「さがみはら版」はいつ?

 またしても神奈川新聞ネタである。全国紙ならば、全国共通のニュースのページの他に、地元である都道府県のニュースをまとめたページがある。地方紙である神奈川新聞の場合には「地域のページ」、つまり「よこはま地域」と「かわさき地域」のページがある。ここで云う地域はそれぞれ横浜市と川崎市を指し、その行政区内でのニュースが掲載される。

 ここで問題なのは横浜市と川崎市とが神奈川県内の「大都市」であるから単独の1ページが割かれているのか、政令指定都市であるから各々に1ページが割かれているのかである。これは明らかに大都市であるからなんだな。つまり、今年(2010年)4月1日に政令指定都市に移行した相模原市は1ページをもらえず、相模原市のニュースは横浜市と川崎市を除く県内全域を対象とした「地域のページ」に掲載されているのである。

 相模原市は今年4月1日に神奈川県内3番目の政令指定都市となった(ちなみに一つの道府県で政令指定都市が3つあるのは神奈川県だけである)。郷秋<Gauche>は、それと同時に神奈川新聞の1ページが割り当てられるものと思っていたがそうはならなかった。

3市の人口は次の通りである。横浜市3,680,267人、川崎市1,419,234人、相模原市713,918人(2010年6月1日現在、神奈川のHPによる)。川崎市の人口は横浜市の4割弱であり、相模原市の人口は川崎市の5割強。川崎、相模原を合わせた人口は2,133,152人となり横浜市の人口の6割弱となる。

ここで郷秋<Gauche>から神奈川新聞に提案する。半ページ程の「さがみはら地域」のページを新設しなさい。それが無理ならこれまで1ページを使っていた「かわさき地域」のページを分割して半分を「さがみはら地域」のページとしなさい(提案といいながら云い方が命令調だ)。

 10年来神奈川新聞を読んでいていつも気になっていたのは、川崎市内でのニュースだけがやけに細々(こまごま)と掲載されていることであった。理由は簡単で、横浜市の4割弱の人口の川崎市に横浜市と同じ紙面が割り当てられていたからである。この理屈を当てはめれば、相模原市に対して川崎市と同じ紙面が割り当てられても良いはずだし、川崎と相模原を合わせて1ページとして良いはずで、それでも横浜市との人口比を考えれば十分な紙面と云える。


 今日の一枚は、トマト畑で午睡する猫。ここ暫く、気温は30度にはならないものの異常に高い湿度で不快な日が続いている。この蒸し暑さに音を上げているのはどうやら人間ばかりではないらしい。猫は温かいとこ、涼しいところをちゃんと知っており、自分が一番過ごし易い場所を探して移動する。猫は自由「人」なのである。まっこと羨ましい。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )