月見草

月見草(ツキミソウ)
学名:Oenothera tetraptera
マツヨイグサ(オエノセラ)属
 月見草が咲きだしました。昨年採取した種は2週間前に蒔いてようやく芽が出始めたところですが、昨年の株から出てきた芽(月見草は二年草です)が伸びて早くも花をつけています。月見草についてはちょうど1年前にも書きましたのでご記憶の方もおいでかもしれません。

 「えっ?月見草は夏に咲く黄色い花ではないのですか?」とおっしゃる方も多いことかと思いますが、これが本当の月見草です。多くの方が、同じ時期に道端や荒地に咲く黄色い花、マツヨイグサあるいはオオマツヨイグサをツキミソウだと勘違いされており、一般的にツキミソウと言えばマツヨイグサあるいはオオマツヨイグサを指すことが多いようですが、これは誤りです。原因の多くは、あの太宰治にあるようです。詳しくはこちらをクリックして昨年書いた記事をご覧ください。

 今日の横浜の山の手(の奥の奥)は久しぶりの快晴でしたが、4時過ぎからにわかにかき曇り大粒の雨が落ちてきました。でもそれも1時間ほどのことでそのあとには久しぶりの虹の登場で大いに得をした気分の今日の郷秋<Gauche>でした。

 雨が降り出す時に暗くなったのを夕暮れ時と勘違いしたのか、早々と咲き出した月見草が今日の一枚。去年採取した種がまだ少しだけ残っています。プランターでもOK! まだ間に合いますよ。ご連絡は下記まで!

※種の配布は終了いたしました。

 月見草についての説明・育て方については資料(PDFファイル)をご用意いたしましたのでこちらをクリックしてご覧ください。

PDFファイルをご覧頂くためにはAdobe Readerが必要です。お持ちでない方は上のロゴをクリックしてダウンロードしてからご覧ください。

 以上、「本物の月見草を絶滅から守る会」の郷秋でした。

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