海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

強制給餌・・・

2017年10月03日 22時59分07秒 | かめず
先月の孵化仔のほうの成長記録で少し触れましたが・・・

先月中旬から、孵化仔の強制給餌を開始しています。




左:16ちゃご21号  右:17くう2号



我が家では、誕生後は単独プラケ生活で、食餌量の増加と排泄を確認してから、
他の孵化仔と合流してもらうことにしており、これまでの経験では、
ヘルマンで10日から半月ほど、マルギはもう少し遅い傾向がありましたが・・・

7/13に誕生した17くう2号、早い段階から食餌を齧った形跡はあるものの、
一向に食餌量が増えず、、、

それでも一月ほど経って、次の2ndクラッチの孵化仔たちの単独生活を終える頃、
何とか小さな排泄物を何度か確認して、ちょっと早いような気もしましたが、
合流に踏み切っていました。




17くう2号


・・・が、それから約一月、20g弱の体重が増える気配はなく、、、

朝は早くから餌場にやって来て、食餌に必死に齧り付こうとはしていますが、
その口の開きは小さく、葉っぱを力強く噛み千切ることが出来ないような・・・


少しづつは齧っていますが、どうやら顎の力が、あまりに弱いようです。







昨年のぺりぃ(16ちゃご14号)の記憶が甦ってきて、気温が下がる前に、
手遅れになる前にと、強制給餌を開始することにしました。

如何にケージを保温しているとはいえ、冬場の活性・代謝の低下はありますし、
朝の室温が上がり切らないかめ部屋での給餌中、小さな孵化仔の活性を保つことは、
容易ではありません、、、

孵化仔の体力が落ちる前にと・・・





今回は孵化仔では初めての試み、チューブを孵化仔の口から挿入して、
胃の中に直接食餌を注入する方法です。

液状の食餌を孵化仔を食べようとするのに合わせて投入するこれまでの方法は、
孵化仔の活性頼り、孵化仔の体力が低下してくると限界が見えてきます。

とは言え、小さな孵化仔の口を開いてチューブを挿入することは容易ではなく、
それなりの時間と根気を要してしまい、とてもではないですが、毎朝は無理、
都合がつくときに、週1~3回くらいがいいところです、、、




今日はたまたま仕事が11時からの遅出になり、先週末留守でできなかった分の
強制給餌を。。。





口内にチューブを挿入するのに手古摺り、手製の金具を用いることもありますが、
今日は何とかその前に、口を開いて給餌することが出来ました。。。




それから実はもうひと方・・・



16ちゃご21号


昨年8/24の誕生時から、甲羅の割に大きな頭部、他の仔と比べて小さな手足、
見るからに未熟と分かる姿での誕生でしたが・・・





これまでも、ぺりぃ(16ちゃご14号)・ペン(16ちゃご13号)と伴に
高栄養の強制給餌を行い、甲羅はボコボコニなってしまいましたが、
なかなか成長する気配は、、、


それに、5mmもないような浅いお湯での温浴でさえ、水を飲んでは人工呼吸で、
何とか水を吐き出させて復活したことが、7-8回あったでしょうか??

あくまで推測ですが、鼻から呼吸することが出来ないのか?
お湯の温度に驚いて、口から水を飲んでしまっているのでは??





何度も画像で確認しようとしましたが、年老いた老眼ではなかなか、、、


僅かな量なのだと思いますが、何とか自分の力で食餌を摂っていますので、
必要以上に手を出さないように、自らの力での食餌に任せていましたが、
これを機に、17くう2号と伴に強制給餌を行っています。

画像ではサイズにそれ程の差は見えませんが、その頭部の大きさ、
骨格の硬さがあり、断然給餌の手間が違っています。



これからの冷え込みが厳しくなっていく前に、確りと観察を続けて、
対応していきたいと思います。

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