、ここ2戦のポール to フィニッシュは大きな自信となったことだろう。特にモナコGPでの勝利は他のGPにおける数回分の価値ある勝利である。たかがジンクスと言うなかれ、モナコGPのポールシッターは勝てないというジンクスを破ったことも、おそらくは強い自分を自覚する大きな力となることだろう。
24周目、ミラボーでのパトリック・フリーザッハー(ミナルディ)のスピンによるペースカー導入、タイヤが原因と思われるルノーのペースダウンなどいくつかの波乱が、期待通りの面白いレースを演出してくれた。
郷秋<Gauche>としてはアロンソ、ライッコネン、ミヒャエル三つ巴のトップ争いを期待していたけれど、既述のとおりアロンソはタイヤのトラブルでペースが上がらず結果4位。8番手スタートのミヒャエルもフリーザッハーがコースを塞いだ際にクルサードのマシンに乗り上げフロントウイングを失い緊急ピットイン。順位を更に落とし、7位フィニッシュが精一杯のレースであった。
しかしだ、レース中誰が1番速くコースを回ったのか、誰が1番速かったのかに着目するとこのレースの隠された一面が見えてくる.
ファステスト・ラップ順位
1位:ミヒャエル・シューマッハ / フェラーリ 1'15.842(40周) 300.2 Km/h
2位:キミ・ライッコネン / マクラーレン 1'15.921(41周) 298.0 Km/h
3位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'16.600(19周) 299.6 Km/h
昨日のレースで1番速いラップを記録したのは何と7位でゴールしたのミヒャエルなのである。300km/hを越えるトップスピードをマークしたのもミヒャエルただ一人だ。2位のニック・ハイドフェルトのファステストラップは18台中9番目の 1'17.159 (15周)、3位のマーク・ウェーバーも同7位の1'16.971に過ぎない 。速いから勝てるとは限らないのがレースである。
全19戦の今年、モナコGPで6戦、1/3が終了したことになるが現時点でのドライバーズ・ランキングのトップは49ポイントのアロンソ、2位は27ポイントのライッコネンそして18ポイントでウェーバーが続いている。ミヒャエルはと言えば、サン・マリノGPの2位8ポイントが効いて何とか12ポイント、9位という状況だ。
さて、そんなこんなの結果とデータから何を読み取るかだ。チャンピョン争いはライッコネンとアロンソに絞られたと言っていいだろう。問題はやはりフェラーリ、シューマッハだな。そのフェラーリのウイークポイントはずばりタイヤ。先のファステスト・ラップ順位ではわかるとおり、フェラーリ、シューマッハは決勝レースでは速く走れるのだ。問題は予選。何が災いしているのかわからないが、とにかくどこかで歯車が上手く噛み合っていない。その「何か」が解決すれば、速いフェラーリ、ミヒャエル・シューマッハは帰ってくる。
ライッコネンかアロンソか。シーズン終盤になってチャンピョンシップの行方を左右する鍵を握るのはミヒャエルであるような、そんな予感がしてならない。

さて、今日の1枚。今日の話題とはまったく関係がない桃色昼咲き月見草(モモイロヒルザキツキミソウ)。恩田の森 >> 恩田Nowにも別ショットを掲載してあります。あなたはどちらがお好み?
今日の恩田の森の様子はこちらからご覧ください。
恩田の森
1位:キミ・ライッコネン / マクラーレンメルセデス MP4-20
2位:ニック・ハイドフェルド / ウイリアムズBMW FW27
3位:マーク・ウェーバー / ウイリアムズBMW FW27
ライッコネンは2戦連続のポール to フィニッシュ、通算4勝であった。ミヒャエルの次を担うドライバーと目されながらの5年間、決して多くの優勝を重ねて来た訳ではない。しかし、ここ2戦のポール to フィニッシュは大きな自信となったことだろう。特にモナコGPでの勝利は他のGPにおける数回分の価値ある勝利である。たかがジンクスと言うなかれ、モナコGPのポールシッターは勝てないというジンクスを破ったことも、おそらくは強い自分を自覚する大きな力となることだろう。
24周目、ミラボーでのパトリック・フリーザッハー(ミナルディ)のスピンによるペースカー導入、タイヤが原因と思われるルノーのペースダウンなどいくつかの波乱が、期待通りの面白いレースを演出してくれた。
郷秋<Gauche>としてはアロンソ、ライッコネン、ミヒャエル三つ巴のトップ争いを期待していたけれど、既述のとおりアロンソはタイヤのトラブルでペースが上がらず結果4位。8番手スタートのミヒャエルもフリーザッハーがコースを塞いだ際にクルサードのマシンに乗り上げフロントウイングを失い緊急ピットイン。順位を更に落とし、7位フィニッシュが精一杯のレースであった。
しかしだ、レース中誰が1番速くコースを回ったのか、誰が1番速かったのかに着目するとこのレースの隠された一面が見えてくる.
ファステスト・ラップ順位
1位:ミヒャエル・シューマッハ / フェラーリ 1'15.842(40周) 300.2 Km/h
2位:キミ・ライッコネン / マクラーレン 1'15.921(41周) 298.0 Km/h
3位:フェルナンド・アロンソ / ルノー 1'16.600(19周) 299.6 Km/h
昨日のレースで1番速いラップを記録したのは何と7位でゴールしたのミヒャエルなのである。300km/hを越えるトップスピードをマークしたのもミヒャエルただ一人だ。2位のニック・ハイドフェルトのファステストラップは18台中9番目の 1'17.159 (15周)、3位のマーク・ウェーバーも同7位の1'16.971に過ぎない 。速いから勝てるとは限らないのがレースである。
全19戦の今年、モナコGPで6戦、1/3が終了したことになるが現時点でのドライバーズ・ランキングのトップは49ポイントのアロンソ、2位は27ポイントのライッコネンそして18ポイントでウェーバーが続いている。ミヒャエルはと言えば、サン・マリノGPの2位8ポイントが効いて何とか12ポイント、9位という状況だ。
さて、そんなこんなの結果とデータから何を読み取るかだ。チャンピョン争いはライッコネンとアロンソに絞られたと言っていいだろう。問題はやはりフェラーリ、シューマッハだな。そのフェラーリのウイークポイントはずばりタイヤ。先のファステスト・ラップ順位ではわかるとおり、フェラーリ、シューマッハは決勝レースでは速く走れるのだ。問題は予選。何が災いしているのかわからないが、とにかくどこかで歯車が上手く噛み合っていない。その「何か」が解決すれば、速いフェラーリ、ミヒャエル・シューマッハは帰ってくる。
ライッコネンかアロンソか。シーズン終盤になってチャンピョンシップの行方を左右する鍵を握るのはミヒャエルであるような、そんな予感がしてならない。

さて、今日の1枚。今日の話題とはまったく関係がない桃色昼咲き月見草(モモイロヒルザキツキミソウ)。恩田の森 >> 恩田Nowにも別ショットを掲載してあります。あなたはどちらがお好み?
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