唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
デジタルカメラにPCは不要?
先週土曜日の「NIKKEIプラス1」に「パソコン不要のデジカメ写真」と題する記事が掲載されていた。「自宅で年賀状を大量にプリントして疲れ果てました。正月に撮った写真は自分でプリントする気力ナシ。どうしましょう」という悩みに応える形でPCを使わずにプリントを作成する方法が紹介されている(まずは、この記事が「デジタルカメラで撮影した写真はPCとそれにつないだプリンターを使って自分でプリントすれる」という前提に書かれているということを確認しておきたい。記事内容はすべてこの前提に基づいて書かれている)。
PCとプリンターを使わずにプリントする方法は2つあると書かれている。ひとつはDPEショップ(つまり街の写真屋さんだな)でプリントする方法、そしてもうひとつがセルフプリント機を使う方法だというのだが、セルフプリントっていったいなんだ?
デジタルカメラ用写真自動プリント機のことで、家電量販店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどに置いてあるというのだけれど、郷秋<Gauche>は見たことがないぞ。と思ったけれどよくよく考えてみたら以前に書いた「レーザー露光熱現像転写銀塩方式」のプリント装置のことのようだ。L版1枚30~50円でプリントできるらしい。
順番が逆になったけれど「DPEショップでプリントする方法」についても若干の解説が必要だろう。写真をフィルムで撮影するのが当たり前だった頃には(つい最近のことだけれど・・・)、撮影済みのフィルムを写真屋さんに持って行ってフィルムの現像とプリントを依頼するのがごく普通のやり方だった(ネガフィルムの場合)。デジタルで撮影した場合にはフィルムではなくてSDカードやメモリースティックといった記録媒体を持っていってプリントを頼むことになる。
この「写真屋さんプリント」には記録媒体を渡して撮った写真を全部プリントしてもらう方法を、店内に設置された「受付機」にカードやスティックを差して自分で必要な写真の「コマ」を指定するなどして注文する方法とがある。小さく表示された写真を見ながらタッチパネルを押すだけなので簡単だけれど、機械の操作が苦手な方にはこれでも「難しい」かも知れない。
写真屋さんを利用してプリントする方法は、既にその40%がデジタルカメラからのプリントであり、業界大手の「富士フィルムイメージング」では、おそらくは今年中には50-50になるだろうと見ているようである(この場合のプリント方式についてもこちらに書いているので興味ある方は参照ください)。
さて、郷秋<Gauche>はどうしているかと言えば、もっぱら「写真屋さんプリント」を愛用している。ただし、画像のデータだけをPC・Internet経由で送る「ネットプリント」である。良く利用するKG判(ハガキサイズ、ライカ版がほぼノートリミングでプリントされる)が47円、六切りワイド(A4より僅かに横長、KG判同様ライカ版がほぼノートリミングでプリントされる)が368円と自分のプリンターを利用する場合(自家プリント)とほぼ同価格である。
プリント1枚あたりが自家プリントと同価格ということは、プリンターを購入するという初期投資が不要であること、プリントしている間中かかりきりになる時間もあわせて考えると、相当にお徳だということになる。写真屋さんに取りに行くのが面倒だと言う方のためには宅配もしてくれる。第一、自家プリントの場合だって時々は用紙やインクを買いに行かなければならないではないか。
と、まあ、こんな具合で、デジタルカメラで撮った写真をどうやってプリントするかは、その人それぞれの価値観と好みでいろいろだとは思うけれど、写真屋さんで印画紙に焼いてもらうのがやっぱり綺麗だし、どうも保存性にも優れているのではないかと思う郷秋<Gauche>ではあるのです。

さて今日の一枚は、一昨日に登場いただいた「ねこくん」(ねこくん、という名前のネコです)の1年前。
PCとプリンターを使わずにプリントする方法は2つあると書かれている。ひとつはDPEショップ(つまり街の写真屋さんだな)でプリントする方法、そしてもうひとつがセルフプリント機を使う方法だというのだが、セルフプリントっていったいなんだ?
デジタルカメラ用写真自動プリント機のことで、家電量販店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどに置いてあるというのだけれど、郷秋<Gauche>は見たことがないぞ。と思ったけれどよくよく考えてみたら以前に書いた「レーザー露光熱現像転写銀塩方式」のプリント装置のことのようだ。L版1枚30~50円でプリントできるらしい。
順番が逆になったけれど「DPEショップでプリントする方法」についても若干の解説が必要だろう。写真をフィルムで撮影するのが当たり前だった頃には(つい最近のことだけれど・・・)、撮影済みのフィルムを写真屋さんに持って行ってフィルムの現像とプリントを依頼するのがごく普通のやり方だった(ネガフィルムの場合)。デジタルで撮影した場合にはフィルムではなくてSDカードやメモリースティックといった記録媒体を持っていってプリントを頼むことになる。
この「写真屋さんプリント」には記録媒体を渡して撮った写真を全部プリントしてもらう方法を、店内に設置された「受付機」にカードやスティックを差して自分で必要な写真の「コマ」を指定するなどして注文する方法とがある。小さく表示された写真を見ながらタッチパネルを押すだけなので簡単だけれど、機械の操作が苦手な方にはこれでも「難しい」かも知れない。
写真屋さんを利用してプリントする方法は、既にその40%がデジタルカメラからのプリントであり、業界大手の「富士フィルムイメージング」では、おそらくは今年中には50-50になるだろうと見ているようである(この場合のプリント方式についてもこちらに書いているので興味ある方は参照ください)。
さて、郷秋<Gauche>はどうしているかと言えば、もっぱら「写真屋さんプリント」を愛用している。ただし、画像のデータだけをPC・Internet経由で送る「ネットプリント」である。良く利用するKG判(ハガキサイズ、ライカ版がほぼノートリミングでプリントされる)が47円、六切りワイド(A4より僅かに横長、KG判同様ライカ版がほぼノートリミングでプリントされる)が368円と自分のプリンターを利用する場合(自家プリント)とほぼ同価格である。
プリント1枚あたりが自家プリントと同価格ということは、プリンターを購入するという初期投資が不要であること、プリントしている間中かかりきりになる時間もあわせて考えると、相当にお徳だということになる。写真屋さんに取りに行くのが面倒だと言う方のためには宅配もしてくれる。第一、自家プリントの場合だって時々は用紙やインクを買いに行かなければならないではないか。
と、まあ、こんな具合で、デジタルカメラで撮った写真をどうやってプリントするかは、その人それぞれの価値観と好みでいろいろだとは思うけれど、写真屋さんで印画紙に焼いてもらうのがやっぱり綺麗だし、どうも保存性にも優れているのではないかと思う郷秋<Gauche>ではあるのです。

さて今日の一枚は、一昨日に登場いただいた「ねこくん」(ねこくん、という名前のネコです)の1年前。
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