唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ANA系列に格安エアライン登場か
ANA(全日空)が、系列に格安運賃の航空会社を設立する意欲を持っているらしい(詳しくはこちらを参照いただきたい)。
航空先進国であるアメリカ合衆国においては大手エアラインが自社系列に低運賃エアラインを設立することが半ば常識化している。機材の点検整備は親会社に委託、運行乗務員(パイロット)は親会社の定年退職者もしくは低い給与で雇用可能な外国人。客室乗務員(キャビンアテンダント)はパートタイムを採用し、ターンアラウンドの際の機内清掃等はこの客室乗務員が担当。搭乗手続きまでもを彼女(彼)ら担当させている。
勿論機内でのサービスは限りなくゼロに近い。アメリカ合衆国においては客室乗務員の制服がないところまであるが、これが日本で容認さるかどうかは怪しい(かつて一部の低価格ファミリーレストランで導入された「自前のジーンズに白シャツ」は顧客に受け入れられずに早々に姿を消した。10年前の「ガスト」のことである)。
このようなエアラインが登場したとしても、その路線は当然収益が見込まれる羽田-札幌線・羽田-福岡などであり、1日2往復程度のローカル線は相変わらず高価格のままとなるのであろう。低運賃エアラインを設立すること自体に異議はないが、その一方では不採算路線の切捨てや運賃値上げがあるのだとすれば、とても容認できるものではない。
低運賃エアラインの登場でもうひとつ気になるのは低価格と同時に「低安全」運行になるのではないのかと言うことである。まっ、今回の発表がJAL ではなくANAから出されたものであることがせめてもの救いか。故障率・事故率は親会社よりも子会社、子会社よりも孫会社の方が高いというのが世の常識だからである。ただでさえ故障率・事故率の高いJALの系列に低運賃エアラインが出来た日には、心配だぞ。
今日の一枚は、一週間前の雪の日の翌日に撮影したもの。
[ 撮影 : すみよしの森 ]
航空先進国であるアメリカ合衆国においては大手エアラインが自社系列に低運賃エアラインを設立することが半ば常識化している。機材の点検整備は親会社に委託、運行乗務員(パイロット)は親会社の定年退職者もしくは低い給与で雇用可能な外国人。客室乗務員(キャビンアテンダント)はパートタイムを採用し、ターンアラウンドの際の機内清掃等はこの客室乗務員が担当。搭乗手続きまでもを彼女(彼)ら担当させている。
勿論機内でのサービスは限りなくゼロに近い。アメリカ合衆国においては客室乗務員の制服がないところまであるが、これが日本で容認さるかどうかは怪しい(かつて一部の低価格ファミリーレストランで導入された「自前のジーンズに白シャツ」は顧客に受け入れられずに早々に姿を消した。10年前の「ガスト」のことである)。
このようなエアラインが登場したとしても、その路線は当然収益が見込まれる羽田-札幌線・羽田-福岡などであり、1日2往復程度のローカル線は相変わらず高価格のままとなるのであろう。低運賃エアラインを設立すること自体に異議はないが、その一方では不採算路線の切捨てや運賃値上げがあるのだとすれば、とても容認できるものではない。
低運賃エアラインの登場でもうひとつ気になるのは低価格と同時に「低安全」運行になるのではないのかと言うことである。まっ、今回の発表がJAL ではなくANAから出されたものであることがせめてもの救いか。故障率・事故率は親会社よりも子会社、子会社よりも孫会社の方が高いというのが世の常識だからである。ただでさえ故障率・事故率の高いJALの系列に低運賃エアラインが出来た日には、心配だぞ。
今日の一枚は、一週間前の雪の日の翌日に撮影したもの。
[ 撮影 : すみよしの森 ]
コメント ( 0 ) | Trackback ( )