デジタルカメラ、5,980円

 中古でない。「トイカメラ」でもない。1000万画素、3インチ液晶モニター、光学3倍ズーム、手振れ補正や顔検出機能もついている、いまどきの極一般的なスペックのコンパクトタイプのデジタルカメラが5,980円で販売されているのである。

 販売しているのはDPE(デジタル時代になってもこの言葉が通用しているのが不思議だ)の大手チェーンのパレットプラザ。デジタルカメラ時代になり落ち込んだ売り上げだが、廉価な自社ブランドのカメラを売り出し、購入後1年間はプリント代を20%引きにするなどして需要を喚起しようと云う作戦らしい。

 しかし、いくらなんでも5,980円じゃ赤字だろうと思いきや、同社の社長は、既存のメーカーより更に安くしたわけだから「利益は大して出ない」とコメントしているらしいから、少なくてもちゃんと利益は出ているようである。恐ろしい時代になったものだ。ちなみに5,980円以外にも7,980円、9,980円のモデルがあるようなので興味を持たれた方はこちらをご覧あれ


 安いものだからついつい買ってしまうコンパクトカメラは保湿庫の奥に溜まって来る。手前からNikon COOLPIX S3、同S52、RICOH CX4、同GX200。左側のOLYMPUS EP-2は比較用。「コンパクト」にしては大柄なCX4やGX200と比較してもやはり一回り以上は大きい。なんだか酷い色合いなのはご愛嬌(^^;
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