唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
写真展出品作品紹介(5)
6月15日(火)から7月11日(日)まで、相模原市橋本のカフェ・コレット(JR横浜線&京王相模原線相模原駅南口)で開催いたしました小さな写真展で展示した作品全12点の紹介、5日目です。
タイトル:冬晴れ間
撮影場所:福島県郡山市三穂田町
カメラ:Nikon D300
レンズ:SIGMA 10-20mmD 1.4-5.6 DC HSM
展示期間:前期(6/15-6/27)
2年前の正月三日に撮った作品です。福島県は47都道府県の中では3番目に広く、地理的には山岳部、盆地、海岸沿いと大きく三つに分かれ、気候も言葉、県民性もそれぞれです。この三つの地方は県西部の山岳地帯が「会津地方」、中央部を南北に伸びる盆地を「中通り」、そして県東部の海側を「浜通り」と呼ばれ、天気予報もこの3地方毎に出されます。
郡山市は中通り地方の中心で気候的には会津地方と浜通りの中間。夏は盆地特有の暑さ、そして冬の間は会津地方の雪と浜通りの乾燥した晴天が交互にやってきます。その郡山の中でも会津との境にある奥羽山脈の麓の三穂田地区では、郡山市街地では雪がなくてもご覧のような銀世界となります。郷秋<Gauche>は実家に帰るたびにこの三穂田地区に写真を撮りに行きますが、正月の雪景色、春の田植え、夏の青田とその度に違った表情を見せてくれます。
写真中央の裸木の下に赤い腹掛けをし、帽子を被ったお地蔵さんがいるのにお気づきでしょうか。この赤い腹掛けと帽子が盆と正月の前には必ず新調されているのです。近くのに地蔵守のお宅でもあるのでしょうか。あたり一面の水田地帯ですがこのようにところどころにお地蔵さんや小さなお社があり、それが景色のアクセントになっています。
フィルムサイズ(35mm)換算で15mmと云う、人の視角(視野角度)の倍以上の画角を持つ超広角レンズを使って裸木を中心に雪を被った水田とわずかな晴間そして広い空の半分を覆う雲の表情を狙った作品です。
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タイトル:冬晴れ間
撮影場所:福島県郡山市三穂田町
カメラ:Nikon D300
レンズ:SIGMA 10-20mmD 1.4-5.6 DC HSM
展示期間:前期(6/15-6/27)
2年前の正月三日に撮った作品です。福島県は47都道府県の中では3番目に広く、地理的には山岳部、盆地、海岸沿いと大きく三つに分かれ、気候も言葉、県民性もそれぞれです。この三つの地方は県西部の山岳地帯が「会津地方」、中央部を南北に伸びる盆地を「中通り」、そして県東部の海側を「浜通り」と呼ばれ、天気予報もこの3地方毎に出されます。
郡山市は中通り地方の中心で気候的には会津地方と浜通りの中間。夏は盆地特有の暑さ、そして冬の間は会津地方の雪と浜通りの乾燥した晴天が交互にやってきます。その郡山の中でも会津との境にある奥羽山脈の麓の三穂田地区では、郡山市街地では雪がなくてもご覧のような銀世界となります。郷秋<Gauche>は実家に帰るたびにこの三穂田地区に写真を撮りに行きますが、正月の雪景色、春の田植え、夏の青田とその度に違った表情を見せてくれます。
写真中央の裸木の下に赤い腹掛けをし、帽子を被ったお地蔵さんがいるのにお気づきでしょうか。この赤い腹掛けと帽子が盆と正月の前には必ず新調されているのです。近くのに地蔵守のお宅でもあるのでしょうか。あたり一面の水田地帯ですがこのようにところどころにお地蔵さんや小さなお社があり、それが景色のアクセントになっています。
フィルムサイズ(35mm)換算で15mmと云う、人の視角(視野角度)の倍以上の画角を持つ超広角レンズを使って裸木を中心に雪を被った水田とわずかな晴間そして広い空の半分を覆う雲の表情を狙った作品です。
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