唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
F1 2006年第5戦ヨーロッパGPを振り返る
またしてもミヒャエル。サン・マリノGPで予選2番手から優勝を果たしたミヒャエルが、2週間後のニュルブルクリンクでも同じ結果を叩き出しチームと自らの復活が本物であることを大いにアピールした。
<ヨーロッパGP決勝レースの結果>
1位:ミヒャエル・シューマッハ / フェラーリ / Q2/ FL1 / BS
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / Q1 / FL3 / MI
3位:フェリペ・マッサ フェラーリ / フェラーリ / Q3 / FL5 / BS
4位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデセ / Q5 / FL2 / MI
5位:ルーベンス・バリチェロ / ホンダ / Q4 / FL9 / MI
6位:ジャン-カルロ・フィジケラ / ルノー / Q11 / FL4 / MI
7位:ニコ・ロズベルク / ウイリアムズ / Q22 / FL7 / BS
8位:ジャック・ビルヌーブ / BMW / Q8 / FL12 / MI
Qnは予選順位、FLnはレース中のファステストラップ順位
BSはブリヂストン、MIはミシュラン。
予選順位、ファステストラップタイム順位を見れば、1~4位については順当な結果であることがわかる。バリチェロはスタート直後に順位を落としたが、決して速くはないがマシンをコンスタントに周回させ、ホンダ移籍後2度目の入賞、第3戦の7位を上回る5位でフィニッシュしている。
僚友バトンは28周目にエンジントラブルでリタイヤ。同じエンジンを搭載するSAF1のモンタニーもエンジンが原因でリタイヤ。同じエンジンとは伝えられていたが、どうやら本当に同じエンジンらしいと妙に感心する一幕であった。
ニュルブルクリンクでの最大の見所はアロンソとミヒャエルの2度のピットイン。郷秋<Gauche>は1度目で順位が逆転すると見ていたが予想は見事にはずれ勝負がついたのは2度目のピットインとなった。惜しむらくはコース上での決着ではなかったことか。
トップグループ以外に目を向けると、レース中盤にビルヌーブ、フィジケラ、モントーヤの3台が隊列を組んで走行していたのが興味深かった。1997年のワールド・チャンピョンを先頭にトップチームのセカンド・ドライバーが入賞圏外の順位で延々とパレードを続ける様はF1の厳しさを伝えるのに十分であった。粘り強く走ってこそのリザルトであるとは言え、あの走りでは表彰台は遠い。
開幕戦以来結果を残せないでいた“スーパールーキー”ニコ・ロズベルクがエンジン交換によるグリッド降格、最後尾からのスタートであったにもかかわらず粘り強い走りで7番手フィニッシュ。1ストップかと思わせるほど2度目のピットストップを遅らせる作戦が功を奏したようである。
次戦スペインGPは1週間後。2度目のピットストップ以降は無理をせず母国GPのためにエンジンを温存したと冷静に語る若きチャンピョンと歴戦の王者ミヒャエルとの一騎打ち、第3戦目を楽しみにしたい。
今日の一枚は、目覚めのとき。
[ 撮影 : 福島県郡山市湖南地区 ]
<ヨーロッパGP決勝レースの結果>
1位:ミヒャエル・シューマッハ / フェラーリ / Q2/ FL1 / BS
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー / Q1 / FL3 / MI
3位:フェリペ・マッサ フェラーリ / フェラーリ / Q3 / FL5 / BS
4位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデセ / Q5 / FL2 / MI
5位:ルーベンス・バリチェロ / ホンダ / Q4 / FL9 / MI
6位:ジャン-カルロ・フィジケラ / ルノー / Q11 / FL4 / MI
7位:ニコ・ロズベルク / ウイリアムズ / Q22 / FL7 / BS
8位:ジャック・ビルヌーブ / BMW / Q8 / FL12 / MI
Qnは予選順位、FLnはレース中のファステストラップ順位
BSはブリヂストン、MIはミシュラン。
予選順位、ファステストラップタイム順位を見れば、1~4位については順当な結果であることがわかる。バリチェロはスタート直後に順位を落としたが、決して速くはないがマシンをコンスタントに周回させ、ホンダ移籍後2度目の入賞、第3戦の7位を上回る5位でフィニッシュしている。
僚友バトンは28周目にエンジントラブルでリタイヤ。同じエンジンを搭載するSAF1のモンタニーもエンジンが原因でリタイヤ。同じエンジンとは伝えられていたが、どうやら本当に同じエンジンらしいと妙に感心する一幕であった。
ニュルブルクリンクでの最大の見所はアロンソとミヒャエルの2度のピットイン。郷秋<Gauche>は1度目で順位が逆転すると見ていたが予想は見事にはずれ勝負がついたのは2度目のピットインとなった。惜しむらくはコース上での決着ではなかったことか。
トップグループ以外に目を向けると、レース中盤にビルヌーブ、フィジケラ、モントーヤの3台が隊列を組んで走行していたのが興味深かった。1997年のワールド・チャンピョンを先頭にトップチームのセカンド・ドライバーが入賞圏外の順位で延々とパレードを続ける様はF1の厳しさを伝えるのに十分であった。粘り強く走ってこそのリザルトであるとは言え、あの走りでは表彰台は遠い。
開幕戦以来結果を残せないでいた“スーパールーキー”ニコ・ロズベルクがエンジン交換によるグリッド降格、最後尾からのスタートであったにもかかわらず粘り強い走りで7番手フィニッシュ。1ストップかと思わせるほど2度目のピットストップを遅らせる作戦が功を奏したようである。
次戦スペインGPは1週間後。2度目のピットストップ以降は無理をせず母国GPのためにエンジンを温存したと冷静に語る若きチャンピョンと歴戦の王者ミヒャエルとの一騎打ち、第3戦目を楽しみにしたい。
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[ 撮影 : 福島県郡山市湖南地区 ]
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